えーっと・・・・
3月3日は桃の節句で、ひな祭り♪ヽ( ´ ▽ ` )ノでしたね。
何か、凄く厳かなイメージを持ってるかも知れませんが、
元々は春先、桃が咲くころ、寒さが緩み(旧暦なので)
庶民が子供たちとピクニック的な行楽&ママゴト遊びが
ひな人形として儀式化した程度のもの。
β(□-□ ) フムフム
んま、現代では全く真逆のコロナ自粛モードってのが皮肉ですが。
(* ´艸`)チクリ
なので、そもそも厳格な由来が無いので昭和11年にサトウハチロー氏が
作詞した「うれしいひな祭り」がイメージ浸透してますが・・・
カナリ適当な歌詞だったので「お内裏さま=新郎」と言う誤解や
(本来は天皇&皇后夫婦2人の意)「赤い顔した右大臣」(実際には
左大臣)だったり、少し悲しい姉の下りは、サトウ氏の結核で死んだ
姉のエクレイム要素が入ってたりする。彼は晩年、誤用で大衆に広まった
この童話を悔やんで嫌ってたのは・・・・有名な話。
( ̄~ ̄;)ウムム
つまり、どちらかと言うと伝統&厳かでは無く、気楽にモジったり遊んだり
する方が理に適ってるとも言えます。バチが当たるような類じゃあない。
そう考えると節句人形で一流メーカーが出来てたり行事ごとが格式的に
なってるのって、ホント、日本の良さでもあり、ただ単純に気難しく
受け継がれて意味すら判らないのは、厳格でも格式でも伝統でも無いですぞ♪
(* ´艸`)ニャハハ
正月や節分の時にも書きましたが、そもそもは憂い解消だったり、神道&仏教の
宗教布教行事だったり、大衆の慣例由来など・・・・
由来と言うモノと「いわく因縁」の後付けブランディングをごちゃ混ぜにして
「そういうモノだ」と漠然と儀式化して受け継がれるのは、そもそもの由来や
その行事ごとを悪意無く過大評価&冒涜してるのと同じ事。
( ̄~ ̄;)ダネェ・・
だからこそ日本独自の風習や良さ、美徳を陳腐化&省略させてる原因にも
なってるので「なんか良く解らんけど、昔からこー言うモン」では無く、
出来るだけ真意を汲み取り、個々で考えて理解する方が良いと思います。
(≧∇≦)bソーイウコト!
何でも小馬鹿にしたいのでは無くて、ちゃんと考えた上でシッカリ意味含めて
次世代に伝えようね?って事です。
(´~`ヾ)ニャルホド
んでからぁ・・・(≧∇≦)bツギィ
コチラは「おばあちゃんの形見のやかん」らしく・・
取っ手が壊れたので取っ手を新調して欲しいってご依頼。
(* ´艸`)ニャハハ
ただ、毎日使い込んでるらしく・・・相当にドロドロ。
この状態で持って来るかね?とか抜きに・・・確かに
こうなちゃうとステンレスたわしでも落ちないですもんね。
ご家庭のコンロだと、やかんは常駐で、てんぷら油や
フライパンの調理の油汚れとか焦げがこびりついちゃう。
┐(´д`)┌ワカルゥ
なので、一旦お預かりしたのでぇ・・・先ずは(≧∇≦)b
磨き倒してピカピカにパフ掛け。φ(°ρ°*)シコシコ
こー言う焦げ付きは、薬品では落ちないので
磨くしかないのと、ベースがステンレス絞りだから。
古めかしいデザインと言えば、それまでだけど・・
単なるプレスじゃ無くて、現代では減った絞り加工っぽい。
もしかすると2段階曲線プレスかも知んないけど?(* ´艸`)
こー言うのは、そんなに当時でも高価ではなく、モノの
作りが良い。長く使える日本製って感じですね。
(* ´艸`)イイネ♪
取っ手も蓋ノブも、恐らくフェノール樹脂(耐熱140度)
だったと思うけど、こーやって焦げたり欠けたりしますもんね。
んま、言っちゃえば日用品ですから、たぶん数千円で
買い換えるのは簡単だけど・・・
今回は「形見として長く使える」意識で、私にご依頼=木製
でのご希望でご依頼ですからネ♪(≧∇≦)b
んで、木製で取っ手を新調して、後は蓋ノブを
付ければ完了♪(*´д`*)フゥ・・・
ぷくっと可愛くて、見違えるように良い感じでしょ♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪
これからも長く使って頂きたいですね♪
(* ´艸`)ウンウン♪
コレが近年の合理的&効率優先の安価プレス品や
100円均一とかじゃあ・・・こうは継がれない。
物と人は別物ですが・・・
私は、その故人のおばあさまを知りませんが、コレを見て
想像します。人の価値って物やお金では測れませんが、
何もかも安価で済ませるのが正義でも賢いでも無い。
ブランド品や奢侈(分を超えた贅沢)は不要ですが
実質的なモノとしての価値。
ココが見えなくなって形式的に捉えたり、合理&効率思考で
無駄と切り捨てては、何となくの・・ひなまつりと同じ事。
それは心を痩せさせてしまい、安易で拙速では決して得られない
美徳を忘れさせてしまう。
( ̄~ ̄;)ナルホド
もし、そう言う「出来るだけ安く」の依頼だったら断ってます。
ちゃんと考えてる人には精一杯頑張りますよぉ♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノガンバルルー♪