えーっと・・・昨日、失敗で大惨敗に終わった
ジアゾ感光剤による「シルクスクリーン」のテスト実験。
(≧∇≦)b
ワザワザ、失敗するように仕向けた感もありますがぁ(´~`ヾ)
それだけ、「何故?失敗したのか?」「どうすれば改善するか?」
が完全に対処できるようになったので、版が2枚も没になりましたが
大きな収穫です♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
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あっ!先に言っておきますが、シルクスクリーンは、製版コストが高いです。
私の場合、自分で自作してますが、それでも・・・「ジアゾ感光乳液」も
「テトロンメッシュ」も、それ自体が結構な値段がしますし、
これらを既に完成品にした「紗貼り済木枠」や感光剤まで施した
Tシャツ君などの「感光シート」だと、もっと高価です。
何度か?は失敗もしますし、一旦、版が出来上がると保存は利きますが
版が大きければ、大きい程・・・・それだけ保存場所も大変です。
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逆に言えば、最初にしっかり準備して、初期投資して、ちゃんと
本腰を入れれば、製作コストは削減できるでしょうし、何より100枚、
1000枚と刷れば刷るほど、コストが落ちる仕組み。(≧∇≦)bイェイ!
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大量にしないなら、興味本位で「試してみよう?」では・・・・・
カナリの費用が掛かる割に・・なので、お金の無駄使いですぞ?
(´~`ヾ)チューコク
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んでは(≧∇≦)b
昨日の失敗を踏まえて・・・・最初からやり直し!(≧∇≦)b
先ずは、昨日は、安価の額縁に紗を貼ってたんだけど・・・
カナリのテンションでピーン!っとシワの全くない状態で
テトロン紗を貼る必要がある事が判明。
β(□-□ ) フムフム
テンションが弱いとシワが出来て、ソコに乳剤の塗りムラや
ひいては感光硬化ムラ、また、転写印刷する時に
インクの偏りが生まれるので絶対に避けなくては! ( ̄~ ̄;)ナルヘソ
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つまり、テトロン紗を「破れてしまうんじゃねーの?」って位に
四方にピーン!っと張った状態に貼らないとダメ┐(´д`)┌
(実際に、何回か?破きましたが、女性の手のチカラでは無理です)
テニスのラケットのガットや、太鼓の張りくらいにピーン!っと。
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その為には、昨日の安価MDFの市販額縁では曲がってしまう。
木枠の厚みは、嵩張るし、そんなに要らないけど、幅が無いと
張りテンションに負けちゃうので、専用に部材を用意!(≧∇≦)b
その部材(ヒノキ)で、額縁を作ります。
四辺組は、これは・・・もう超得意なので(´~`ヾ)ソリャソーダ
パン!パン!と木工ボンドとタッカーのみで即席です。( ̄Д ̄;)エッ?
(ですが、慣れてるからだし、額縁より強固に作ってます)
ソコに、昨日の教訓を生かし、独自の手法で、思いっきり
テンションを掛けてテトロン紗をピーンと貼ります♪
今度は、大成功♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
成功&市販品は見た事無いですが(´~`ヾ)
コレで卓球のラケット代わりに使えるほど!叩くと・・・
ペィーン!っと鳴り響くピンピンの状態です♪(≧∇≦)bヨッシャ!
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次に、感光乳剤の塗り方。
本当は感光乳剤を均一に塗るには、ステンレス製の受け箱と
スキージー(平ヘラ)が一体になった「バケット」と言う専用道具が
良いのですがぁ・・・4~5千円と実に高価!(*`ε´*)ノ_彡ナンデヤネーン!
だから・・・・私は、こんなモノで代用してしまいます。 ( *´艸‘)クスクス
アルミのコの字アングル(300mm)たった400円前後です。
┐(´д`)┌メカラウロコ
右は、以前からクロス貼りで使ってる、ステンレスの平ヘラ。
んで、このアルミアングルの両端にテープを貼って塞ぐ。(≧∇≦)b
すると・・・簡易のバケットになる。( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・
これで、しっかり乳剤を乗せつつ・・・均一にシゴけます♪
んね?(≧∇≦)b「高いけど、バケットは必要」って人も居ますが
昨日、散々失敗してるので、一発OK。
塗り加減&しごき加減もバッチリ!(≧∇≦)b
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コレで、ドライヤーで乾燥させると・・・更に強度が上がり、
丁度叩くと、ドラムの「スネア」と同程度のテンションです。(≧∇≦)b
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因みに・・・今回のように細かい文字や繊細な描写を転写するなら
感光時間は短い方が良い。つまり、薄く塗って、短い時間で感光
させれば繊細描写は可能。その分、薄くて耐久性が低くなる。
( ̄~ ̄;)
逆に、大きなクッキリした文字なら、分厚い目に塗って、感光時間も
長くとって、シッカリした頑丈な版が適してます。
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「感光時間だけ」「乳剤の厚みだけ」では無くて、両方がシンクロしてる
感じだと上手く行きます。分厚くて露光が短いと、単に硬化不良ですからね?
