月別アーカイブ: 2019年3月

揺らすな!って(* ´艸`)

本日は(≧∇≦)b

やっと晴れ♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ北風も強いので

(それでも例年よりも湿度が高めですが(´~`ヾ)

お待たせしてますがぁ(´~`ヾ)スミマチェン

やっと本日で乾燥が完了しそうです♪

(* ´艸`)ヨカッタァ♪

しっかし、今日は結構な強風なのですが、このままでも

全く倒れない!(≧∇≦)bスゲェ!

良い強風時テストにもなりました。後は金具取付で完成ですよん♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

んでからぁ・・・(≧∇≦)bツギィ!

φ(°ρ°*)チマチマと・・・・

進んでるのか?どーかも判り難い作業の果てに・・・

(* ´艸`)ニャハハ

3ピース→6ピース(4分の1円)→12ピース(半円)

→24ピース(全周)で、やっと、円形枠が完成♪

(≧∇≦)b

コレを3枚、同じサイズで創る訳ですがぁ・・・・

このシビアな作業中に・・・「グラグラグラ(*´д`*)アワワ」っと

震度3強の地震が来た・・・ (((( ;゚Д゚)))ガタガタガタ

慌てず動じず・・・思わず「揺らすな!っちゅーねん!(; ・`д・´)」

って地面に怒鳴ってしまった。(* ´艸`)アハハ

昨日の夜に3回ほど地鳴りしてたもんねぇ・・・(´~`ヾ)ヤッパリ

んな訳でφ(°ρ°*)コツコツ地震が来ようとも(* ´艸`)製作中ですがぁ

原版台紙に当てると・・・・ピッタリ!(≧∇≦)bイェイ!

んで・・・・直径1160とデカく&軽い木輪ですがぁ

(上級者向けの本格フラフープよりデカいサイズくらい)

これだけ大きく薄いのに・・・・

バシッ!っと、まっ平らな平面強度が出てる訳です♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ♪

ただ・・・もうこれだけ大きいとオンボロ小屋アトリエで

振り回し難いのでぇ(´~`ヾ)ダモン

表に出してφ(°ρ°*)チマチマ作業を進めます。φ(°ρ°*)チマチマ

んね?画像では判り難いと思うけど、結構な大きさ。

現物見た人は「えー!こんなにデカいサイズなの?」

って言いますね。(´~`ヾ)デショォ?

んで、90度交差&45度の補強を施して・・・

コチラの骨組みも完成♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

あと2枚!かぁ(*´д`*)フゥ・・・(≧∇≦)bガンバルベ

こーなると判りますが、まんま木製車輪と同じ構造。

この時点で、手で持っても真っ直ぐ平面♪

後は表層にシナベニアを貼れば円形キャンバスの

出来上がり♪ですが・・・このシナベニヤ貼りにも

コツと言うか、工夫が要る。


表層に木アクが出にくいシナ材を貼ったシナベニヤ板。

ラワンベニヤ板の3倍以上のコスト差があるのですがぁ(´~`ヾ)

これも他のベニヤ板同様に1820×910が規格サイズ。

β(□-□ ) フムフム

つまり・・・直径1mや1160mmだと1枚では届かない。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

「何処かに継ぎ目が入る」事は事前に、ご承知頂いてますがぁ・・・

じゃあ半分で分割すれば・・・っと思うでしょ?ところが

面積計算的には足りるんだけど、半分2分割では足りない。

( ̄Д ̄;)エッ?ソーナノ?

四角い面から円形を切り出す訳ですが、直径1160に

対して半径580ではベニヤ1枚から半円2枚は取れない。

┐(´д`)┌ソーナノ

判り難いと思いますが、計算上、面積的にはシナベニヤ1枚で

円形キャンバス1枚を貼って計算上は足りる筈ですが、実際に

2分割の半径×2枚では足りなくなる( ̄Д ̄;)エッ?・・・

そう言うパラドックスがあるの。

(* ´艸`)ニャハハ

ココを「ご相談の段階」で計算出来ていないと、極端な話、

高価なシナベニヤ板が4枚では足りず8枚も必要になる。

┐(´д`)┌ソーイウコト

大きなコスト差になるし、もし知らずに承ってたら完全に

赤字に陥っちゃう訳ですが(´~`ヾ)

ご相談の時点で既に先行して、どう取れば足りるか?は計算済み。

逆に言うと・・・だからこそ(分割して貼る事を考慮して)

