「リハビリ」タグアーカイブ

なるほどな。

去年末に脳梗塞になって左半身麻痺に・・・・

それから必死のリハビリで復活した私ですがぁ、

当時も書いたんだけど、何やら安易に根性論で

歯を食いしばって頑張れば動くようになったんだろうな?

と思われてるようで・・・

「どうやって動かない身体を動くようにしたのか?」

理解されてないんだなぁ?っとつくづく思う。

( ̄~ ̄;)ウムム

まぁ、そうなって見ないと全く実感が湧かないと言うか

想像すら出来ないんだと思うけど・・・・

あのね?簡単に言うと脳梗塞が恐いのは、脳は酸欠で

数時間で壊死するの。昼間、起きてる間に発症すれば

異変に気付いて救急車を呼べる。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

現在は、何処の救急病院でもt-PA剤があるので

数時間内に血栓を溶かして処置が間に合えば・・・

何の後遺症も無く退院出来ます。

しかし・・・それが寝てる間だと・・・・って言う話。

地震が夜中か?昼なのか?で被害が変わるようなもん。

(;´Д`)ヒィ

ぶっちゃけ私は約4時間ほど経過しててt-PA剤を

投与して開通。一旦は回復したが翌晩内に壊死が進行して

結局、左半身麻痺になっちゃった。

その最中、一旦は梗塞は開通して元通りになったのに

束の間・・自分が徐々に半身麻痺になって行くのは

地獄絵図みたいで正に絶望でした・・・

(ノД`)・゜・。

っでだ。その後。

半身麻痺と言うのは、イメージで言うと・・・・

正座で足が痺れた時の感じに似てる。

痛くは無いが、こそばゆい。チカラを入れても

チカラが入んない。立とうとしても立てない。

あの状態。正に麻痺ってそういう事。

っでね?その痺れのまんま。ずーっと取れない感じ。

片耳がキーンとなってる感じ。ソレが一生続く。

( ̄~ ̄;)ウムム

んで、脳梗塞ってのは、殆どの場合手術が無い。

ある日、こうなってポーンと放り出されるようなもん。

自分が脳梗塞だと判り、コレが半身麻痺で、コレが

今日から一生続くんですよ。残念ですね?とは・・・

誰も言ってくれない。断言してくれないと言うか・・・

だから、この状態をナカナカ把握できない。

(ノД`)・゜・。

まぁ、出来得る限りの処置は尽くしてくれたのだが

「えー?なんかまだ処置して治してくれるんですよね?」

っと思っちゃう。

「コレで、終わり。はい。残念」とは言ってくれない。

翌日も、その翌日も・・・やがてリハビリ療法士が来て

「はい。そろそろリハビリを始めて行きましょうね?」てな

感じで諭されて、やっと気付く。

「ゲッ?・・・・・コレが一生、このまんま?」って。

っで、さっき書いた左半分がビーンと痺れてチカラが

全然入んない状態。ココからどうやって動くようにするか?

