「ツーバイフォー」タグアーカイブ

板接いでまーす(* ´艸`)

実は・・・・木製トランクのオーダーを頂いてましてぇ・・・(* ´艸`)

2013-02-14 17.10.14

ぢゃーん♪(#^o^#)

トランクの正面板用に・・・・杉板を接いでますぢゃ♪

 

フローリング&内装壁用の平ホゾ加工(凹凸で嵌め合わせる)した

杉板を、木工ボンドでガッチリ!接合ッス!(≧∇≦)b

 

前回は、トランクを作ってる最中に

木の枠組みに板を嵌めながら接着してたのですが・・・・

 

今回は、少ーし賢くなって・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

先に、板を合い嵌め結合させてから、トランクのサイズに

切り出すよーにしました。

こーすると、一枚板みたいに、しっかり完璧に直角&平行が出せるのですぢゃ♪

最初から、こーすれば良かったのねん(* ´艸`)

 

んで!木製トランクのご注文は・・・・

2013-02-14 10.31.28

オイル万華鏡の作家さんですぢゃ♪q(≧∇≦*)スゲー!

(先日、作った新バージョンで撮影してみました)

 

「こー言うサイズを○○本、収納出来るように・・・」っと

ワザワザ、ご自身の作品サンプルを送って頂きました♪

 

本来は、サンプルで実寸測定が出来るように・・・との配慮なのですが、

スンバラシイ!v(≧∇≦)v測定忘れて・・・・万華鏡を眺めてますた(* ´艸`) キレーイ♪

 

いろいろなご要望を聞かせて頂いたので・・・・

私なりに頑張らせて頂きまーす♪O(≧∇≦)Oガンバルゾー!

 

んで、もーひとつは・・・

2013-02-09 18.08.36

子供机セットの棚でやんす。(* ´艸`)

 

SPF材とは言え、これだけ幅広な無垢木板を使えば

材料コストが大幅に跳ね上がっちゃいます。”r(^^;) ポリポリ

 

以前にも少し書きましたが・・・・木板は厚みや幅広になると、

極端に材料コストが上がりますぢゃ。(´~`ヾ)

長さ2mの木板と、4mの木板なら、大体・・・そのまま倍額なんですが、

数センチ厚みが増えたり、幅広になれば・・・・ビックリするくらいUPしちゃいます。

 

っで・・・上画像の「上下分割セット棚」も、一枚モノで作ったら・・・・

思わぬ材料コストになっちゃうしぃ・・(´~`ヾ)

 

私的に・・・・男っぽいと言うか・・・かしこまり過ぎと言うか・・・・

子供机とセットなのに、落ち着き過ぎて・・・カワユスでは無いのよねぇ・・(//∇//)

 

つまりぃ・・!価格的にも「カワユスでは無い!」のですぢゃ!(*`ε´*)ノ_彡バンバン!

 

つー事でぇ・・・

幅広板では無く・・・・1×4のSPF材を、横に接ぐ事にしまーす。

 

コレやってる木工作家さんも多いけど・・・・

大抵は、SPF材同士を強力ボンドで引っ付けてるだけの

簡素な接着が殆どにゃの。(´~`ヾ)メンドーダモン

 

 

ビス留めしちゃう側面側は、それでも強度的にOKなのですが・・・

天板にも使えるよーにもしたいので・・・

2013-02-14 17.10.54

1×4のSPF材の両側面に、ホゾを彫って・・・・

2013-02-14 17.12.24

そのミゾに合うベニヤ板をピースにして・・・結合しました。

いわゆる「雇いザネ接ぎ」って接ぎ方です。(´~`ヾ)ヤルー♪

 

こーすると、圧倒的に接着面が増えて、強靭に接げるし、

中のピースが補強材としても機能するので、SPF材の反りも治せます。

 

小判型ピースの「ビスケット・ジョイント」や、ダボで繋ぐ方法もあるのですが、

専用工具も要らないし、最も簡素で、信頼できる結合方法ですぢゃ♪

 

とうとう・・・「雇いザネ接ぎ」までするように・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

木工レベルが上がってきてますが(* ´艸`)ウッシッシー♪

 

なるほど!加工は慣れないと難しいし、カナリの手間です。(*/∇\*)イヤーン

 

・・・・っが!コレで、コストダウンできるし、材料のストック種類も増えないし・・・

なんか無垢幅広板よりも、カワイイと言うか・・・・

 

シャビー色に仕上げても、ウォールナットに仕上げても・・・似合う。

そんなカワユス感がUPしますぢゃ♪(* ´艸`) セイコー♪

完全合体!マジンガー・・・衝立?