ココまで、まどろっこしい骨組みの構成&作り方をしてる訳です。

(≧∇≦)bソーイウコト

木工は「後付けで、後からどうこうは出来ない。」

板を貼りだしてから骨組みを足したり、後から平面強度を

後付けで出すなんて訳にもいかないの。

(´~`ヾ)ソーイウコト

作り始める前に、全部「仕上がりまで計算」してないと、

やり直しが利かない。ソコが難しくて面白い。

何度も同じモノを創るのでは無く、その都度、オーダーは

サイズや仕様が違ってて、それぞれに工夫が必要なの。

「なんでも出来る」と言うのは楽だけど、その都度、その都度で

全部が違う。納期も短く一発限りで、専用冶具をφ(°ρ°*)チマチマ

作ってたり&作業に慣れる前に終わっちゃう。

┐(´д`)┌ダヨネェ

ワンオフ特注のオーダーを承ると言うのは、それ一発で

必ず成功させないと、コストが上がっちゃうし納期も守れない。

相当に経験ノウハウと事前計算&加工方法が瞬時で出来ないと

生業には出来ない。

円形のキャンバスばっかり毎日作って飯が食えるような時代じゃない。

だからって「不慣れなので・・・」の妥協仕上がりでは、世の中は

許して頂けない。つーか、そんなおぼつかないヤツに頼む人は居ないw

だからこそ、日々勉強で日々テストして、日々失敗してノウハウを

貯める。

「私、失敗しないので」の為に♪コストを抑えて依頼者さんのご希望に

叶う為に・・・・日々、失敗から学ぶのです♪

(* ´艸`)ニャハハ

φ(°ρ°*)チマチマと・・・

いやはや、先日から(工事で遅れた分を取り戻そうと)

バタバタ(*´д`*)ですがぁ・・・

コチラの特注サイズのトランク什器&折り畳み傾斜保持の

セットは、後は乾燥&金具取付で完成♪なのですがぁ・・・

ホント、今冬は湿度が高くてナカナカ乾燥が思うように

進まず・・・ ( ̄~ ̄;)ウムム

慌てても仕方ないのですが・・・焦っちゃいますね。

(´~`ヾ)スミナチェン

んでからぁ・・・(≧∇≦)bツギィ!

昨日の1m直径に続いて、直径1160mm×3枚の

骨組み製作にも着手。

ホント・・・シビアにφ(°ρ°*)コツコツ微調整しながらなので

時間が掛ってますがぁ・・・なんとか1段階までの

3ピース組まで進めてます。(*´д`*)フゥ・・・

こー言うのは、根気&集中力が必要で、それだけに没頭

出来れば良いのですが(´~`ヾ)

アッチに用事、コッチに所用と・・・・こー言う作業時に

限ってアレコレ別の用事が多いのは?何故?(* ´艸`)アハハ

しっかし・・・あれだけ掛かっても「たったこれだけ?」

今日一日、全然進んで無いように見えますね?(´~`ヾ)タハハ

とにかく集中力を切らしては駄目ですし、もし僅かにでも狂えば

最終的に真円にならないと、全部イチからやり直しですからね?

(*´д`*)アワワ

他のオーダーも急がなきゃいけないんだけど、この骨組みが先ず

進まない事には・・・ってφ(°ρ°*)チマチマ頑張ってます♪

平面強度の難しさ(* ´艸`)

えーっと・・・・

つ~訳で(≧∇≦)b直径1m超えの円形キャンバス。

(≧∇≦)b

最終的に4枚製作するので、時間が掛るφ(°ρ°*)チマチマ工程を

先行して進めて行きまーす♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

先ず、計算して、実際に原寸大台紙で測定確認した

ピースをシビアに正確に切り出し

φ(°ρ°*)チマチマ

それを「雇実(やといざね)」と言って両側に切り込みを

入れてサネを差し込んでφ(°ρ°*)チマチマ接着して行く・・・・

(*´д`*)フゥ

外周で合計24ピースある「角度も長さもピッタリに」合わせて

行かないと真円にはならないので、かなーりシビアな作業です。

(´~`ヾ)フゥ・・・

それでも机上計算通りには行かない誤差が必ず出る。

ましてや木は必ず伸び縮みしますし、ほんのコンマmmのズレが

円周全体に及ぶと、修正のしようがない。だからその都度

確認しながら&微調整して・・・φ(°ρ°*)チマチマ難しいの。

( ̄~ ̄;)ソッカァ・・

それを今度は3ピース×2→で4分の1円。それを×2で半円。

常に微調整しながら・・・φ(°ρ°*)チマチマ

その半円を合体させると・・・・(´~`ヾ)フゥ♪

やっと円形になる。もっと幅広の木板を使えば

ピース数は減らせるけど、強度に貢献しない余分な重量が

増えるのと、コスト的に圧迫してきますからね。

(´~`ヾ)ソーイウコト

んま、コレも木製車輪や睡蓮鉢の円形組みで習得した

独自技術。木工の面白いトコロは、コレが正解では無いし

私なりの作り方で、誰に学ぶものでもググっても載ってませんw

(* ´艸`)アハハ

んで・・・原寸台紙に乗せて見ると・・・・

バッチリ!(≧∇≦)bサスガ!