ソレがイメージ出来ないんだと思う。

誰でも「どーやって動かせって言うんだよ!無理だろ?」

思う筈。根性で・・・・ってそんなもんで動かねーし

「うりゃーぁぁ」っとチカラ入れて・・・って言われても

チカラなんて痺れてて全然入んねーの。

シーン・・・・・うんともスンとも感覚ねーし。

( ̄~ ̄;)ソーナノ

なんかきっと懸命にチカラを振り絞って歯を食いしばり・・

「おりゃー!」で、どーにかなる・・・・

ようなもんじゃないの。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

そもそもチカラが全く入んない。感覚が全く無い状態なのよ。

あの正座から立ち上がろうとして「あたたた・・・ちょ!ムリィ!」って

チカラが入んない状態。あのままがずーっと続く。

時間が経っても・・・治る訳も無く、ずーっと痺れたまま。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

ソレで「手を挙げてみましょうか?頑張って!」なんて

励まされても・・・上がる感じが全くしねーのw

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

たぶんね?ココが理解できないんだと思う。

医師もリハビリ療法士も、実は、一度もコレを体験してない。

どうやったら動かせるかなんて説明してくれないし

そもそも、例えば医師や療法士さんが代わりになっても

経験無いから出来ないもんなの。

だからどーやったら動くようになるのか?教科書も答えも

無いし、先生から教わりようも無い。

β(□-□ ) フムフム

「動かねーウンともスンとも言わない身体を動くようにする。」

それには説明も解説も正解も何もねーの。

しかも、タチが悪い事に・・・・

例えば治療が早く脳のダメージが少なければ

何となく・・・でも動かせる人も居るだろうし、

私と同等や、ほんの少しでもダメージが多くても

全然全くダメな場合もある。

私の場合、左足と左手でもダメージにも差があり、左手は

左足より相当、動かせるようになるのに時間が掛かった。

後、発語でも私は特に「さ」行が最後まで難しかった。

のように脳のダメージ損傷部分&度合いに差があるから

「左半身麻痺の場合は・・」っと言う風に一括りに

リハビリ方法が決まってる訳でも無い。

担当してくれる療法士さんは、脳MRI画像からの推測と

リハビリ過程で患者が出来る事と苦手な事を見極めてくれる

んだけど、つまり、そのくらい症状に個人差がある。

( ̄~ ̄;)ウムム

今となって俯瞰のイメージから言ったら、私のケースは

「ちょっと手遅れなほどの脳ダメージ」だったと思う。

(ノД`)・゜・。ザンネーン

先生方に「頑張りましょうね?」なんて励まされても

「どうやってよ?動かないんだよ!」ってなってた筈。

ソコを・・・感じで言うと絨毯の糸のホツレを見つけて

ソコから、絨毯一枚ビローンとぜんぶ解いてしまう感じ。

シールの端っこカリカリして僅かな引っ掛かりを見つけて

ソコから壁紙をぜーんぶ剥がしてしまう感じ。

(* ´艸`)

その「取っ掛かり」を試行錯誤で自分で探し当てた。

ソレが出来たから動くようになった訳で・・・・

だから奇跡なのよ。先生がマジに驚いてビビってたの。

だから、同じように半身麻痺で動けない人が

「いや・・・・そうならないんだって(ノД`)・゜・。」

って諦める気持ちも判るし、コレはホント、私の

特技の試行錯誤術。暗中模索と言うか五里霧中と言うか・・・

吹雪の中、右か?左か?前か?後ろか?も判んない。

目指す方向も、これまた進んできた方向も合ってるか?

確証が無いまま。でも信じて進む。みたいな感じ。

ホント「正解にドンピシャで当たってくれて良かった」

コレ、当たって無かったら・・・努力は無駄に終わって

今もベッドで寝たきり要介護ですから。

結果的に言えば正解で、足をピンと伸ばすように、腹筋に

チカラを入れるように、あの「フン」ってする感覚から

派生して、筋肉への信号を覚え、動かせるようになった

・・・・後は当時の記事を読み返して下さい。

チカラが入るようになって、動くようになるし、そうしてると

神経が繋がって来るのか?ドンドン麻痺シビレが取れてくる。

「動くようになったら麻痺シビレが取れる」と言うのが

ココでやっと分かる。

感覚が戻ってくるようになる。

本人的には足が痺れて「ちょ、ちょっと待って」みたいに

「この麻痺シビレさえ取れてくれれば、チカラが入って・・」

っと思うかも知れないが、それは思い込みで実際は逆!

(´・ω`・)エッ?