また、アホなタイトルですが・・・・(~~;)>

やっと、以前から試作してる「バザーなどで組み立て設置できる壁」の

デモが出来ました♪(まだ・・・・試作段階だけどネ(^o^)b)

コレは「支柱」っと言うか「骨組み」ですね。

良くみると・・・こーなってます。

12mm厚のベニヤ板を、1×4(ワン・バイ・フォー)材で両側からサンドしてます。

 

これは、建築では別に珍しいやり方では無いんだけど、説明しますね。

俗に言う「2×4(ツー・バイ・フォー)」んま、ワンバイでも良いんですが・・・

施工の大きな利点と言うのが、「仕口(ホゾ)を彫らない」って事なの。

 

「仕口(ホゾ)」と言うのは、木造を建てる時に、組み合わせる木材同士に

穴と凸を作って、差し込んで組み合わせるアレ。何となく想像できるかな?

片側の木材に四角い穴を開けて・・・それに嵌る凸を作って、カンカン!差し込む

日本建築の大工さんが良くやってる繋ぎ方。アレが「仕口(ホゾ)」です。

でも、それには技術&手間&精度が要る。それを省いて効率化したのが2×4。

 

んま、2×4工法の最大の利点は外柱と内柱・・・家を「骨組みで支えるか?面で支えるか?」

ってのが従来式の日本建築と一番違うトコロなんだけど、それはさておき・・・・

大工は、棟梁が先ほどの仕口を施した、大きな木材(柱や梁)を組み合わせて

棟上しますが、2×4工法は「フレーマー」って言う専門職が2×4を組み合わせて

棟上します。

 

そのフレーマーがやってる仕口と同じやり方。2×4は一枚では使いません。

数枚を重ねて使います。例えば、3枚サンドで使うとすると、上記画像のように

真ん中の一枚を出せば、凸となり、仕口(ホゾ)ができます。(すげー簡単でしょ?)

逆に、真ん中の一枚を差し込む凸分、足りなくすれば凹ができます。

っで、繋ぐと・・・仕口加工に、ノミもカンナも要らない。大まかに言うと、凸と凹を

木材を削って作るんじゃなくて、木を重ねるときに工夫して作ってるって事です。

んま、熟練度に関係なく、安定した仕口が効率的に出来るので・・・

バカな外人でも・・・・(* ´艸`) んま、脱線は、このくらいで・・・

 

その工法を応用しています。ヨコに渡す木材には、真ん中にベニヤで凸を作って

タテの木材には、狭いベニヤを挟んで隙間を開けて、凹を作ってます。

コレを・・・・差し込むと・・・・・

こーなります。差し込んだ後は・・・

両側、そして凸を貫通させた穴に、ボルトを通して締めます。

工具要らずで、手で締められるように、蝶ネジにしてます。(* ´艸`)

っで、凸を凹に差し込んで・・・・ボルト結合すると、こんな感じ。

 

さらに・・・

タテの柱を3本建てて・・・下の横を上記のようにボルトで繋いで、

Lの字に骨組みを作ります。(角の柱だけL字で頑丈&自立します)

っで!ジャーン!!次に出たのは、針葉樹ベニヤ(12mm厚)

30cm幅ですが・・・・・

実は・・・・裏を丁番で繋いでるので、広げると60cmになります。

んで、ベニヤ表面には、等間隔にスジを彫ってシャビー白に塗ってます。

っで、先程の骨組みは・・・・・ホゾ代わりに12mm厚のベニアを挟んであったので

とーぜん、骨組みのミゾにも12mmの隙間が開いてますよね?

もー判ったかニャ?(* ´艸`) ソコに、先程のベニヤ板を差し込んで行きます。

L字の一辺が、嵌る溝を含めると・・・・180cmあります。

60cmの板が3枚で、丁度同じ180cmになるようにしてます。

上、左右ヨコのミゾに、12mm厚で作った化粧済みベニアを全て差し込んだら・・・

最後に上のヨコ渡しを!下のヨコ渡しと同じく12mmの隙間があるので、

並べて差し込んだベニヤ板の天を差し込みながら・・・タテと繋げば完成♪

おお!MOCO’Sキッチン(TV)の後ろの壁みたいなのが出来たー!!

なーんか?大道具さんのTV番組セットみたいでしょ?(* ´艸`)

 

12mm厚のベニヤ板をワンバイ材で挟んで、ホゾを簡素化し、ついでに、

12mm厚のスペーサーとして、12mm厚ベニヤを差し込む隙間を確保。

ソコにベニヤ板を嵌め込んだ!ってのがミソですね。(特許取得しようかしらん?)

