「木工工具類」カテゴリーアーカイブ

昇降機構の故障(ノД`)・゜・。

えーっと・・・建築案件を進めつつも・・・

木工オーダー&新作も進めて行かなきゃならん!

(≧∇≦)bソーダソーダ!

っで、いつものように私ご自慢のテーブルソーを

動かして作業してると・・・あれ?

( ̄~ ̄;)ウムム

いつもよりも回転刃を昇降させるハンドルが

やけに重い(*´д`*)ウーン

実は少し前から、この症状は出てたのですがぁ・・・

┐(´д`)┌イキサツ

以前に昇降ウォームギアの斜歯の噛み合いが悪く、

減ってギアが噛み合わなくなったので・・・

自力でギア歯を補修溶接で修理したのね?

β(□-□ ) フムフム

っで、その時に書いたと思うんだけど、ある程度の

硬度の溶接を施したせいで(受け硬度が硬すぎて)

今度は出力側のウォームギアに負担が掛かり、

いずれはウォームギアの歯が壊れるかもね?・・っと

それが・・・・今。

( ´,_ゝ`)プッ

コレがハンドルからの入力を伝えるウォームギア。

んね?ものの見事にガリガリに削れちゃってる。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

ただ・・・・とても厄介なのは、普通壊れたら

メーカー部品を取り寄せて交換すればOKだけど

既にココのメーカーは廃業で無くなっちゃってる。

中国生産の米製だしアフターサービスなんてのは

期待できない。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

少し話が脱線しますが・・・ベアリングの時にも

書きましたが、日本の工業製品の殆どには工業規格が

あって、それぞれの分野にある程度の寸法や精度の

品質規格があるのね?

うーん・・・モノを作った事の無い人はイメージ

し難いかも知れないけど・・・

例えば、貴方が乗ってる自動車、自転車、玄関ドア

家電製品、なんでも良いんだけど、殆どの製品部品は

自社設計製造では無くて規格部品を採用しているの。

パナソニックだろうがトヨタだろうがマキタだろうが

全てのパーツを自社で創ってるのでは無くて・・・

( ̄Д ̄;)エッ?

例えば、ギアやネジやビス、モーターやウォームギア、

ベアリング、リテーナなどの規格部品は、それぞれの

専門中小企業の部品の規格に合わせて設計して創ってるの。

β(□-□ ) フムフム

まぁ、それが中小零細が企業メーカーを支えてると

言われる由縁だし、日本の工業製品全般の評判や繁栄は

それがあっての事。

聞いた事無いような部品メーカーが、実は大手5社の

ギアを下請けてて成り立ってたり。

そもそも、それが設計上、それぞれのパーツが求める

性能に見合うように部品が選定され、それが選定しやすく

どのメーカーの部品でも流用出来るようになってるのが

工業規格。

マキタのベアリングはマキタしか合わないのでは無いし

トヨタのリテーナがトヨタでしか合わないのでは無いの。

β(□-□ ) フムフム

ただ・・・年々、下請けを子会社化したり各社専用設計の

部品も増えてるから、ホントにベアリングとかボルトなどの

単体パーツ以外は使えない事も多いです。

↑一般人はココがゴチャゴチャになってると思います。

自動車や家電の内部構成パーツのボルトもゴムもシリコンも

全部、自社製作なんて無理にゃの。

逆に言うと、昭和の時代は、その工業規格分野で世界中に

日本の中小企業の部品の採用率が高く、長く繁栄&下支えが

出来てた。だから潤ってたし日本製=高品質ってココね?

β(□-□ ) フムフム

でも、近年(賢そうでバカな合理的思考で)この要の

部品メーカーを海外に委託したり、自社工場を中国や

東南アジアに移した。これが日本興業衰退のはじまりでも

ある。色んな要素が絡むけど、結局、現状は中国は

始めこそ粗悪だったけど、急速に技術進歩し、大量供給が

可能になって・・・大いに発展し、今や世界の工場の

十八番は日本から中国に移った。だから中国が栄え、

日本が経済だけでなく技術的にも衰退してるの。

(ノД`)・゜・。

っで・・・脱線しちゃったけど、恐らく私のテーブルソーも

米製デルタ社と共通の中華OEM製造。もしかすると

海外サイトを探しまくればデルタの昇降機構と同じ部品かも

知れないし・・・・

正確に採寸すれば、日本のウォームギア製造メーカーに

特注(もしくは既存部品)で間に合うかも知れない。

β(□-□ ) フムフム高価だろうけどw

ただ・・・モーターなどの強力な入力&精度では無い

手動ハンドル機構で、言っちゃえば完璧は求めて無い。

( ´,_ゝ`)プッ

「(補修して)作れんじゃねーかなぁ?」とかw

お馬鹿な発想が出て来ちゃう訳です。

(* ´艸`)ムフフゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

つ~訳で、(現実的には不可能に近い)ウォームギアを

自力で再生修理してみようかと?