「痺れたまんまで無理やり動かしてると、徐々に麻痺シビレが

取れて来て、もっとチカラが入るようになって、やがて

皮膚感覚も戻ってくる=無理にでも動かすと、血流が上がって

徐々に神経が繋がり出して、麻痺シビレが減って来る」

↑今思えば、経験談的にコッチだった。

これがイメージし辛いんだと思う。

それと、今までと違い自分の身体の重さも支えられないから

やたらと「自分の腕や足全てのパーツが重い」

私は左半身麻痺だったので、お茶碗が重たい。っと言うか

持ってる左腕ごと重くて、ずーっと支えていられなかった。

(* ´艸`)マジデ

でも、なんとか動かしてると、シビレが薄れて来て

ぎゅっとチカラを入れられるようになってくると、更に

触った感触や熱いとかの感覚が徐々に蘇ってくる。

最初は

「はぁ?この全くチカラが入んない痺れてる状態でどうやって?」

って誰でも、なちゃうと思う。

しかも、タチが悪い事に半身麻痺っと言う事は、

残りの半身は、そんなマドッコシイ事をしなくても普通に動く。

生まれた頃から当たり前のように動かせてたんだから・・・・

同じようにしようとしてしまう。

でも、もう・・それは無理。その脳の指令部分も年齢分の

膨大な運動データもリセットされたように消し飛んじゃった。

思い出そうにも・・・そのモノ自体が壊死して無い状態。

今になって思えば、人間の脳の運動神経は、高性能PCより

超~高性能で最新AIよりも優れた超~高性能な脳細胞が

年齢を重ねた膨大な処理を一瞬に「当たり前のように」

処理&指令してくれてた訳で・・・・有難くてスゲーの。

今更ながら酸欠壊死で失ったものは・・膨大だと気付く。

(ノД`)・゜・。

だから半身は今まで通り、簡単に無意識でも当たり前に

動かせるけど、ダメージのある半身は今、生まれたての

赤ん坊と同じでヨチヨチからイチから覚え始めないとダメなの。

壊死して失われちゃった運動神経はリカバリー復元不可で

これからは迂回バイパスして、また新たな運動神経網を

他の脳で補って再構築していくしか無いのよ。

(ノД`)・゜・。

コレがチグハグと言うか右と左で全く指令方法が変わるから

受け入れられないと「健康な右のようには動かない」と

勘違いしてしまう。

残念だけど・・・受け入れにくいけど・・・昨日まで

動いてたのに割り切り難いけど、覆水盆に返らず。で

リハビリで新たに迂回バイパスと言うか・・・

今まで慣れ親しんだのとは違う指令方法を模索しなきゃいけない。

コレ、意味が判ってないとホントに「はぁ?意味不明」と

なって、もう動かないモノだと思い込んでしまう。

結果的にクララと一緒だね。(*´σー`)