(≧∇≦)bナルホド!
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んで、昨日は露光中は見てなかったので(´~`ヾ)
今回は(1~2分ですし)露光の時間はずーっと見てました♪
徐々にジアゾが感光硬化して行く様子が判るので・・・
「ココだ!」ってタイミング(1分弱)で止めました♪
結果!グラデーションもシッカリ抜けてくれてます(≧∇≦)bイェイ!
文字部分も「あれ?硬化不足かな?」って位でしたが、
これが絶妙なタイミングでした♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
シッカリ抜けてます。ココまで文字が細かいと、
ナカナカ洗浄が難しいです。焦らず、表→裏→表・・・
と何度も何度も・・・両面を優しく洗うのがコツ!(≧∇≦)b
最後に、さすがに、細かい文字で欠けて抜け過ぎちゃった
部分や、引っ掻いちゃった部分に爪楊枝でジアゾを塗り足し、
最後に思いっきり最終露光で固めちゃいます♪(≧∇≦)b
コレで・・・・版は完成♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
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昨日の失敗&得たノウハウのお蔭で、今回は完璧に
一発で成功♪(≧∇≦)bヤッタゼィ!
早速・・・・・ ( *´艸‘)
昨日、下敷きに使ってたボロTシャツに印刷!(≧∇≦)b
刷ってるトコロの画像は忘れましたが(´~`ヾ)
水性ペンキを版の上に垂らして・・・100円均一の
ゴムベラ(ワイパー)でスゥーっと一回引いて、戻すだけ♪
(≧∇≦)bスゲェ!
ちゃんと、ハーレーのグラデーションも前輪の細いスポークも
見事に印刷されてます♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
英字は、「読めなくもない」感じに微妙に潰れてますが、
文章としてでは無くて「英字の細かいの」として見えれば
成功なので、私的には十分OKです。(≧∇≦)bヤッタゼィ!
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恐らく、これが自家製スクリーンでは限界じゃないかなぁ?
こちらは、その辺に転がってた ( *´艸‘)カラーBOXの残骸。
ちゃんと印刷は出来てるのですがぁ・・・フラッシュ構造なので
裏に骨組みのない部分が(下が撓んで)文字が擦れましたね。(´~`ヾ)
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っとまぁ・・・(´~`ヾ)大成功!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
木枠から自作してますが(´~`ヾ)もう、ほぼ失敗し尽した感があり
全ての工程の要領&コツ&対処方法も判って、全然、
心配は無いです♪ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ
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しっかし・・・コレ!「面白れぇー! ( *´艸`)」
布地や木材だけでなく、ガラスや鏡、革なんかも面白いでしょうし、
同じ原版から塗り分け版を作れば、カラー色刷も可能!
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大きな柄は「ステンシル」小さい描写なら「ポムリエ」
もっと繊細&A4を超えるビックサイズには「シルク印刷」
と、コストや用途に合わせて、使い分け出来ますね♪(≧∇≦)b
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新聞やチラシも刷れるでしょうし、カッコイイ柄なら
何十枚でも簡単に刷れる。ヽ( ´ ▽ ` )ノワッハッハ♪
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今度は、どんな柄にしようかなぁ? ( *´艸`)とか
高価なテトロンメッシュじゃ無くて、防虫ネットで試すとか、
ジアゾの代わりにタミヤの光パテやUVレジンを代用するとか?
ワクワクして来ますね♪(≧∇≦)bオモシレェ!
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んま、明日から真面目に(≧∇≦)bゞ( ̄∇ ̄;)テ・テメェ!
オーダー品製作&来週の出店イベント商品の製作を(*´д`*)ヒィ!
頑張りますネ♪(´~`ヾ)オモロカッタ♪