「睡蓮鉢のメダカ蓋」タグアーカイブ

多角形組みφ(°ρ°*)チマチマ

えーっと・・・有難いことに「睡蓮鉢のチキンネット蓋」の

サイス指定多角形組みを特大1枚、中2枚のご依頼です。

ヾ(*´∀`*)ノアザース

って事で!早速、持ち出した自作の「多角形組み用定規」です。

( ´,_ゝ`)プッ

各サイズの外周&内周をコレで計算するのですがぁ・・・

この定規を使って一片の長さを割り出します。

基本は、正12角形に組むのでぇ・・・

360度割る12角=なので1角は30度です。

って事は、1辺の2角が15度の台形って事ですが

その一片の長さを計算では出しにくいので、これで

実測して正確な長さのパーツを切り出して、更に

この定規にピッタリ角度を合わせながら組んで行きます。

ホンの1度&0・5mmでもズレると合わなくなって

円板の強度が極端に落ちるので真剣に!慎重に!

φ(°ρ°*)チマチマ

コレにチキンネットをサンドウィッチして居込むので

蓋1枚に付き同じドーナツ板を2枚ずつ作って行きます。

φ(°ρ°*)チマチマ

一方、コチラは無垢ヒノキ材を接いで分厚い接ぎ板を

作ってます。

ヒノキは反りが出てるとカナリ強烈に残るので何度も

調整&規正して平板を作って行きます。

φ(°ρ°*)チマチマ

お写真を(* ´艸`)

えーっと・・・先日、東京新宿の某宿泊施設さんに送った

睡蓮鉢のメダカ蓋が無事にお手元に届き・・・

サイズぴったりで気に入って頂けたと、画像を送って貰った♪

イメージピッタリ害鳥対策が出来て喜んで頂いてます。

(*´▽`*)ウレシー♪

トコロで、製作オーダー&飲食イベント出店&ピザ窯製作と

忙しくさせて頂いてますが・・・・

悩みと言うか、どうしようかなぁ?と迷ってるのが・・・

「木工創作」以前は出店イベントに合わせて色々な新作を

作って来てたんだけど、まぁ・・・正直ムリがある。

( ̄~ ̄;)ウムム

特に木工作家として手作りイベントに出る場合、

その「手で作る」が極めて難しい。左手にチカラが

入んないから彫ったり削ったりも右手片手になっちゃう。

つーか、そうならないようにCNCやレーザーを駆使したいが

ナカナカ昔からの手作り感覚からすると、脊髄反射的に

機械や自動化を悪しき目で見られるので、抵抗が強い。

( ̄~ ̄;)ウムム

まぁ・・・手作りってのは、ある意味既製品や量販品よりも

一言で言っちゃえば精度が低くてバラツキが多い。

ソコにある種の血の通った心地よさがあるもので、

人力の器用さが一つの武器になったんだけど・・・

逆に、その私の最大の武器であった製作の速さと器用さが

失われた分、新規創作するのが実に難しくなってるの。

っで、逆に手作り主催者サイドから、より既製品っぽい出来栄えを

良しと思ってくれない事が増えてるの。

こうなると・・・NG作品が増えて、ナカナカ新作を創る意義が

薄れてるのよねぇ・・・ ( ̄~ ̄;)ウムム

新作が創れないのでは無いけど、作れるモノが物凄く限られる。

私の作風は角を丸く落とした柔らかい感じが好きなんだけど、

その角を落とすヤスリ作業もナカナカ思うように出来ないからねぇ。

(*´σー`)

作りたい欲はあるけど、製作工程上、今の私だと無理で諦める事も

増えてるし、既製品っぽい完成度だと嫌遠されるとなると・・

ソコまでして出店費払って作家としてエントリーする意味あんのかなぁ?

一方でとても喜んで頂いてるのに、一方では

「ちょっと、その作風は既製品っぽいので・・」となると、

じゃあ何か?

ワザとヘタクソに作った方が良いって事ですか?

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

って問い詰めたくなっちゃう。(* ´艸`)モゴモゴ

手作りって、そんな出来損ない作品ばかりだったり

妙な偏見だったり、メンドクセー事だったかな?

手書きイラストでもデーター化して印刷したり二次作品に

出すのが普通になってる時代に何言ってんだろ?とか思っちゃう。

メダカ蓋×2完成です。

ゴタゴタで完成予定より遅れましたが(ノД`)・゜・。スミマセン

睡蓮鉢のメダカ蓋×2枚が完成です♪(*´▽`*)

お手持ちの睡蓮鉢をご測定頂いたサイズは

外寸510mmで内寸が470mm

っと言う事は(両サイドの厚み差)鉢の縁厚みは20mmと

薄めなので・・・β(□-□ ) フムフム

ソコから逆算し蓋の外周は鉢に少し被る520mm弱の

外径とし、蓋のドーナツ状の木帯は最低限幅の50mm幅に設計。

なので、ドーナツ状の内寸(チキンネットの部分)は

内径415mmとしました。

それから鉢に被せる蓋の裏面の内寸470mm位置に

偏心ストッパーを3か所に設置。偏心してるので

クルリと回して蓋の内側にピッタリ嵌るようにアジャスト

してくださいね。

そうすると、マンホールの蓋と同じ原理で、真上にスポっ

っとは抜けるが、それ以外は外れにくいストッパーになります。

コレ文章で説明すると判り難いのですが、実際に嵌めてみると

苦肉の独自アイデアだと判って貰えると思います。

その偏心ストッパーは水に浸かりやすいパーツなので

耐水性の高い良質の硬質ウォルナット材で製作してます。

依頼者様。長らくお待たせしました。予定よりも完成が

遅れてスミマセン。OKでしたらご精算&発送に移行させて

頂きます♪

ヾ(*´∀`*)ノオマタセー♪