骨折だったら・・・ギブス外して動かしてたら、そのうちに

元通りに歩けるようになるけど、脳壊死はリセットと同じで

その指令塔ごと失ってしまうので、そうならない。

思い出そうにも&元通りにしようにもソレ自体、その記憶が

もう無いの。だから・・・・想像以上に難しいの。

(ノД`)・゜・。

だから、コレは皆に伝えてココに記して残すべきで、

担当してくれた療法士の先生が何処まで、この内容を業界に

どの程度発表してくれたのか?までは判んないけど、

ホツレと言うか取っ掛かりが掴めれば、たぶん各々、自力で

リハビリ出来ると思う。

「動かねーよ」から「ピクリとでも動けば」違ってくるの。

ココが大事。

「諦めないで!」っと言うのは、私の根性論では無く、

たまたま色々経験して試すことに慣れた私が自力で

「ほつれ」「取っ掛かり」を見つけられた事が、

手繰り寄せた奇跡と言うか、実体験なの。

モチロン、昔のバイク事故で足首から切断寸前で、神経が

無くなった状態から、どうにか歩けるようになった経験則が

生きた訳だけど、あのまま歩けなくなってたかも知れないし

今回もたまたま要領が合ってただけで上手く行ったのかも

知れない。

何度も言いますが、だからって半身麻痺の患者が努力不足

だとも思わないし、例え、同じ方法で良くなるんだとしても

ある日突然、脳梗塞になって、半身麻痺になって・・・・

翌日から身体障害者になってしまい・・あれよあれよで

二週間(治療に重要なゴールデンタイム)なんてスグに

経過してしまう。

(ノД`)・゜・。

ある日「自分が半身麻痺で重度の身体障害者になった」

事実をナカナカ受け入れにくいし、先ず絶望が来る。

この先、どうやって生きて行くか?逃げ出したくもなるし

こんな半身動かない身体になった自分の身体が嫌になる。

ホント、ボロボロボロボロ・・・泣けてくる。

「なんで俺やねん・・・ちくしょう!」ってなっちゃう。

(ノД`)・゜・。

その絶望と混乱で落ち込んでる時に、コレを読み聞かせた

トコロで実施してみようとも成らないだろうし、周囲が

良かれと「きっと動く筈だ」と強いては・・・酷と言うモノ。

たまたま上手く行った事例を基準に「もしかして・・」

なんて期待を寄せるのは可哀そうだと思う。

(ノД`)・゜・。

でも、可哀そうだから・・辛いから・・っで避けてたら

私もきっとココまで回復してないだろうし・・・・・

「ケースバイケース」と言うのは「数多の」では無く

ある意味、逃げ道&言い訳の余地を抱擁する言葉なんだから

どっちかに収めようとしたり決めつけないのも大事。

結果的に、私は健常者と同じ土俵に戻り揉みくちゃにされ

温かい言葉や励ましと同時に、心無い言葉やもどかしさや

喪失感も味わいながら生きて行くけど、コレって実際、

なんとか這い上がって来たにしては・・・・・

正直、カナリ厳しい現実。

だって自分以外、何の苦労も無く普通に四肢が動かせる

健常者なんだもん。他人にはそんな苦労は知った事では無い。

どーせ不摂生で身体を労わらなかったのだろうと邪推され

ポンコツ。ただのハンデでしかない。

でも、逆にハンデだと言えるほど回復してるからこそ、

半身麻痺の身体障害者として哀れみの色眼鏡で見られるよりも

遥かにマシで、今ある普通に感謝できるのは、失って初めて気付く事。

だからこそ、最近になって改めて・・・・

回復する可能性は示せるけど、結局は皆が実践できる訳では無いし、

社会は、もっと楽な方法でセーフティネットが用意されてる訳で

良くも悪くも、十分すぎるほど同情して貰える言い訳が通る

常識や社会に容認性も備わってる。

ヾ(*´∀`*)ノ

だから私は動けるなら動くようになる方が、きっと当人や

ご家族にとって良いとは思うけど、現代は寛大に受け止められる

社会でもある訳で、どの道、苦難でハンデとなって辛いのだから

無理しなくても良いとも・・・・思う。

( ̄~ ̄;)ウムム

大幅にリハビリで回復出来たからポジショントークに

なっちゃうしコレ、成し得たからからこそ正しいと思ってる

だけで、もし、そうでない状況だったらもっと悲観&疑問視

してた筈。信じて頑張れば・・・なんて簡単な話じゃない。

何が善で悪か?なんて人が勝手に思う事でしかない。

だから嗚呼・・なるほどな。っと思う。

┐(´∀`)┌エラソーニ

備忘録?(* ´艸`)

先日から、なんか備忘録っぽくなってますがぁ(*´σー`)

まぁ・・・私は物書きではないので、この情報をキレイに

食べやすいように書き直そうとは思わないし、ソコから

何を得るかなんか、人それぞれですからね。

ただ、知識と言うか情報は実体験と結びつかなきゃ意味が無い。

人生の岐路や選択って必ずしも他人に聞いたりググったり出来る

とは限りません。

料理の「さしすせそ」は知ってても、煮物を炊く時に

ドバドバと醤油入れてるようではダメですし・・・

円周率を100桁まで暗記してても、外周に回す木帯の

長さが求められないと意味は無い。

何処まで治るかも専門医に問うても、濁されるときに

頼りの自分の身体がウンともスンとも効かなくなった時に・・・

どっちを選んで、どっちに進むか?

ググっても答えは無いし、ドン底に追い込まれて心に余裕も無い。

そんな時に「あー?こういう時はコッチらしいっすよ?」

なんていい加減ではダメだし、リミットは刻一刻と迫ってくる。

どっちが正解なんて無いし、どっちが負けも無い。

ただ、その選択に自分が生涯、十分に納得できるかどうかの違い。

なので、私の備忘録と言うか経験談として見るのも良いし

クダラネー話だと読み飛ばしても構わない。

自論ですが世の中、経験無い側が、そんなにス~っと納得して

落とし込みやすいような情報ってあまり無くて、読み物や作品や

商品のように「はいどうぞ」みたいな事は本当は脚色が過ぎて

いざ、追い込まれた自身の判断には意味が無いように思う。

「若いのに脳梗塞?恐いわぁ・・・絶対になりたくない」

誰でも思う。

運悪く半身麻痺などの後遺症が残ってしまえば・・・

「マジかよ?最悪!あー私の人生オワター!」

・・・・・・・なるまでは、他人事の健康な私もそう思ってた。

(*´σー`)エヘヘ

運が悪かったと悲観する人も居れば、何クソでリハビリを頑張って

「運が悪いながらも、死ななかったし、回復もしたから、むしろ幸運」

と思うのも人それぞれだからねぇ・・。

(* ´艸`)