なんで、こんな面倒な作り方をしてるのか?っと言うと・・・

例えば、最後にベニヤ板を貼るんだから、ソコに

貼って行けば良いんじゃね?とか思うかも知れませんが、

こー言う薄いパネル物は「平面強度」が命にゃの。

ベニヤ板とて、平面が真っ直ぐでは無い。微妙に反ったり

捻ったりしてる。シナベニヤでも24mm極厚でも、単板で

全く反りの無い合板なんて実は無いの。

┐(´д`)┌ソーイウコト

もし、それを当てにして完成して・・・・ベニヤの反りなりに

僅かに歪んでたら?こんな薄い平面の曲がりは修正しようがないの。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

建築だったら、しっかりとした土台(骨組み)に貼り付けて行けば、

多少、板が反ってても・・・修正が効くんだけど、木工の場合は

それ単体で何処にも頼るトコロが無い。

例えば・・・机の天板が僅かに反っててコケコケしてたら、

もう無理矢理、曲がったなりに浮く脚に合わせて3脚を切ると

でも、そうすると天板は反ったままになりますよね?

( ̄~ ̄;)ソッカァ・・

単板で修正のしようがない薄い平面は「平面強度」が命で

それは貼るモノに頼るのでは駄目で、骨組の時点でシッカリ!

真っ直ぐのペッタンコの平面じゃ無いとダメなの。

つまり・・・こー言う事。ヽ( ´ ▽ ` )ノ

輪っかの状態で、既にピシッ!っと真っ平の強度が出てる。

(* ´艸`)スゲェ!

コレ・・・簡単そうで無茶苦茶難しい事だったりします。

その辺のキャンバス画材屋より良い仕事してますゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

こー言う事を独学で工法から加工方法まで、全部自分で

アレコレ考えながら創るのが・・・難しいけど面白い♪

それから・・・今度は中心を支えるセンター骨組み。

コレも90度ピッタリじゃ無いと駄目だし、ぺったり

正確な平面にならないといけない。それから骨を支えるので

縦にも横にも、カナリの強度が無きゃいけない。

β(□-□ ) フムフム

んで・・・それらをφ(°ρ°*)チマチマ高精度に合体させると・・・・・

コレで直径1m(小さいサイズ)×1枚の骨組みは完成♪

後は、この正確な平面にシナベニヤを貼れば1枚は完成。

逆に言うと・・・もう少し大きい直径1160mmを

あと3枚も創らなきゃいけないんですけどね?

(*´д`*)フワァ・・・

ほんで、再び・・・この平面精度&強度♪

最終的にシナベニヤ板を貼る訳ですから出来るだけ

骨組みは軽く。実は指一本で提げられる軽さです。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ♪

軽くてスリムで真っ平で円・・・・

単純なようで、無茶苦茶、超~高難易度にゃの。

(´~`ヾ)ジツハネ?

んま、文化祭に使う程度だったらベニヤをドーナツ状に

くり抜いても似たようには出来るけど・・・・

コレは画家さんですから、絵を描いてギャラリーに飾る訳です。

つまり、円形の場合だと、吊るしか方法が無い。円パネルの場合は

センター吊り金具1本に全ての自重が掛かります。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・

前途のような、やっつけ粗雑なwなんちゃって作りだと

重すぎて無理だし、へにょへにょだと画家さんも描きにくい。

(≧∇≦)bナルホド!

誰が見ても、コインを大きくしたような円形のパネル。

軽くて、しっかりしてるし、ペタッっと置いても何処も

反ったり捻ったりしてない。誰もがそうであろうと言うのが

実際に製作すると、DIY木工や、そんじゃそこらの建具屋では

作れないほど難しい。

しかも特注サイズで、ひとつずつの手作りですが、高精度で

カナリ低価格です。(≧∇≦)bイェーイ!

んま、こんな裏面なんて、依頼者さんも到着時のみ。

後はパネルを貼った面から描く訳ですし・・・・

言ってしまえばギャラリーや美術館の人しか見ないかも

知れないけど(* ´艸`)

これだけ軽くてシッカリしてて、どんなサイズでも

対応してるから(もう作れる職人もドンドン減ってるから)

妙に・・・私にお問い合わせが多い訳です。

( ´,_ゝ`)プッ

最終的に板を貼って、周囲を真円に刳り抜いちゃうと

見えなくなっちゃうのですが、しっかり作ってます♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノイェーイ♪