日別アーカイブ: 2018年10月25日

ネオ水屋箪笥の構想(* ´艸`)

えーっと・・・・私はアメリカン・ビンテージや

フレンチ・シャビーやJUNKやモダンなど・・・

ジャンルを問わず色々なティストの作品も作るのですがぁ

和風&昭和レトロも好きだったりします。

(* ´艸`)ムフフ

以前、実姉apoisから譲って頂いた昭和初期と思われる

水屋箪笥(水屋=台所&水回り)(* ̄(エ) ̄*)ポワーン♪

これをリビルドしようとφ(°ρ°*)チマチマ

バラバラに分解&詳しく調べてみたのですがぁ・・・

私を含めて皆さんが思う感じとは少し違い、

①高級家具では無く庶民的で実用性什器。

そもそも炊事土間があった時代、富裕層の主が

炊事を進んでする時代背景では無い。( ̄Д ̄;)ソッカァ!

つまり、高級な部材&巧みな工作技術をふんだんに使った

高級家具ではなく(当時の庶民にとっては高価だったでしょうが)

買えないほどの高級家具とは加工&細工が違う。

②実際に現存する水屋を解体すると、経年劣化と言うより

「水回りゆえに」各部の釘錆や腐食が酷く、衛生面の劣化状態も

悪い。(簡単に言うと釘はボロボロ&ゴキブリの糞だらけです)

だから修復リビルド品が少ない訳で・・・納得です。

(´~`ヾ)

つ~訳で、解体まで進めたものの・・・・リビルド製作は断念。

┐(´д`)┌

しかーし!お蔭で内部構造や骨格組&加工方法が理解でき、

私の現代技術を駆使すれば、新規製造出来るかも?(* ´艸`)

おばあちゃんの代から大事に使うのも判るのですが

今のシステムキッチンとかよりは、もっと安価&庶民的で

優れた巧みな加工技術も使ってない、オーソドックスな

ホゾ組の骨組み骨格にケヤキや杉、松材を使ってたり・・・

って感じなのね?β(□-□ ) フムフム

それに・・・当時の収納&需要から、水屋箪笥は総じて

サイズが大きく、特に奥行きが深すぎる。

現代では400以上も出っ張る家具なんて部屋を狭くするだけ。

第一・・・・製作したトコロで送料が2万円を超える筈。

┐(´д`)┌

つ~事で・・・どうにか、どこか懐かしい(*´д`*)レトロ

あの昭和レトロな味を残しつつ・・・現代風のネオに

創れないかなぁ? ( ̄~ ̄;)って構想があって・・・・

今や・・・恐らく水屋箪笥をイチから新造できる家具職人など

引退&廃業でしょうし、昭和レトロなエイジング技術や

各部ディテールを再現するのは希少だと思います。

昔ながらの製法で作れる職人が居たとしても、驚くほど

高価でしょうし、今風のアレンジやエイジングも無理。

新規&新造でありながら、出来るだけ価格を抑えつつ・・・

使い込まれたエイジングで・・・現代風にアレンジできる

って言ったら・・・私しか居ないかも?

(* ´艸`)ニャハハ

つ~訳で・・・(≧∇≦)bイクゼッ!

密かにコツコツと新規の完全オリジナル(≧∇≦)b

「ネオ水屋」を新作として製作してましてぇ・・・

(* ´艸`)コツコツ

ネオ水屋の改良点は・・・・

①「釘は使ってない」ただ、強靭にビス&ボンド&

現代技術をふんだんに使ってます。(* ´艸`)ギャハハ

②日本家具は日本建築同様に骨組みを有してますが

現代風の(内部空間の広く使える)パネル構成に!

③サイズを現代風(キッチンに使うのでは無く)

にアレンジ。奥行きを280に抑え、600角

つまり、上下2段のそれぞれが個別に宅配発送が

可能なサイズにダウンサイジング化。

簡単に言うと「一回り小さく新規に水屋箪笥を創る」

って訳です。(* ´艸`)

上下2段は単体&並列配置も可能なので、

2台買えば、こー言う風に横長にもレイアウト

出来ちゃう。(* ´艸`)

んま、ふんだんに新アイデアを盛り込んでて

実は、相当以前から創り始めたんだけど(´~`ヾ)ノロノロ

やっと本体構成が終わったので初お披露目。

さてさて・・・どう仕上がるか?楽しみですばいぃ♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