 

ベニヤも折り畳み状態で30cmと持ち運びしやすく、表面にスジを彫って

下地加工して、木目を生かしてシャビーで塗れば「木板を貼った壁」に見えるってのもミソ。

 

これを連結していけば、180cmキザミで幾らでも壁を延長できますし、自立します。

今のところ、ネットで調べても、こんなバカな方法で作ってるのは無いから特許モノかも?

んま、木工&建築やってれば、誰でも思いつくレベルですが・・・・(~~;)>

 

あとは・・・窓開けたり、棚作ったりすれば、完全に独立した演出が出来ますね♪

野外出店がテント設置で終わり・・・より数段!個性が出せて出店がランクUPしますぞ?

 

コレは頑丈で、蘭ingのブース用には完成!!!・・・・なんだけど、骨組みが・・・

まだ、女性が軽々って程には・・・・少し重いので、マーケット用のは、もう少し

軽く作ろうと考案ちう。(* ´艸`)

12mm厚のベニヤ板なら、どーにでも工夫できるし(漆喰塗ったり、スリット壁にしたり・・)

左右、上下がミゾに嵌め込みなので、意外にシッカリしています。ベニヤ板を数種類

用意して、順番を組み替えたり・・・違う壁にしたり・・・なんてのも楽々です♪

 

コレで、手応えは判ったので、もっと良いものが出来そう・・・ですぞ!(^o^)b

SPF材の特徴

*最近、SPFのワード検索で、ココのページがHITするようですが

「roughish.net」(私の商用ブログです)の画像やこのページに

無断で勝手にリンクを貼る無礼者が増えてます。

┐(´д`)┌

ココの記事は皆さんに読んで貰う分には良いですが、ココは

私の「商用ブログ」なので、全て画像&リンクはお断りしています。

(≧∇≦)b

引用コピペや勝手にココにリンクを貼るような業者&販売サイトは

画像や文章すら自分で用意をせず引用すると言う輩ですから、

皆さん、あんまり信用しない方が良いですよ♪(≧∇≦)bチクリ!

さぁさぁ!SPF材を買ってきましたヨ♪

他の木材と違って、ホーム・センターで誰でも安価で買えるので便利♪

 

ただ・・・・・誰に聞かなくても何の知識がなくても買えちゃうから・・・・・

タダでさえ、あまり良い木材とは言えないので、ちょっと注意する点があります。

 

「SPF材」とは、Spruce(スプルース=トウヒ)、Pine(パイン=松)、

Fir(ファー=モミの木)の頭文字をとった総称で、北米のロッキー山脈とか

カナダとか・・・・あー言う、北米のでっかい針葉樹の事です。

成長が早いので、柔らかくて木目が浅くて、とても加工性が良いです。

逆に言うと・・・・・キメが荒く、木材としての密度が低くて柔らかく、

水分を吸いやすくて、腐朽菌やシロアリ等にも、とても弱いって事なんですが・・・(~~;)>

 

(良い木材、丈夫な木材と言うのは、成長が遅いので→密度が高いので→重いので→

硬いので→耐水性や耐腐食性が高い→加工性が悪い→値段も高い。

・・・例外もありますが、大体こんな感じなので、SPF材は、その真逆ですね。)

 

建築木材の規格「2×4(ツー・バイ・フォー)」とかに良く使われていますね。

建築で使われてるから丈夫なの?って意味では無く、「外壁で守られてて、外気には

触れない」って前提なだけです。

外壁や屋根、ルーフィングや、防水&防湿シートが万全ならば・・・っと言う大前提なの。

ヒビ割れや雨漏り、シロアリや床下の通気が悪けりゃ・・・・そりゃあ相当に・・・・

杉やヒノキとは、比較にならない程に弱いですよ?

何度も言いますが、SPF材が悪いと言うより「湿気の多い日本の風土に合わない」

って事です。

カナダのような、湿気の少ない、爽やかな涼しい気候では、全く問題ない。

それと比較したら熱帯ジャングルのようなムシムシ湿度の高い地震大国の

日本に乱用するから、欠陥住宅とかが多いだけです。

 

外人さんは(悪い言い方をすると)日本建築のような高等な技術は無いので(* ´艸`)

2×4を2本合わせて4×4みたいな・・・単純な計算しかしないの(笑)

2×4が最新工法って訳でもありません。ごくフツーの単純な木材規格ですよ。

んま、使う建築側から見れば、品質は安定してるし、使いやすい規格なんですけどね・・・。

 