大して悲観するほどの事も無い事でクヨクヨしちゃう人も居れば

何度もドン底から這い上がってくる人も居る。

色んな沢山の辛い経験を経ないと本当のやさしさは育めないし

逆に凄くシンプルで「治ったもん勝ち」なのです。

忘れるw忘れるw

昨日書いたのは、先日ココに書いたように数日前から

左手の人差し指と中指辺りの神経が戻って来たから。

不必要な心配して、私が小心だと晒すハメに(* ´艸`)

私の記憶の整理もあるから重複しちゃうけど(*´σー`)エヘヘ

全体的な整理をすると、私の推測なんだが手足を

自由に動かすには、脳からの指令が必要で・・・・

たぶん、脳ダメージが深いと幼少期から育んだ

膨大な指令のフローチャート(考えなくても意志だけで

普通に手足を動かせるアレね?)が脳梗塞の脳細胞壊死で

抉り取るように大部分を失いリセットされてしまう。

β(□-□ ) フムフム

ダメージが浅ければ、麻痺で動きにくいながらも

「がんばれー!」と、まだ念じるだけで動くんだろうし、

私がリハビリ入院で進めた一般的な歩行&作業リハビリは

ココだと思う。

β(□-□ ) フムフム

でも私の場合、本当は、実はもう一段階深いダメージで、

その命令系統自体も損傷してたらしく、

集中治療室のベッドの上で左半身を動かそう!程度では、

全く動かなかったし、まるで電気の入ってないPCみたく

反応が全く無かったです。

まるで左半身が自分のじゃない肉塊っぽくて、意識しようと

しても「無」って感じだったの。

っで、自身で編み出した「各筋肉に直接指令を送る」方法。

我ながら、コレで随分、結果的に救われたわけですが・・・

でも、このやり方だとイチイチ全部に指示しないと動かねーし、

当然、全部に指令が要るので、ゆっくりした歩行とかの動作でも、

頭の中の指示はドラムの演奏より忙しい感じなのね。

(↑コレが脳が疲れるってボヤいてましたね)

