月別アーカイブ: 2021年10月

厚型什器×4完成

えーっと・・・委託販売用の厚型陳列什器のオーダー品

陳列する有効奥行きを50→60mmにサイズUPで

シャビー白で計4台のご依頼です。

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース

これまた手作りで製作工程が多いのですがぁ・・・

ハショってダイジェスト。(≧∇≦)b

シャビー白の場合はシャビーベース→白下塗り→白上塗り→

エイジング処理と塗装が多い上に陰影強調の為に

バラバラのパーツ状態で塗装を進めφ(°ρ°*)チマチマ

本体側の構成が完了♪(≧∇≦)bイェイ!

んで、背面の開脚足&ストッパー兼用小物BOXも

パーツで4台分、製作。(*´д`*)フゥ・・・

そそっ!コチラは快く値上げを快諾頂いたので

先日の節埋めヒノキ材では無く、全て良質な

国産無垢杉材で構成してます。(≧∇≦)b

「どうせなら良いモノを」「素材までこだわる」と

言うのは私の一存では無くて、依頼者様の選択肢で

ご希望、価値観と言う事ですよん。

同じくシャビーベース→1層目→2層目まで

塗装を進めてエイジングを施して・・・・

サイズ指定の厚型什器×4台シャビー白指定が

完成でーす♪ヽ( ´ ▽ ` )ノオマタセ♪

ココの奥行きを50→60mmに変更してます。

背面には角度を保持する為の開脚足と・・・

予備ストック収納出来るストッパー兼用

小物BOXを装備(≧∇≦)bイイネ♪

モチロン、開脚足はペッタンコに畳めます♪

留め金具は付けて無いし画像も暗いので(´~`ヾ)

明日、パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)撮影し直しますね。

依頼者さま。

OKでしたらご精算&発送に移行させて頂きますね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

超音波洗浄

本日も晴天なのでぇ・・・・(* ´艸`)ルンルン♪

什器製作用のシャビー白のパーツ塗装も進めてます。

っで・・・(≧∇≦)bツギィ!

やっと・・・オリジナル植え込み額縁の

今期最終ロットに着手。(*´д`*)フゥ・・・

量産と言っても、全く同じ工程なのですが・・

いつも改善点が無いか?考えてます。

コレは昔に・・・私物のプラモデル用に購入した

卓上サイズの超音波洗浄機。プラモデルのパーツ

洗浄に使ってたのですが(´~`ヾ)

(今考えると、趣味なのに本気度がスゴかったw)

っで、複製レジンレリーフの剥離剤洗浄に

使ってます。私は自作シリコン型なので

割とシッカリ目の剥離剤を使ってるんだけど

以前は中性洗剤&ブラシで一つずつφ(°ρ°*)ゴシゴシ

と洗ってた。

油分や潤滑シリコンとも違うんだけど、僅かに

でも残ってると、塗膜がペリッっと捲れるから。

(*´д`*)アワワっで、コレで洗浄に切り替えてみた。

今でこそ家庭用メガネ洗浄とかでAmazonで

安価でポチれるけど、当時は結構な価格だったw

(´~`ヾ)ダネェ?

何を言いたいのか?つーっと、コレも手でゴシゴシ

より遥かに早くて隅々まで洗浄できる機器が今や

誰でも購入できるレベル。

彫金やアクセサリー作家さんは早くから導入してる

だろうけど、ミニチュア作家さんやピアス作家さん

などでも活用次第でカナリ使えたりする。

β(□-□ ) フムフム

それ自体には生産性は無いんだけど、洗浄が

製造工程に入ってたり、劣化黄ばみを落したり

洗浄剤コストを下げられたり、液体攪拌に使えたりで・・

意外に便利かも?それなら生産効率UPにもなる。

バイクのレストアでもキャブレター洗浄やネジの

溝(ネジ山)洗浄で結構、役に立ちます。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

しっかし、まぁ・・・8台分となると、結構な量w

(* ´艸`)

こー言う風に使う用途、応用範囲を自分で考えれば

ソレ用の高価な機器を買うだけでなく、アレにも

コレにも応用出来るかも?みたいな活用アイデアが

沸いて、2度も3度も便利に活用できる。

ヽ( ´ ▽ ` )ノイェイ♪

収納活用術とかでも「便利かも?」で同じモノを

買い求めてたら便利じゃ無くて「まんまと」でしょw

発想の転換、応用が出来ないと、それもまた

「ソレ用に買っただけ」「タンスの肥やし」で

無駄になってしまう。

ひらめきやアイデアと言うのは、構造や機能、

目的が明確に掴めるだけの知識が必要で、時代と

共にドンドン「刷新」して行かないと・・・

知識の固定は石頭に陥る。

( ̄~ ̄;)ウムム

この「刷新」しなきゃいけないスピードが年々早く

急速に「付いていけない」老害を生みやすい。

数年前では高性能プリンターで自家印刷する利点が・・

今ではクラウドでデザイン出稿まで安価で出来てしまう。

PythonやMySQLプログラム書けた利点が、ほぼ皆無になる。

(*´д`*)アワワ

ただ、知識が無いと全体概念が掴みにくく、さじ加減や

方向性と言うのは経験が必要だし、人々の意思や需要で

コロコロ変わるから・・・両方をバランスよく咀嚼しないと

ダメで、そうなると試行錯誤し続けるしか無い。

(≧∇≦)bガンバルベ

CNC埋め木( ̄Д ̄;)

えーっと・・・ウッドショック以降、便乗なのか?

