えーっと・・・
オーダー品の製作も進めてるのですがぁ・・・
(コレは、4×4段の特注ポストカード薄型の基本構成)
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今日は、普段、あまり目にしない「溶接」について
(≧∇≦)b
えーっと・・・・お待たせしているオーダー品で
鉄の溶接を施さねばならんのですがぁ(´~`ヾ)
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私は元々、建築の軽天業に携わっていたので、
「薄物溶接」は、割と得意です。(≧∇≦)b
(普通は、厚モノ溶接が殆どの主流なので・・・
薄物が苦手って人の方が多かったりします。 ( *´艸‘)
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ただ・・・アングルとか、骨組みとか、割と本格的な
厚モノ溶接になって来ると ( ̄~ ̄;)逆に苦手にゃの。
(ノД`)・゜・。
薄物は俗に言う「チョン付け(ピンポイントのスポット)」
なのでぇ、そもそも母材も薄く母材の溶け込みなど、あまり
意識して来なかったのね。
┐(´д`)┌タハハ
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だが、逆に普通の厚モノ溶接は母材の溶け込み&ビート&
スラグ&スパッタ・・・
色々、注意しなきゃいけないし、一番の問題は「熱歪み」
( ̄~ ̄;)アレカ・・・
あっ!基本的な事だけど、「溶接」と、ハンダ付け&ロウ付け
とは、根本的に違います。(≧∇≦)b
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溶接と言うのは、例えば、2枚の鉄板を引っ付けたい時に、
右の鉄板(母材)左の鉄板(母材)そして溶接棒(アーク溶接)の
3つの熱い鉄がドロドロに溶けて混ざる事で合金にして引っ付けます。
β(□-□ ) フムフム
簡単に言うと、高圧の電気(アーク)や高温(ガス)などでピンポイントで
母材の鉄がドロドロに溶けた熔融池を作って、ソコで鉄を溶かし混ぜる。
冷めて固まると合金(同じ金属同士ですが)になり強靭に引っ付くって訳。
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あの、熱くて眩しいφ(°ρ°*)バチバチ!の中は、こーなってます。
(≧∇≦)bナルホド
被覆アーク溶接、TIG溶接、MAG溶接、テルミット・・・色々と
種類があるんだけど、「溶かして付ける(融接)」って事です。
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因みに・・・
ハンダ付けやロウ付けってのは、ボンドや糊、ホットメルト
(グルーガン)とかと同じで、融点の低い溶けた金属(スズや
亜鉛=ハンダ)を2枚に跨るように隙間に被せて引っ付けてるだけ。
母材(引っ付ける側)を溶かさないから、のり付けと同じで、
ハンダが溶ける熱や、強いチカラだとパカン!っと外れる。
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んで(≧∇≦)b
厚モノの溶接(融接)をシッカリ確実に施すには、
母材同士をシッカリ溶け込ませるのが重要になって来る。
なので、どうしても薄物よりも電圧も母材の温度帯も高い。
(*´д`*)アチアチ
つまり、分厚い母材をもドロドロに溶かす分だけ、高温の
時間も長いので、母材全体も高温を帯びやすく熱で歪みが出やすい。
( ̄~ ̄;)
んで、実は、密かに(仕事の合間に)ずーっと意識して
練習をしてたりします。(´~`ヾ)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
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んで、(溶接工には当たり前の事だと思いますがぁ)
(´~`ヾ)色々と練習して勉強&ノウハウも得てます。
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例えば・・・
パイプ同士の溶接では、切り口は、こー言う3次元に
カットしないとダメ。面倒なんだけど(´~`ヾ)
こーすると・・・
こーなる。(≧∇≦)bソッカァ・・・
自転車のフレームやパイプ椅子など、何気なく
日常で見えてるけど、実は、加工も溶接も実際には
見た目より遥かに難しい。
んで・・・こーなる訳です。φ(°ρ°*)バチバチ
タテのパイプに丸い穴を開けて差し込む接合もあるけど
単にパイプとパイプを繋ぎ合わせるだけでも、実際には
カナーリ面倒な切り口を作ってたりします。(≧∇≦)bヘェ!
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んで、今度はL字アングルを90度に組む場合・・・
今までは、こー言う風に45度ずつの突合せで
溶接するモノだと思ってましたが・・・( ̄Д ̄;)チガウノ?
Youtubeなどでも良く外人は、こー言う接ぎ方をする。
てっきり、45度に切るのが面倒&不器用なんだろうと ( *´艸‘)
思ってましたが・・・
(んま、本当にソレもあるんですが(´~`ヾ)
仮止めしてみると、大差ないようだけど・・・
溶接の接合面積(距離)と、歪み規制の点で大きく違う。
んで、φ(°ρ°*)バチバチ・・・・溶接してみると
(溶接痕(ビート)は既に平らに削ってます。)
そのものの強度的には、あんまり差が無い。 ( ̄~ ̄;)
だけども・・・
判り難いけど、直角定規を重ねてる外人式の接ぎ方だと、
タテとヨコに溶接ラインが入って、互いに規制し合うので、
応力(歪み)が殆ど出ないのだ!
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・
逆に45度の突合せだと、内側(鋭角)に引っ張られやすく
冶具で規制してないと、内側に歪む。(ノД`)・゜・。
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んま、(互いに打ち消し合う)真四角に組んだり、確実に
強靭に冶具でガチガチに固定してから溶接すれば、45度
突合せの方が技術的にカッコイイし、強度的にもどっちでも
変わんないと思うケド、コーナー角に溜まる応力は違う。
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例えば、私のように冶具無しでDIY溶接したり、
コの字とかヘンテコリンな形状とかだと、確実に
(ピッタリ合わせようと)45度に切り合わせた方が
逆に・・内側&上側に反り&歪み易い。ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン
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どっちが良いのでは無くて、外人もちゃんと45度に切れます。
( *´艸‘)クスクスゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
面倒だからだけじゃ無くて、ちゃんと意味があって、
要所でどちらかを使い分けるのが吉!って事です。
(≧∇≦)bナルホド
実際に自分でやってみないと判らないモノですねぇ。
( ̄~ ̄;)ウムム
また一つ、賢くなりました♪ ( *´艸‘)アハハ
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つ~訳で(≧∇≦)bカナリ上達したので、ソロソロ・・・
っと立ち上がったら「パキンっ!」( ̄Д ̄;)エッ?っと・・
(°◇°;)ゲッ!私の自動遮光面の固定バンドを踏んでしまった。
ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン
んでも、コレはプラスチック製なので・・・直せます。
( *´艸‘)クスクス( ̄Д ̄;)ソーナノ?
これも、溶接で直せるんですが、また次回にでも。(´~`ヾ)