(;´Д`)ヒィ

歩行でも十分早いので指令が間に合わずリズムが狂ったり、焦って

ひとつでも指令を飛ばしてしまうと見事に反映されて動作不足で

あっけなく転んでしまう。

( ´,_ゝ`)プッ

歩くだけでも指令にリズムと言うかテンポが重要で、

カナリ集中してるので、最初は療法士さんの世間話が

全く聞く余裕が無く、喋ることも出来ない位。

もう退院できる数週間前の回復期リハビリの後半の頃でも、

階段とか、あの小さい一段が跳び箱くらいに感じてました。

跳び箱みたいに高く感じるのでは無くて、助走して→踏み台を

つま先で蹴って・・みたいな段取り(指令)が似てると言う意味。

モチロン、筋肉に直接指令を送るなんて慣れて無いし独学だから

筋肉とか筋とか専門的には判らないので、療法士さんに動作を見て貰い

「あーその時に、ココの裏の筋肉も使うんですよ」とかのアドバイスを

自分なりに脳内で指令に変換して、調整してました。

だから筋肉の名前とかは判ってませんし膝裏や肩のメチャ小さかったり

中にあって判らなかった筋肉も多かったです。

しかも、その名前も知らない筋肉の動かし方もおぼえにゃならん・・・

っで、その指令にも慣れて来ると、指令する脳?部位?の付近に

ぼんやりとフローチャートが増えて行き、チョットした自動モードみたく

一連の動作にイチイチ指示が要らなく成ったり、指令が多少遅れても、

ある程度はカバーしてくれるようなイージーモードっぽい感じに

なって来た。雰囲気的には動作の「こなれてくる」感じと似てると思います。

そうなると当初、全部イチイチ指令の事を思えば、ある程度

同じ動作はループ化されて脳の負担はスンゲー楽になります。

っが・・・やはり気が抜けないと言うか、そうは言っても、

基本的にはやっぱり指令を送らないと動かないし、複雑な速い

(歩く程度の速度)動きだと指令も徐々にコンガラガッテ

無茶苦茶になると動きも変になって出来なくなります。

ある一定速度以上の複雑な動作は指令の限界があって無理になる。

この頃は「歩きでコレなら走ったりは先ず無理だろう?」っと諦めてました。

この感じが「左手はマジックハンドで左足が竹馬乗ってる」感じと

言ってたの。

何と言うか・・・自然にスッとは動けない、最初の一歩が先ず出ない

と言うか、例えば、何か左側のモノを取ろうとした時、普通は左手を

伸ばすのと同時に少しだけ身体も左に向く・・・みたいな時に、

ワザワザ指令で左に向けたり左足を曲げたり、遠かったら左足を前に

出したり・・と一連の動きの際に指令を送るのを忘れたら、

指令の無い足はピタッと止まったまま。

前につんのめりそうになったり「あっそっか?」っと気付いて

左足をワザワザ前に踏み出すようにしないといけない。

一言で言うと「どんな些細な動きや部位も連動しないのでイチイチ指示」

しなければダメで自分の動きを鏡で映してみたり、他の人の歩行や

仕草や動作も良く観察してました。

右手使ってる時の左手(不自然では無く普通に佇んでるような仕草)も

イチイチいちいち、茶碗持ったり持ち替えたりも、全部です。

(自然に見せる為にワザワザ左にちょっとした姿勢も指令するみたいな)

もーホントにメンドクセーし、脳が休まる間が無い。

特に左手は脳ダメージが酷かったので、何も指令しなかったら

筋に引っ張られて手首や腕がトグロを巻いて来てしまう。

ずーっと伸ばす方向に意識しないと中風患者のように

ドンドン腕や手首の縮む方向に勝手にチカラが入って

巻いて来るので、何も動作して無くても、常に伸ばす方向に

チカラが入るように特に意識してました。

β(□-□ ) フムフム

他人が外目から見ると何か筋肉が強張ってトグロを巻いてる

ように見えるけど、実際は、反対に伸ばす指令&筋力が足りなくて

縮側の筋力が圧倒的に強いので勝手にトグロを巻いて来る感じです。

だから、何もしていない時も巻いてこないよう、常に伸ばす方向に

意識して気を付けていました。

・ 

発病後1か月以上は寝たきりで筋力も落ちてるのもあったけど、

歩行訓練の時は、非力な足の筋力スタミナが尽きるか?

頭が指令でダレて疲れてしまうか?どちらかがバテて終了。

大半は脳が疲れてあくびが出て眠くなって終了って感じでした。

(*´σー`)エヘヘ

頭が疲れてしまうと、脚の運びが遅くなったり膝が上げたりなかったり

要は、微妙に足を引きずる感じになります。

あと疲労が続くと徐々に活舌が悪く呂律も劣るようになります。

なので慣れて、徐々にフローチャートが出来て来た頃は、

幾分かは指令が楽だけど、不器用な左手でイチイチ、イチイチ

指令を送らないと動かないし動いたところで・・・・

ぎこちなく半人前以下なので

( ̄~ ̄;)ウムム

作業復帰して間もない頃は、バリバリ左手を使ってリハビリしようと

意気込むが、結局は「箸で筆を摘まんで文字を書く」ようなもどかしさ

&マドロッコシイく、イチイチ指令するのが億劫に感じがして、

いっそ全部、右手右足だけでやっちゃおう!みたいな体たらく(笑)

にも一時期陥りました。

(*´σー`)エヘヘ

結果的に、それでは片手作業と同じで非効率で、さらに左手を

使わないので、ますます上達しない元の木阿弥状態でした。

この時に「あー・・残念だけど、健康な時の自分の手足のような感じでは無く

ずーっと、左手はマジックハンドで左足は竹馬に乗ってるような操縦感覚で、

一生、この左半身には筋肉指令が要るんだろうな?」っと半ば諦めに似た?

感じにもなりました。

っが・・・・半年経ったある日から左足の親指、次に左手の親指と

徐々に(指令を送っても反応の悪いのに頻繁に使う部位から)

神経が繋がり始めた。

本当に末端神経が繋がっているのか?ただ単に右脳の中でシナプス

的な結合があったのか?は判らないが、その部分を中心にㇺズ痒くなり

時々、チクチクしたりボワァっと部位全体が痺れたりします。

β(□-□ ) フムフム

これがまた、前触れが無いので「あれ?なんで痺れる?なんでだ?」

っと急に怖くなる。

今思えば、トータル三回とも全て、2週間程度なった後に

神経が戻って以前より良くなってるんだが・・・・

「もしや再発?悪化?」みたいに恐れて、怖いのは拭えないですね。

(*´σー`)エヘヘ

っで、ココからが、書き残したい事なんだけど、上記の後、再び神経が

繋がるのか?脳梗塞前の普通の感じで左手&左足が動くようになる。

もうね?感激で涙が溢れてくるの(ノД`)・゜・。

「あー・・・そうそう!これ!この感じで動いてたよなぁ・・」みたいに

懐かしくて心地いいみたいな。

そして触覚&痛覚など感覚も(麻痺が取れて以降とは比べ物にならない位)