↑泥沼化確定w(* ´艸`)

バフでピカピカ(* ´艸`)

えーっと・・・バフ掛け(研磨)ってのはBuff=揉み革の意で

フェルトや柔らかい革&コンパウンド(微粒子研磨材)で

金属表面を鏡面に磨く事ね。

β(□-□ ) フムフム

定義と言うのは無いけど、基本的に「鏡面まで磨く=バフ」って

感じです。ステンレスやアルミの髪の毛ほどの細い傷仕上げは

「ヘアライン仕上げ」とか言います。

んで・・・先日のサンドブラスト実験で、

この錆びサビの汚い骨董並みの波切ばさみを・・・

サンドブラストでサビ&汚れを落とした後ね?

因みに、このざらざら状態を「梨地」って言いますね。

っで・・・このままでは、余計に錆びるので

(´~`ヾ)ソッカァ・・

バフ掛け仕上げした。って訳(* ´艸`)ピカピカ

これは鉄製なので、アルミやステンレスほども

綺麗に鏡面になり難くコレが手磨きの限界。

もっと細かいコンパウンドで時間を掛ければ

ビカビカになるけど、どちらかと言うと包丁のように

平面がシッカリ出ていないと鉄は鏡面に見えにくいね。

んま、ココまで磨いてオイル塗布しておけば

錆びません。んま、使わなきゃ工具じゃ無いので(* ´艸`)

また錆びたら施そうかな?って感じですね。

(´~`ヾ)ニャハハ

一方、コチラはたまに出番があるモンキーレンチ。

本来は工具的にモンキー=自在サイズを使うよりも

ボルトに合ったレンチを使うのが正しい(整備的に

言うとモンキーは邪道らしい)んだけど・・・・

どちらかとインチサイズとか、手持ちに無い大きな

ナットを回すから、私は結構使ってます。

(´~`ヾ)ユルシテ♪

んで、ちょっと調整ダイヤルが固くなってきたから

メンテナンスを。

カシメを外すと、こーなってます。

単純な構造ですが、ダイヤルになってるトコロが

そのままラック&ピニオンギアになってるので

バックラッシュ軽減の為にスプリングが入ってますね。

逆に言うと、構造上ココのギアを直接、手で触るような

モノなので、錆びやすく引っ掛かりが出やすい。

β(□-□ ) フムフム

撮影し忘れたけどwゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

サンドブラスト→各部研磨→平面出し→再塗装で

仕上げた。ホントは銀と赤にしてたけど、

手触りが悪いので黒に塗ったw(* ´艸`)テキトー

これまた画像に無いけど、モンキーは合口の角度が

ピッタリ合ってこそ!なので、合口調整も施してます。

(≧∇≦)bピタッ!

いよいよ、梅雨っぽくなってますが、湿度が高くなる前に

施せて良かった♪湿度が高いと磨いてる直後から錆びて

来ちゃいますからね。(´~`ヾ)

ブラストBOX(≧∇≦)b

えーっと・・・先日からφ(°ρ°*)チマチマ製作を進めてる・・

「サンドブラスト」の密閉BOX(≧∇≦)b

下部の集砂ロートの上に密閉BOXを製作(≧∇≦)b

BOXの内寸はD450×H700×W900と大容量♪

ポケバイ程度なら1台丸ごと入りそうなサイズ。

(* ´艸`)イレナイケドw

透明ポリカーボネート付きの正面扉を開けて

大きなモノでも丸ごと入るように♪

手前の2つの穴はゴム手袋を入れる作業穴。

作業高さは800だったんだけど、狭いスペースだから

エアコンプレッサーの上に置きたいので・・・

私の身長に合うように嵩上げの下駄を履かせてます。

(´~`ヾ)

下のロート部分も下に受け皿と密閉蓋が必要ですね。

んで、この内部の境目に網を置いて吹き付ける作業台と

するので、まだまだ内部の構成も残ってますがぁ

(*´д`*)フゥ

大まかの構成は出来ました♪ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

蓋部分もシッカリ密閉出来る工夫が必要です。

それと最上部には内圧を逃がす換気ファンを装備。

(* ´艸`)スススーッ♪

正面のポリカーボネートもブラストで傷が付くと

曇っちゃうので、この内側にもう一枚交換できる

透明フィルムを貼る予定。

内部照明とか、換気ファンのエアフィルター機構や

エアホースの取り入れ口も必要ですね。

(´~`ヾ)タハハ

まぁ・・・まだ作り込みは必要ですが、本当なら

割と高価な大型ブラストキャビネットが自作出来ました♪

あとは・・・

色だなぁ?何色にしようかなぁ?(* ´艸`)ムフフ