月別アーカイブ: 2012年8月

木製円テーブルの作り方

先日から「円テーブルって作れますか?」っとリクエストがありました。

う~ん・・・・丸テーブルってカワイイんだけど、実際は実用面積が狭くて

使い勝手は、あまり良くないんだけどね・・・・(~~;)>

 

近年、木工では造作し難い「グニャグニャの曲線造形」が増えてますが(笑)

そんな技術は、私にはありません。(~~;)つーか、最新のバカ高いCPU制御の工作機械なら

楽勝なんですが・・・そんなモンも無いし、シコシコ作る技術も両方とも無いですぅ。

 

ですが!!丸テーブル&丸椅子ってのは、単純にカワイイ!!

 

DIY木工にチャレンジしてる人も、ソコソコ作れるようになると、「いつかはやってみたい」

なーんて思っちゃいます。

 

円テーブル&円椅子で肝心と言うか・・・難しいのが「円形の天板」ですね。

パイン合板の既製品なら、ホーム・センターでも売ってますが、

ビックリするくらいに高価です。

(直径90cmの丸天板(18mm厚)で約¥8000くらいですね。)

 

DIYしてみよう!っと思っても、技術やジグソー(電気ノコギリ)が必要?

とか思っちゃうと思います。

 

でも!でも!難しいとされる円盤カットですが・・・意外に簡単だったりします。

ジグソーも使いません。電動丸ノコだけで切れちゃいます。(* ´艸`)

 

私もジグソーを持ってますが、結局、円の印に合わせてジグソーで切るだけで

完全な真円は無理ですし、ジグソーだと木材に厚みがあると・・・刃が負けて

逆に切り難かったり、時間が掛かったりしますから・・・私は丸ノコだけで切ります。

あー!でも、このやり方は、特殊で危険なので、真似る場合は自己責任で

お願いしますね?手を切り落としても責任取れませんからね?(* ´艸`)

 

先ず「あー!そろそろ丸ノコの刃を換えなきゃ切れネーや・・」ってクタビレた刃の

電動丸ノコを用意します。(この切り方は、刃が痛んじゃうのよ)

次に、作りたい大きさの天板を用意します。

今回、私は、たまたま杉板を接ぎ合わせてますが、別に裏から木で数枚の板を

繋いだだけの天板でも、パイン合板でも何でもOKですよ。

 

んで、円テーブルの中心点を印します。

それから、必要な直径の半分(半径)の木の棒を用意して、円を書きます。

例えば、直径70cmの丸なら、木の棒の端から半径の35cmの位置に釘を

打って、コンパスみたいに木の端に鉛筆を沿わせればOKですね。

 

えー?丸ノコで切れるの???っと思っちゃう人も居ると思うので、簡単な解説。

木を円形に切る時は、「電動糸鋸」や「ジグソー」をフツーは使います。

一方、電動丸ノコは「直線切り」に適してますよネ?

 

最大の違いは、丸ノコだと、「切れた後の木材」にも刃が通るって事。

だから、曲げようとすると、刃の後ろが切り終わった木に擦っちゃうから危ないのよね。

だから、おおまかに切り落としちゃいます。

そして、更に丸の印しギリギリに、ドンドン!陣取りゲームのように

カットしていけば・・・

最終的に丸にカット出来ました♪(5分掛かってないですw)

最後の方は、円の印しギリギリに合わせながら電動丸ノコで切れますよ♪

 

後は、画像に写ってるベルト・サンダーで、裏表共に切り口が

直角で、且つ曲線になるようにヤスれば、ほぼ真円に近い天板が切れました♪

 

大きい方が直径90cm(大テーブル)小さい方が直径75cm(小テーブル)

です。直径50cmくらいまでなら、この方式で無理なく切れます。

丸椅子とか小さいサイズなら・・・・糸鋸か?ジグソーで切る方が良いでしょうね。

 

んね?一見・・・無理っぽいけど、コマメに何度も切り取っていけば

実は、案外アッサリと・・・・円って切れちゃうモンなんです。

 

さてさて・・・・丸天板が出来れば、後は脚を用意すれば、丸テーブルが

作れますね♪中心脚より、四方脚の方がカワイイし、安定するし・・・

完成したら、また載せますので、お楽しみにぃ♪(* ´艸`)

 

窓らしくなりました。

昨日に続いて・・・窓の装飾をしました。

んね?良い感じで窓らしくなったでしょ?(#^o^#)

小さい方(サイズ450×450)の窓には、ワイヤー・アート風に

番線(なまし鉄線)を手曲げして作ってみました。

溶接しても良かったんだけど、簡単にワイヤー同士を

細い鉄線で縛って固定してまふ。(* ´艸`)

大きい方(450×650)の窓は、窓らしく扉をつけました。

丁番つけて、一応、開閉できますよ♪

 

こーなってくると・・・・・

もっと部屋っぽく・・・したくなってきますよね?(* ´艸`)