戻って、ちょっと触れたり、汗が流れたり、蚊に刺されたのが判るように

なってくる。

感じで言うと、先に書いたフローチャートの上位互換って感じ。

もっと命令は必要無いし、それと共にフィードバックも急に増えて、

例えば今まで不可能だった、左足一本でバランスを取れるようになったり、

左手に水の入ったコップを持って歩いても零さないようにバランスさせる

など、普通の事(笑)が出来る。

そして、最大の変化は「筋肉に直接指令を送らなくて良くなる」

コレは本当に大きく、大幅に脳が楽。

フローチャートの時は楽にはなっても基本、指令は必要でフォローも

必要。だけど、コッチは昔みたいに自分の意志で念じるだけで当たり前に

動かせる。あのメンドクセー指令自体が要らなくなる。

だから、先に書いたような「不意に・・・」の時に上手い具合に連動もする。

フラついてもバランスとって立て直せたり、例えば押されても

壁に手をついて壁に当たるのを防ぐみたいな事げ指令が無くても自然に出来る。

ヾ(*´∀`*)ノ

逆を言えば、それ以前は、上記みたいなのも無理で、フラついても自分で

バランスが取れず(受け身も出来ず)見事にバターンと倒れるし、

冗談でも壁に押されると、防ぎようが無くそのまま鼻が壁に当たってました。

後ろ向きにも何度かコケましたが、普通だったらコケないような程度でも

バランスも受け身も全く取れないので豪快にバターンとコケちゃってました。

それが、皆さんと同じように瞬間的に踏ん張ってバランスが取れるようになる。

ヾ(*´∀`*)ノ

色々試してる最中だが、脳の直接指令→指令は必要だがフローチャートが出来る

→の上位互換になるのか?皆さんと一緒、以前と一緒で自分の手足として

意志だけで(ワザワザ指令を送らなくても)普通に動く!!

(≧▽≦)

実に喜ばしい事なんだけど・・・・・

こうなると以前までの「筋肉に直接指令を送る」が

全く(使えなく?)使わなくなる。

命令は必要なく、頭からっぽで左半身を動かせるからスンゲー楽。

ただ、以前のリハビリで(筋肉指令で)覚えた左手指パッチンや

左手で洗濯ばさみを付ける動作(とは指令が違うからか?)

アレだけ練習して上手くなったのに、全部ヘタクソ(リセット?)に

なってた。

(ノД`)・゜・。

ソレと、今までは歩行の指令を送る際に意識して左足首を毎回高く

上げてたのだが・・・指令自体が必要なくなったので、左足を上げる意識は

最初に戻った感じ。だから意識したらずに足首が上げ足らなくなって

急に躓き始めたので注意が必要に。

ソレとは全然違うが左足親指→左手親指→左手中指と神経が復活した今

左半身にワザワザ筋肉に直接命令を送る必要がなくなった事で、

(逆に左手がこうなる少し前は、左腕&左手&指先だけは指令が

必要だった)一切、筋肉に指令を送らずとも、左も動かせるように

なった。左手で触った手触りとかチカラ加減とかは脳梗塞前と同様。

β(□-□ ) フムフム

っと同時に左半身の胴と言うか左の腰回り&腹筋も指令が

要らなくなってるし、なって気付いたが左の味覚(舌)も

数日前より格段にリアルで敏感で、以前の板前時代並みに

味覚が鋭くなった。

酒&たばこを辞めたのもあるんだろうけど、食事でモノを

飲み込む際に明らかに味覚や舌触りが以前より敏感になってる。

っと言う事は、逆に数か月前から味覚は治ってると

思ってたのに、軽く味覚にフィルターが掛かった状態だった事が

判明。どちらにしても凄い事で脳梗塞以前の感覚に近付いてる。

っで、先に書いたように、アレだけ散々苦労して覚えて

(ある意味、前人未到の達人の域に達したと自負してた)

