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完全合体!マジンガー・・・衝立?

また、アホなタイトルですが・・・・(~~;)>

やっと、以前から試作してる「バザーなどで組み立て設置できる壁」の

デモが出来ました♪(まだ・・・・試作段階だけどネ(^o^)b)

コレは「支柱」っと言うか「骨組み」ですね。

良くみると・・・こーなってます。

12mm厚のベニヤ板を、1×4(ワン・バイ・フォー)材で両側からサンドしてます。

 

これは、建築では別に珍しいやり方では無いんだけど、説明しますね。

俗に言う「2×4(ツー・バイ・フォー)」んま、ワンバイでも良いんですが・・・

施工の大きな利点と言うのが、「仕口(ホゾ)を彫らない」って事なの。

 

「仕口(ホゾ)」と言うのは、木造を建てる時に、組み合わせる木材同士に

穴と凸を作って、差し込んで組み合わせるアレ。何となく想像できるかな?

片側の木材に四角い穴を開けて・・・それに嵌る凸を作って、カンカン!差し込む

日本建築の大工さんが良くやってる繋ぎ方。アレが「仕口(ホゾ)」です。

でも、それには技術&手間&精度が要る。それを省いて効率化したのが2×4。

 

んま、2×4工法の最大の利点は外柱と内柱・・・家を「骨組みで支えるか?面で支えるか?」

ってのが従来式の日本建築と一番違うトコロなんだけど、それはさておき・・・・

大工は、棟梁が先ほどの仕口を施した、大きな木材(柱や梁)を組み合わせて

棟上しますが、2×4工法は「フレーマー」って言う専門職が2×4を組み合わせて

棟上します。

 

そのフレーマーがやってる仕口と同じやり方。2×4は一枚では使いません。

数枚を重ねて使います。例えば、3枚サンドで使うとすると、上記画像のように

真ん中の一枚を出せば、凸となり、仕口(ホゾ)ができます。(すげー簡単でしょ?)

逆に、真ん中の一枚を差し込む凸分、足りなくすれば凹ができます。

っで、繋ぐと・・・仕口加工に、ノミもカンナも要らない。大まかに言うと、凸と凹を

木材を削って作るんじゃなくて、木を重ねるときに工夫して作ってるって事です。

んま、熟練度に関係なく、安定した仕口が効率的に出来るので・・・

バカな外人でも・・・・(* ´艸`) んま、脱線は、このくらいで・・・

 

その工法を応用しています。ヨコに渡す木材には、真ん中にベニヤで凸を作って

タテの木材には、狭いベニヤを挟んで隙間を開けて、凹を作ってます。

コレを・・・・差し込むと・・・・・

こーなります。差し込んだ後は・・・

両側、そして凸を貫通させた穴に、ボルトを通して締めます。

工具要らずで、手で締められるように、蝶ネジにしてます。(* ´艸`)

っで、凸を凹に差し込んで・・・・ボルト結合すると、こんな感じ。

 

さらに・・・

タテの柱を3本建てて・・・下の横を上記のようにボルトで繋いで、

Lの字に骨組みを作ります。(角の柱だけL字で頑丈&自立します)

っで!ジャーン!!次に出たのは、針葉樹ベニヤ(12mm厚)

30cm幅ですが・・・・・

実は・・・・裏を丁番で繋いでるので、広げると60cmになります。

んで、ベニヤ表面には、等間隔にスジを彫ってシャビー白に塗ってます。

っで、先程の骨組みは・・・・・ホゾ代わりに12mm厚のベニアを挟んであったので

とーぜん、骨組みのミゾにも12mmの隙間が開いてますよね?

もー判ったかニャ?(* ´艸`) ソコに、先程のベニヤ板を差し込んで行きます。

L字の一辺が、嵌る溝を含めると・・・・180cmあります。

60cmの板が3枚で、丁度同じ180cmになるようにしてます。

上、左右ヨコのミゾに、12mm厚で作った化粧済みベニアを全て差し込んだら・・・

最後に上のヨコ渡しを!下のヨコ渡しと同じく12mmの隙間があるので、

並べて差し込んだベニヤ板の天を差し込みながら・・・タテと繋げば完成♪

おお!MOCO’Sキッチン(TV)の後ろの壁みたいなのが出来たー!!

なーんか?大道具さんのTV番組セットみたいでしょ?(* ´艸`)

 

12mm厚のベニヤ板をワンバイ材で挟んで、ホゾを簡素化し、ついでに、

12mm厚のスペーサーとして、12mm厚ベニヤを差し込む隙間を確保。

ソコにベニヤ板を嵌め込んだ!ってのがミソですね。(特許取得しようかしらん?)

 

ベニヤも折り畳み状態で30cmと持ち運びしやすく、表面にスジを彫って

下地加工して、木目を生かしてシャビーで塗れば「木板を貼った壁」に見えるってのもミソ。

 

これを連結していけば、180cmキザミで幾らでも壁を延長できますし、自立します。

今のところ、ネットで調べても、こんなバカな方法で作ってるのは無いから特許モノかも?

んま、木工&建築やってれば、誰でも思いつくレベルですが・・・・(~~;)>

 

あとは・・・窓開けたり、棚作ったりすれば、完全に独立した演出が出来ますね♪

野外出店がテント設置で終わり・・・より数段!個性が出せて出店がランクUPしますぞ?

 

コレは頑丈で、蘭ingのブース用には完成!!!・・・・なんだけど、骨組みが・・・

まだ、女性が軽々って程には・・・・少し重いので、マーケット用のは、もう少し

軽く作ろうと考案ちう。(* ´艸`)

12mm厚のベニヤ板なら、どーにでも工夫できるし(漆喰塗ったり、スリット壁にしたり・・)

左右、上下がミゾに嵌め込みなので、意外にシッカリしています。ベニヤ板を数種類

用意して、順番を組み替えたり・・・違う壁にしたり・・・なんてのも楽々です♪

 

コレで、手応えは判ったので、もっと良いものが出来そう・・・ですぞ!(^o^)b