いこら市に初出店

普段は実姉が経営する「apoisのオールドストリーム」で、

毎月第2日曜日に開催される「昼バル」に飲食出店しています。

また、春の真田祭りや九度山桜祭り、九度山夜市、

九度山収穫祭といった大きなイベントでも飲食ブースで

コラボ出店をしています。

しかし、工夫して在庫ロスを減らしてはいるものの、

月1回の出店ペースではガスボンベや容器が

もったいないと感じることも。

そこで、橋本市の魚市場で毎月第4日曜日に開催される

「いこら市」に、今月から毎月出店することにしました♪

「行こら」とは、地元の方言で「連れもて行こらよ」

(一緒に行こうよ)の「行こう=いこら」が由来です。

今では、なぜか同じ名前のイベント市もあるようですが、

この「いこら市」は先代がご近所さんたちと始めた

地元発のイベントだそうです。

市場の先代とは、私が実家の仕出し屋で料理長&バイヤーを

していた頃、鮮魚の仕入れでお世話になった方です。

当時、新参者だった私に、魚の目利きや競り市の基本を

丁寧に教えてくれました。

今でも思い出すと、とても懐かしい空間です。

(´~`ヾ)

昔、仕入れで通っていた懐かしい地元の市場で、

今度は私がイベント出店させていただくことになるなんて、

本当に嬉しいですね!ヽ( ´ ▽ ` )ノ

脳梗塞を乗り越えて飲食出店を始めて、

まだ一年未満ですが、ありがたいことに常連さんも増え、

毎回しっかり売り上げが上がってきています。

飲食の仕事、なかなか面白いです!

とはいえ、畑違いの脱サラとは異なり、私は元々料亭で

修行した調理師ですから、基本はもちろん、仕入れや調理、

応用といった新参者が苦労する部分については全く心配ありません。

むしろ、最近の外食産業の傾向や対策に集中し、新メニューを

どんどん増やせる環境が面白いんです。

お客さんの反応がすぐに見られるのも楽しさの一つですね。

調理で慌てることはなく、動揺もしません。( *´艸`)

これは、板前時代に段取りや手早い調理方法を

基本からしっかり叩きこまれたおかげでしょう。

グルメブームの頃には長蛇の列でもなんとか捌いていた経験が

あるので、今どれだけ繁盛してもビクともしません。

「待たせて申し訳なく思うなら、その分、手を早く動かせ」

「早く動くより無駄な動作を減らせ」

「手より頭をより早く回せ」という教えが、今でも生きています。

もちろん、木工を辞めたわけではなく、飲食出店と木工製作の

両方を続けていますので、ご安心くださいね。ヽ( ´ ▽ ` )ノ

ただ、時代の変化が早く、何か一つの職種だけで

生涯を通じてやっていける時代ではありません。

自営業ならなおさらです。

しかも私の場合、脳梗塞を患ったことで人生設計が

大きく変わりました(*´σー`)エヘヘ

自分が作ったものでお客さんが喜んでくれることが

好きなので、それが木工品でも屋台の料理でも、

スタンスは変わりません。ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ

世の中では「○○さんは○○屋さん」と固定的に

見られがちですが、今は転職も多く、複数の収入源を

持つことが得策だと感じています。

副業で稼ぎ方を分散させる方が現実的で、逆に単一業務で

毎月安定収入を得るのがどれほど難しいかもわかります。

(´~`ヾ)

今後も、どちらも頑張っていきますよん♪

端折って紹介

秋はお祭りや催し事が多いので、飲食出店も忙しい。

その上、花子(嫁)は和太鼓グループの一員でアチコチの

イベントでゲストで呼んで頂いたりで演奏に借り出される

事も多い。(私は左手首痛で結局、やむなく脱退しました)

10月~11月は、ほぼ毎週末何処かのイベントに出てます。

(´~`ヾ)

その上、同時期に紀の川手作り市や蚤の市などの展示販売

イベントが重なってるので、木工の新作も作らなきゃなんない。

なので、実姉apoisのオールドストリームの委託販売を兼ね

平日の合間にせっせと木工の新作を作ってる最中です。

色々と昭和レトロな小物木工も作り貯めているのですがぁ

こー言うテイストの違う引き出し棚や・・・

オリジナルキャラクターやオリジナルのイラストを

レーザー焼き印を施した新作も。

それから狭いニッチ隙間における細長い棚などの

新作もリーズナブルな価格帯で作ってます。

コレなんかは、リンゴ箱をリメイクした箱を

再リメイクして本棚に作り変えたり・・・

引き出し棚に入れる付属引き出し箱も、

レーザー加工を駆使したオリジナル麻の葉柄抜き

の透け透け箱なんかも新作です。

「あー?レーザー加工ね?」知らない人は全部

自動で機械がするんだろうと思うかもだけど

例えば、コレなんかも、データーをイチから

私が製作してるので数十時間は掛かってますし、

その後にテストして強度や調整を繰り返しなので

手作り同等の手間暇が掛かってます。

細工加工にφ(°ρ°*)チマチマ時間掛けてた分を今では

パソコンでデーターを( ..)φカチャカチャしてる感じで

手抜きして出来るような甘いもんじゃ無いです。

(´~`ヾ)ソーイウコト

まぁ・・・他にも多数、新作作って展示してますので

既に本番前に売り切れたりしてるのもアリですが、

ドンドン作ってますヨン♪

サギを集らせる台

えーっと・・・ディップアート(アメリカンフラワー)教室の

ご依頼で、鳥の鷺の作品を飾る為の止まり木的な台の依頼。

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース

ディップアートって聞き慣れない人も居るかも知れないけど

針金で骨格を作ってソコに透明の樹脂膜を纏わせて

お花や蝶や羽根の一枚一枚から作る鳥など、繊細な教室アート。

モノ自体のサイズが大きくても中身が空洞なので、ソコまで

重量級と言う訳でもない。

ただ、専用のアクリル製の止まり木台は2万円越えと高価。

同じ機能を持たせて木製で安く作れないか?っと言う内容。

元のアクリル製専用台を参考にほぼ同サイズで

木製で2台作った。下の台はケヤキで丸棒はタモ材です。

止まり木をT字に繋ぐのは、それほど難しく無いし

土台の円形切り出しも私には得意な加工。

ただ、そのまま木製だと、やはりある程度の重量物を

T字にたからせるとなると、木材そのままでは軽すぎて

転倒しかねない。

なので・・・・

土台は更に裏からくり抜いて、重量を稼ぐ重しに

不要になった丸ノコ刃を埋め込んでます。

最終的にガチガチに接着して蓋をするから見えないです。

ソレと、不要とは言え、何で丸ノコの廃品かと言うと、

真ん中のT字の止まり木を着脱できるように裏面から

ビス止めしたかったから。(真ん中の穴開きが必要)

コレでコストを抑えつつ、ある程度ドッシリした

安定感のある台が出来ました。こー言う時に

「そーだ。丸ノコの刃を錘に使おう」とかアイデアが

スグに出るのが私の利点。

元のアクリル専用台の4分の一で製作出来て、味気ない

プラ製より趣があって良いと大変喜んで頂けました♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