っで!「床」を貼りました♪

なーんてのは冗談で、床に「床らしいモノ」を敷いただけです。(* ´艸`)

でもでも!本物の木板の床っぽいでしょ?この展示ブースでは、商品をそのまま

展示ディスプレイして販売するので、そのまま床に商品を置くのは嫌だし・・・

何より、ココまで壁をやって、床がそのまま・・・ってのも変なので・・・(^^;)

 

実は、この床も針葉樹ベニヤ板で、それっぽく作ってる・・・・だけです。

この展示ブースは「組み立て式」の試作を兼ねているので、

全てを組み立てやすくする為に、随所に「木板を貼った壁や床っぽいのに・・・

実はベニヤ板ですぅ(* ´艸`) 」ってのが多いです。

 

野地板なら、繋がなきゃいけないし、厚みが必要&繋ぐ木材が必要なので、

プレーナー等の表面処理の手間抜きで考えても、同じ程度の単価・・・・

ベニヤ板なら、持ち運びも簡単だし、厚み&乾燥の品質も安定してるので優勢ですね。

 

では、どうやって作ってるのか?っと言うと・・・

先ず、針葉樹ベニヤは、床の下地として貼った上に、フローリングとか貼るので・・・

化粧ベニヤの類では無く、下地用ベニヤです。

なので、シナベニヤとかの化粧材では無いので、「表側に刻印」があります。

(他の化粧に使えるベニヤ板なら、フツーは裏側に刻印があります。)

だから、表を素地や木目を生かすなら、刻印が邪魔なので、ペーパー掛けして

削って消します。(漂白剤でも消せますが削る方が早いので・・・)

焼印じゃ無くて、ただのスタンプなのでスグに消せますね。

っで、表面に電動丸ノコやリーマーなどで等間隔に、浅くミゾを彫ります。

例えば150mm間隔で6等分とか、101mm間隔で9等分とかですね。

その後に下地処理をして、キシラデコールのウォールナットを塗って、

滲み込んだら(乾く前に)拭き取ると、しっとりとした質感のつや消しに

仕上がります。んね?もう、木板を並べた床にしか見えないでしょ?(* ´艸`)

ベニヤ板なので、必然的に木目も揃うので、キレイだし、圧倒的に!

持ち運びに適してます。今回も、床に単にコレを並べて敷いただけです。

 

なんか、アイデア工作みたくなってますが・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

これらの試作品を、更に軽量&簡単&便利に改良して、市販化出来ないかなぁ?

なーんて思ってます。

この方式なら、ありきたりなテント出店でも、自分のお店の雰囲気が作れますし、

店舗でも「この一角だけ・・・シーズン中だけ模様替え」みたいな使い方が

出来るんじゃないかなぁ?

ピンクの壁にしたり・・・プロヴァンス風にしたり・・・ログ・ハウス風にしたり・・・

しっくい調にしたり・・・薄型のレンガを貼った南イタリアの風景っぽいのも・・・

ベニヤ板に装飾するだけなので、オリジナルで色々作れそうですゾ?

「こんな雰囲気で作って!」ってご依頼も承りますよ♪(#^o^#)

 

大半を針葉樹ベニヤを使ってコストを抑え目に・・・だけど、作りこめば

一見、ベニヤ板とは思えない良い雰囲気が演出できますよね?

 

興味&ご希望の方は、コメント&私のメアドに直接メール下さいネ♪(^o^)/

チョーシに乗って、窓開けですw

先日の「完全合体マジンガー・・・」ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

ですが、チョーシに乗って、今度は窓を開けます!

バコーン!とレーザービームで・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

嘘うそ!(* ´艸`) ちゃんと一旦バラして、電動マルノコでカットしました。

 

えーっと・・・・悩むのはココから。

そもそも、コレは組み立て式なのです。なので、ベニヤ板も折り畳み出来ます。

つー事は、開けた穴に窓枠を留めちゃうと、ベニヤ板は折り畳み分解できない・・・。

・・・・・だ・か・ら!窓枠も取り外し式にします。(* ´艸`)

こーやって、ケーシング枠みたいに、表と裏の窓枠を作って、

片側に凸を付ければ、ベニヤ板の壁を挟み込んで・・・しかも脱着式の固定が出来ます。

組み立て式パーテーションの裏側です。実はミント・グリーンに塗ってます。

裏から見た時に、家の外側壁のように見えるかと?(* ´艸`) ニクイね!

これで窓枠は、表からも裏から見ても窓枠に見えるし、しかも脱着出来ます♪

うんうん!バッチリですネ♪(#^o^#)

後は、窓枠をウォールナットに塗ったり、窓扉をつけたり・・・

色々アレンジ出来るので、ワクワクしますネ♪o(^o^)o

 

そそ!窓が出来たって事は・・・出窓が作れますネ♪

出窓と言えば、シェルフ!そーだ!ご要望の多い「シェルフ」も作りますヨ~♪(^o^)/