我流の筋肉に直接指令は一切必要無くなり・・・・

(*´σー`)エヘヘ

同時にどうやって使ってたか、具体的な感覚を(数日前から

全く使わなくて良くなったので)恐ろしい位に忘れるW忘れるw

シッカリ覚えてて今後も併用出来れば特殊な指導員として

公演に回れたかも知んないのにWゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

冗談さておき、もう必要無いから、なんだろうけど・・・・・

忘れてしまっても良いのかな?なんか惜しい気がするし

誰かにこういう時はこうすれば良い的な具体的なアドバイス

が出来る筈が・・・・もう殆どどうやってたかもアヤフヤW

(*´σー`)エヘヘ

しかし、これまでの説明で判って貰えたと思いますが・・・

あの時、急性期リハビリの課題を(本当は動かせない筈の私が)

無理やり我流で曲がりなりにも筋肉を動かせたことで、

一般の歩行などのリハビリメニューを淡々とこなし、軽傷と

変わらぬ進行スピードで大幅に課題を前に進めた事で、

自立歩行まで進めた感じ。

動くか動かないかの最初に、曲りなりにでも動かせたから

リハビリの一般プランに進め結果的に奇跡的な回復で退院できた。

逆の見方をすれば、最終的に回復度の差はあれど、直接指令なんぞ

曲芸みたいな技を編み出さなくても、時間は掛かるだろうが

徐々に少しずつでも回復したかも知んない。

でも、それだと2週間のリミットには間に合わず、動作全てを

丸ごと覚え直ししなければならないとすると・・・

やはり、強引でも動くように進めた事が結果的に良かったのかな?

とも思う。

また退院後も毎朝の体操や素行練習を欠かさなかったから

刺激療法のように左足親指の神経が戻り出し、そうなったから

ジョギングも出来るように、仕事も復帰できた。

そう出来て、チカラ仕事も率先し、まだまだリハビリを

続けてたからこそ、左手親指、そして更に今回で左人差し指

それから左半身丸ごと指令を送らなくても

普通に動かせるようになった。

ヾ(*´∀`*)ノ

今思えば、あの無理くり編み出して独自で修得した

筋肉に直接指令を出す方法と言うのは、自転車の練習で言えば

補助輪アイテムのようなモノだったのかも知れない。

まだ乗れない(動かせない)私を補助して、一般のリハビリが

こなせるまでに格上げして貰ったようなモノなのかな?

あの時、何も工夫せず、動けー!っと念力っぽいだけで

「うーん・・・先生、いくら頑張っても、やっぱ動きません」

だったら、電気刺激療法から初める事になっただろうし・・

今ほどの回復は無かっただろう。

無理くりでも動き、少なくともチカラが入ってるのを先生達に

見て貰い療法士さんに「おっ?行けそうだね?」と感じて貰えたから

リハビリを進められた訳で、今やっと本当に神経が繋がって、いずれは

以前のように快適に動けるようになる。

(現在進行形で判らないが、たぶんそうだと思う)

退院前に医師から「そのうち、また昔みたいに意識しなくても

気軽に歩けるようになりますよ?」っと言われたけど

「バーカ、指令はやっぱり必要だから、そうはならねーんだよ」

っと捻くれて思ってたが・・・・

神経が戻って増々、以前のように自分の手足として馴染めば・・・

結果的に「昔の感覚が戻って来た」のと同じ事になる訳で、

ホント、以前のように鼻歌混じりであくびしながら散歩出来るかも?

ちょっとまだ、左手で掻くと血が出るほどでwチカラの入れ具合の

調整は必要ですね。昨日の今日なので、アレコレまだまだ慣れが

必要っぽいです。

でも、以前より道具や工具使っても、この前までとは比べ物に

ならないくらいに左手にチカラが入るようになってます。

継ぎ目や僅かな段差を左手の感触でも判るようになって来てます。

でも、嬉しくて使い過ぎて右手が疲れて痺れたり・・・

急に運動量が増え左足の筋力がヘトヘトでダルくなったりすると・・・・

あれ?「こんな超~回復してると思って勇んで書いてたけど・・

実は悪化してた」みたいな事にならないか?

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ツイツイ悪い方向にトラウマで不安になってしまうのは

半身麻痺が完治したとしても、治りそうにないなぁ。

(*´σー`)エヘヘ