「北洋エゾマツ」や、「ホワイト・ウッド」なんて呼び方もします。安価な住宅の大半は、

コレだったりしますネ。

2×4や1×4と言う、建築材規格の話は、以前の記事を参考にしてくださいネ。

 

簡単に言うと「エゾ松」「ホワイト・ウッド」「スプルース」「2×4材」「SPF材」は

殆ど、同じ意味だと思って良いです。

この松属の3種類は、松と言っても・・・・日本のクネクネ曲がった枝が沢山ある盆栽の松

みたいなイメージでは無くて、どれもモミの木などのクリスマス・ツリーのような真っ直ぐな

巨木です。

S・P・Fの三種とも同じ松属で、特に似ています。樹木や木目をパッ!見ても、

とても似ているし、分布も大体は似てるので、ごちゃ混ぜになってるって感じですね。

 

ホーム・センターで買える「SPF材」。つまり「2×4材」は四面プレーナー済み。

更にボーズ加工済みで、角も丸いし手触りが良いし、KD材(強制乾燥済み)なので、

木材としての品質(サイズや木質&水分含有量)は大変、安定しています。

 

その中でも、更に選ぶ時の注意点として、つまりは「白い松」な訳で・・・・・・

「節が多い」「反りやすい」「割れやすい」「水に弱い」「松ヤニ&アクが出る」のね。

 

購入する時は

「節が少なく」「反りが少なく」「ヒビ割れていない」「野外に放置していない」

「松ヤニやアクが出ていない」モノを選びましょう。

 

「節」は見て判りますよね?少ないほうが良いです。見た目の話だけじゃ無くて、

節が多いと、「木目が変わって捻りやすい」からですヨ。

「反り」も、板の薄い面の反りでは無く、タテ方向の反り!ペラペラの「2」側では無くて

まさかのぶ厚い「4」側ですぞ?タテが反ってて真っ直ぐじゃないと・・・・・どんなに

桟を足して修正しても、直んないですヨ。(薄い「2」側だったら、多少はOKです)

特に1820mm以上の長モノになると、目視で真っ直ぐ通っているか?だけでも

確認をしましょう。側面に節があると、結構、反ってるモノですヨ。

「松ヤニ」は見て判るでしょう。酷いのは・・・・ハチミツみたいにニチャ!ニチャ出てます。

後で、どーにか出来るものでは無いし、本当に厄介なので絶対にNGです。

 

「アク」は黒っぽいシミ。塗装すると更に目立つし、表面に出てるようなのは、ペーパー掛け

くらいでは取り除けないほど!意外に深い層までアクが入ってて、さらに、後からドンドンと

黒染みが滲み出てきます。ですが、ペンキで塗ってしまうなら問題ないのでOKです。

 

「ヒビ割れ」は木目が白くて・・・・見難いですが、あるとドンドン裂けてきます。

見えていない部分まで木目に沿って割れてくるので、絶対にNGです。

「野外放置」「水濡れ」は論外。あと、大量生産で製材過程が雑なので、打撃痕とか

引っ掛けた跡、欠けがあったりします。表面のプレーナーが逆目で妙に波打ってたり、

(プレーナーの回転刃で)エグレてるのも、稀にあります。

SPF材の殆どが、外周付近の「白身」や樹皮に近い「辺材」です。樹皮側過ぎて、

「丸み」がカブっちゃってる場合も有ります。裏表をしっかり確認しましょう。

 

「痩せ」「ヒケ」・・・・手で表面を触って、妙に木目状に凸凹してるものは、「お店番」が

長くて乾き過ぎ。水分含有量が少なすぎで、加工過程でドンドン毛羽立ってきますヨ。

 

あんまり、ホーム・センターでSPF材を一本ずつ選り好みなんて・・・・

恥ずかしくてナカナカ出来難いでしょうけど、同じ値段なら・・・

んね?・・・出来るだけ状態のいい物を選びましょうね。(#^0^#)

大量に積んであっても、50本中・・・10本くらいしかマトモじゃないロットもありますから。

 

んま、「広告の品!!」以外は、何処のホームセンターにも置いてるだろうし・・・

値段も大差ない規格モノですから、どーしてもソコに良いのが無かったら・・・・

諦めて、違う店で選びましょう(笑)

 

経験から言うと、大量に木材が良く売れてるホーム・センターは、(コーナ○PROとか、

パワー○メリなど)商品回転率が良いし、それだけ(同じように見えても)大工さんが

御用達!!だからなのか?SPF材に限らず、木材全般の品質も良かったりしますよ。