HTMLとPHPとの違い

今回、サイト運営を再開するに当たり、従来の「HTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)」とは違うアプローチ「PHP(正確にはピー・エッチ・ピー・ハイパー・テキスト・プリプロセッサー)」で構築しています。

この「PHP」 って言う「サーバー・サイド・スプリクト(サーバー側でスプリクトを実行させる)」は素晴らしいし、この方式が今後のWebのメイン形式になるであろうと思うので、独学で習得ちうです。

PHP ってのは、今までの「ホームページビルダー」や「手打ちHTML」でサイトを制作するのでは無く、PHP 言語を利用するやり方。

今までは、HTMLって言うプログラムを、いちいちテキスト・エディッタでHTML形式で直接プログラムみたいに打ち込むか?(文法やら形式が難しいです。)ホームページ・ビルダーみたいなサイト制作補助ソフト(普通に文章とか画像で作ると、裏でHTML形式に変換してくれるソフト)を使って作ります。

こういうサイトは「静的」とか言われるように、インターネットに繋ぎアクセスすれば、そのアドレス先のサーバー中に書いてあるHTML文章をブラウザ読み込んで、見ている画面にそのまま、サイトとして表示させること。

「静的=動かない」っと言う単純な意味では無く、「あらかじめ書かれたHTMLをブラウザが解読して、そのまま画面に表示させる」って言うのが、従来の静的サイトの構造でした。(どのサイトの表示中にでも右クリック→ソースの表示で書いてあるHTMLが見れますよ。)「サーバーに書いてあるのを、そのまま表示」な訳ですから、サイトで見えるページ分のHTMLファイルは同じ枚数分、全て手打ちで書いてたと言う事ですね。

その昔、ホームページ・ビルダーのような支援を使って、HTMLを判らずに書くと、思ったような画面にならなかったり、いかにも「手作り感」が出てしまったり、一見、ちゃんと表示されてるけど、裏のHTMLファイルは文法が無茶苦茶で、俗に言う「汚いHTML」に陥りやすかったですね。

15年以上前の「個人でホームページ作ろう!」みたいなブームでご他聞に漏れず、私もホームページ・ビルダーでサイトを作っていましたが、独学で徐々にHTMLを覚えていくと、制作支援ソフトのHTML変換が強引だったり重複してたり・・・(んま、当時の技術では仕方なかったのだが)そりゃあ、まあ・・・・・・汚いHTMLソースだったりした訳です。

当然、ソースが汚いと、バグが起こり易いし、何処が原因なのかも特定し難い。読み込みも遅いしSEO対策なんてのも考えもしなかった。「とりあえず表示できた」ってレベル。

んま、私は偉そうな事は言えず、HTMLは少々カジった程度ですが、法則やら形式がややこしい上に、ドンドンHTMLのバージョンが進化(世界グローバルで新しい機能追加とかで規格が変わる)して行くので、覚えるのが大変!!

どこか1つの規格が1人勝ちするか?最初から世界規格が決まっていれば、こんな事にはならなかったのでしょうが、各国、各メーカーがバラバラに独自開発してたモノが年々淘汰され、統一規格化されていくことで、どのブラウザでも、統一した新しい機能や表現が出来るようになっていって素晴らしい仕組みのですが・・・やっと覚えた古い文法が次回から使えませんとか、そもそもHTMLは各ブラウザに依存しているので、まだまだ相手のPCのブラウザや解像度によって見え方が違ったり・・・・。

それと、コーディング(プログラム)的に難しいので、どうしてもプログラマー側の主張が優先され、Webデザイナーの意図が細部まで反映されなかったり・・・・センスの良いサイトってのがナカナカ少なかったりしましたね。個人レベルで言うと「ココの隙間が気になるなぁ・・・だけど直すには難しいし、大変だなぁ・・・諦めちゃお。」っと言うように、デザイン側で妥協しちゃうって感じですね。CSSが普及してデザイン上の制約は随分解消されたけど、それでも、そのCSSを覚えて尚且つ、プログラム出来なきゃデザインを反映させる事は難しかった。

しかし、昨今、ブログが普及したお蔭で、PHP形式って言う、レンタルしたサーバー側にプログラムを常駐させて、リクエスト(ページ表示させる)した時に、PHPがサーバー側で相手のブラウザで表示できるようにHTMLを自動生成して送る形式(動的)が普及したって訳。

PHPって言う天才プログラマー君が、ファイルを上げたサーバー側に常駐してて、注文が入った(クリックした)瞬時に要求されたページを、パーツごとに組み合わせて、一瞬にしてHTMLを生成して、観覧者のブラウザに吐き出すって感じでしょうか。(初訪問でキャッシュが無かったりすると、表示に少し時間が掛かったりしますけど)

WordPressのテーマでも、HTMLをベースにするのですが、PHPファイルが大半を占めてて、直接1ページごとに書いてる訳ではない。って事だけはわかりました。

その最たるのが「ブログ形式」であり、後に発展するCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)と言うWordPressやMovable Typeのようなブログ用ソフトウェアの普及が加速したって訳。

確かに、HTMLもCSSも更にはPHPもある程度は覚えなくてはなりません。

加えて、WordPress独特のループ(無数にある過去記事から選んで来て、リクエスト表示させたりする概念)やページ階層などの仕組みも理解しなくてはなりません。

でも、私はWordPressに興味があって、このサイト(ブログ)もWordPressで作って行きます。その中でも評価したいのは、WordPress自体もオープン・ソースであり、発展し続けてる点と、HTMLより構築に時間が掛かるが、その後の更新&運営が楽な点。

さすがにブログ・レンタルサーバーみたく、全てがお膳立てされて「後は投稿するだけ」とは違い、MySQL設定とかサーバー側の設定やら、PHPを打ち込んでカスタマイズしたりと、難しい部分も多いのですが、やってみて面白いと感じてます。

よく、PHPやCSSやHTMLに自分が詳しいからって無理やり駆使したようなサイトもありますが・・・私は、あんまりド派手な演出やグリグリ動きまくるヘンテコなサイト(ブログ)では無く、見た目は、HTMLで書いたような「静的」(実際は、PHP形式なので「動的」なのですが・・)な運営&更新しやすいサイトに出来たらなぁ?って思ってます。どうなる事やら・・・。

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