国産含めて木材全般の価格が上がってる昨今。

( ̄~ ̄;)ウムム

原価コストが上がった分、値上がるのが普通。

だけど、そんな事を私がしたら全般的に皆さんの

予想以上の値上げになるだけ。

でも「ソコを何とか・・」なんて無理だし・・・

「企業努力で何とか・・」なんて事はあり得ない。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

だけど、コストを下げると言うのはメチャ難しい事。

頑張って頑張って・・・やっと数十円数百円ってのが

現実なの。(´~`ヾ)

単に価格が上がった分で相殺出来るような甘い話じゃない。

元が以前から出来るだけコストを抑えて・・私のは全般的に

安かったんだけど・・・消費税上がるのと同じで、

サービス&品質が全く変わんないのに価格が上がる事に

誰だって「えー?」となっちゃうもの。

( ̄~ ̄;)ウムム

なのでぇ・・・更にコストカットの工夫と言う事で・・・

コレはヒノキの平板部材ね。杉材を良く使うんだけど

逆転現象と言うか・・コスト的に視野に入って来た。

ただ、見て判るように節があったりする。

( ̄~ ̄;)ウムム

特にヒノキは、水溶性アクがピンク色で油分が多いので

塗った後や経年劣化で何年後かでシミが出てきやすい。

水性ペンキでココ塗ったら100%ピンクのシミが出ます。

β(□-□ ) フムフム

で、薄板状にした部材だと、先ず死節で「節穴」になるので

こーやって抜け落ちたり、残ってると、赤いシミに浮き出る

要因を残したままになっちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

またヒノキ節は硬質なので、ビスが効かないし割れやすい。

硬質過ぎて刃物に対して攻撃性も高いので・・知らずに

機械に掛けちゃったら刃がボロボロになったり弾け飛んで

危ない。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

なので、ヒノキ材は元々あまり使わないし、出来るだけ

節を避けた上で・・・節部分はアクの原因なので廃棄してた。

ただ・・・上記のように途中に一か所でもあれば・・・

長く使うのは諦めて刻んでたんだけどぉ

(ノД`)・゜・。

全て廃棄じゃ無いんだけど、節の部分でそれぞれ切って

節を取り除くと、どうやっても長い部材や「取り」が悪い。

あと10センチあればなぁ・・・でも諦めるしか無かった。

そりゃあ、モッタイナイ。

もう少しぶ厚い部材だったら埋め木も施すんだけど、

安価な野地板クラスで施すのは初チャレンジ。

先ずは節をゴッソリ取れるように30mm穴開け。

φ(°ρ°*)チマチマ

埋め木には通常、同じ部材、同じ方向で塞ぐのがベスト。

ただ、直径30mmの埋め木くりぬきってナカナカ無いし

厚みが12~10mmと薄いと現実味がない。

良くある安価スノコみたいに丸棒をぶっ刺す方法もあるけど

繊維方向が直交するし、何かチープで安っぽい。

( ̄~ ̄;)ポークポークポーク・・・

なので・・・ (≧∇≦)bチーン!

CNCで埋め木を彫ってみた。コレなら同じ部材、同じ

厚みで方向も合わせられる。何より、彫る穴と直径を

ピッタリ(やや大きめ)に創り出せるのでぇ・・・

ボンド要らないんじゃない?って位にピッタリ!

同じ厚みの部材から創れるので、擦り合わせも必要無し。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ!

まぁ・・・CNCで彫ったり穴開けて叩き込む手間は

増えるけど「使えない部材が使える」と言うのは

部材ロスが減って、部材コストも抑えられるので良い事。

(≧∇≦)bウンウン

今までもエポキシで埋めたり色々テストして来たけど

余計にコストや手間が掛かって、最終的に行きついた。

こー言う事を延々と続けないとコストカットって出来ないの。

β(□-□ ) フムフム

こー言うコストカットを続けながら・・・で、相殺出来ないので

値上げしなくちゃいけない。そう言う事です。

(´~`ヾ)ニャハハ

っで・・・CNCの逆転発想として・・

逆に付加価値法と言うか・・・日本の匠の技術も

CNCを活用すれば、スムーズに出来ちゃったりする。

こー言う精密彫りはCNCに勝るモノは無い。

(≧∇≦)bヤッパ!スゲェ!

データも外周と内周で作り分ければ割と簡単。

(とは言っても誰でも出来る簡単さは無しですよ)

茄子の嵌め木・・・知ってる人は知ってるアレですw

こー言う精度はCNCを使えばピッタリ!ジャスト!

埋め木がマイナスでは無くてワンポイントにもなり得る。

( ̄Д ̄;)スゲェ!

CNC駆使すれば、精度が良くて当たり前っちゃあ

当たり前なんですが、木工の大半の技術的な精度は

コレで補えるし、圧倒的に早い。

ほんの僅かに入れ子を大きくして強度を増す・・・

職人のさじ加減も・・・簡単に実現出来たりもする。

節隠しや割れ塞ぎの日本の古の技術が実現出来るし

上記のように面倒な薄板に埋め木を施す事も出来る。

軽視してるんじゃ無くて・・・・

「寡黙な職人さんに弟子入りする」代わりに・・・

「独学でCNC技術を向上させ応用」してるだけ。

決して楽な道では無いし、コレを簡単だからと

技術の安売りが出来る話じゃない。

β(□-□ ) フムフム

でも、一昔前なら「さすが一流の職人技」と言うモノが

違う順路、別の苦難でカタチに出来る時代になってる。

待ってれば誰でも簡単に・・・っとは別次元なんだけど

「ピッタリに合わせる」精度的な技術は他でも補えるし

昔ほど一本道じゃ無いよ?って話。

(≧∇≦)bウンウン♪

私が職人に弟子入りしようが、CNCを独自で学ぼうが

どの道、カナリ技術が高い、クラフトらふの品質、技術が

高くなる事に変わりはない♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