ヒノキ製のオーダー品用に・・・
無垢ヒノキ材を自分で接いでご指定サイズの
20mmと分厚いヒノキ接ぎ板を作ってます。
φ(°ρ°*)チマチマ
製材してプレーナー掛けて厚みを揃えて
接ぐのにも当然、手間暇や材料コストは乗るので、
上手くバランスするか良く考えないと、逆に
コストを圧迫する事もあるので何でもかんでも
自分で接ぐって程でも無いんですけどね?
一方、コチラは・・・・
大判のチキンネット蓋も多角形組みから
ドーナツ状に切り出しまで進めてます。
・
最終的にコレはチキンネットをサンドウィッチみたいに
挟むのですが、ネットをテニスのラケットのように
ピンっと張って貼りたいので、実はドーナツ状の
部分はラケット並みに張力に耐えうるよう頑丈に
構成する必要があったりします。
β(□-□ ) フムフム
こういうモノは耐久性や平面強度は誰でも目に付き
ますが、ただ見た目が同じように作れば良いのでは
無くて、張力とか見えない所にも考慮しないとダメなの。
作った事がある人しか判らない苦労ですね。(*´σー`)
( ̄~ ̄;)ソッカァ・・
・
たまに「そんなに詳しく説明しなくてもいいんじゃない?」って
言われることもあるんだけど、消費者が深く考えずに済むのは
いいことだけど、その分、知らないと良さが分からないという
問題が出てくるんだよね。
( ̄~ ̄;)ウムム
例えば、最近のスマホや車、家電などは、実は数年前から性能が
あまり上がっていない。これって大きな問題で、技術の違いが
分からないと、見た目が良ければ性能も良くなってる筈だと
思い込んでしまうことがあるんだ。
実際には、燃費や馬力が数年前から横ばいだったり、吸引力や
冷却性能がヘタをすれば以前よりコスト削減で劣ってる事もある。
でも、その差が判らないと、目先や価格だけで満足して評価しちゃう。
まるで『裸の王様』のようにね。
以前、Amazonで超音波洗浄機の偽物が売られていたことが
あったんだけど、数千人が高評価を付けていたにも関わらず、
モーターの真ブレ振動を超音波と勘違いして、実際には超音波
振動なんか(装備されて無いので)発生して無くて、全く
超音波洗浄効果がなかったと言う実話もある。
例えば・・・・思い出したくもない牛肉偽装問題も、もし
内部告発がなければ多くの買って食ってた消費者は誰も
気付いてなかったって事だよね。
消費者が正しい評価をできないと、どれだけ良い製品を作っても
評価されないことがある。製造業界では、それが清貧の評価と
なり、全てコスト&利益に関わるから大変なんだ。
( ̄~ ̄;)ウムム
政治家の選び方も同じだね。
知識や判断力がなければ、適当に選んでしまう。
例えば、最近なんだか欲しい車がない・・・・のも当然。
大多数が性能を評価できないから、見た目だけで選ぶ傾向が出て
メーカーもコスト掛けて技術革新でゴチャゴチャ長い説明するよりも
漠然と、なんか良さそう?と思って貰える方に注力してしまう。
メカは判らないだろうけど、ここ数年のメカ&中身はホントに
ウワベばかりで技術的進歩が少なくて酷くなってたりする。
・
例えば、MDF材に木目調フィルムを貼るだけで満足するなら、
本物の木材を使う意味がなくなる。手抜きでも評価されるなら、
誰でも一生懸命作っても意味がないと感じるよね。
だから、製品の特徴や利点をきちんと伝えることが重要だと
思ってます。
写真や価格だけでは分からないことも多いから、説明をしっかり
することで価値を理解して貰えるように心掛けてます。
(*´σー`)エヘヘ