月別アーカイブ: 2012年8月

遂に!百花蜜採ったどー!!

以前から、蘭ingで飼ってる日本ミツバチ。

親父は元々、その蜜よりも「受粉媒介=ポリネーション」として日本ミツバチを

可愛がっていたのですが・・・・・沢山、日本ミツバチを飼ってるのに何年も

「全く、蜜が採れない」と言うのも何なので・・・・(~~;)>

今年は、私も巣箱作りなどを協力して、分蜂(蜂が巣ごと増える事ね?)を複数回、

成功させました♪(^o^)/

 

っで!「今年こそは!!」っと言うことで、今日、採蜜作業をしてみました。

現在、5個ほど巣箱があるのですが、今回は以前から分蜂を繰り返している

強いグループの2つ。

この巣箱は、私がコッチに帰ってくる前からある、相当に古い巣箱なのですが、

うち1つは、採蜜を考えた「重箱式の巣箱」では無い巣箱なの・・・。

意味が判り難いと思うので、先ずは「重箱式」巣箱の方から、採蜜しました。

とりあえず、重箱式の一番上の段を切り離して、コチラは採蜜成功♪

蜜がギッシリ!ズッシリと重いです。暑いので蜜が溶けて滴ってます(笑)

 

日本ミツバチ(アジア・ミツバチ)は崖や木のほこらなどに、上から下に何枚かの

巣をツララ状に作ります。一番上が食料になるハチミツの貯蔵庫。真ん中付近に

さなぎ&幼虫。そして一番下が卵。っという風に、一枚の巣の中に分布してます。

この日本ミツバチの習性を利用した「重箱式の巣箱」で育てて、採蜜するのだ。(^o^)/

 

つまり、先ずは巣箱を、おせちの三段重のように作って積み重ね、ソコに蜂をおびき寄せて

重箱の中に巣を作って貰う。

っで、毎年、徐々に重箱の下の段に向いて、ツララのように新しい巣が伸びて来たら、

その下に、さらに新しい巣箱を差し入れて、下に新しいスペースを作る。

そして、一番上の重箱だけを切り離して取り出せば、貯蔵してる上のハチミツだけが

キレイに採れるって寸法。コレ、考えた人って偉いねぇ?

西洋ミツバチは、横向きに箱を作って、仕切りに巣を作らせますが、それとは違います。

 

普段は温厚な日本ミツバチでも、巣箱を触ると、流石に刺しに来ます。

だから、親父も私も完全防備をしてるんだけど・・・・・ぶ厚い手袋なので、

スマホのシャッターが下りなくて・・・途中の写真は「蘭ing」のサイトの方を

見てください。(アッチはデジカメなので、途中の画像があります)

じゃーん!!これが一段目の中身。すんげー!!ハチミツが満載だぁ♪(#^o^#)

一番上の「ハチミツ貯蔵層」だけなので、殆ど、幼虫やさなぎ、いわゆる「蜂の子」は

居ません。更にハチミツは凝縮され、熟成されているので、琥珀色になってます。(最高級)

 

因みに「ツララ状の巣を切ったら、巣が全部落ちないの?」っと心配されるかも知れません

・・・・が!ちゃーんと画像の中心付近に横棒を刺してあるでしょ?壁面にも巣が密着

してるので、上を切り離しても、それらの何処かに繋がってるので巣は落ちないのだ♪

んで、ハチミツ貯蔵層は、ミツバチ達がちゃんと蓋をしてるので・・・・・

包丁で「バスン!」っと蓋ごと表を切り取ると・・・・ドバー!!っと蜜が溢れ出す♪

それを、網に入れて上から吊るして、蜜を自然落下させます。

トローリ♪濃厚な蜜が滴り落ちます。

養蜂所さんなんかは、遠心分離機とかで一気に搾り出すんだけど、夏場なので

暑さでハチミツが柔らかく、ソコまでしなくても、一晩で自然落下するそうです。

 

また、強引に、このまま絞るオッサンも多いらしいのですが、慌てなきゃ、これで十分だし

絞ると、残った巣そのものや、数匹混じった鉢の子などの不純物で濁るもん。

ただ、盗蜜と同じなので、他の蜂や、元の持ち主の蜂が寄って来るので、ダラダラ

してるだけではダメですよ?蜜で溺れて、大量に蜂が死んじゃいますからね。

こんな感じで、自然落下で蜜が採れてます。

タップリ採れてますねぇ♪これで、まだ一つ目の巣だけです。

 

この後、もう1つの大所帯の巣箱を採蜜したのですが、コッチは「重箱式」では

無い「ただの箱」だったので、一苦労でした。

結局、「いつかは重箱式に移さないと!」って事で、巣箱から総ての蜂を一旦、

追い出して(ムチャクチャ攻撃してきますw)いくつかの巣を残して、巣箱ごと

破壊・・・(ToT)頼む!!新しい巣箱に引っ越してくれー!っと願って・・・破壊w

結局、3個分の巣を吊るしました。結構!初めてにしては結構、採れました♪

 

んま、本当はもう少し早い時期に採蜜しなきゃ、残された蜂たちが冬場を越せないリスクが

あるので、来年はもう少し早く採蜜しますね。

 

んで、私的にはハチミツの最高級である「混じりっけ無し!!超~純粋な日本ミツバチの

百花蜜」も嬉しいんですが、それよりも!!搾りかす!!「蜜蝋」の方ですよ!!(#^o^#)

これでまた!「日本ミツバチ自家製の蜜蝋WAX」が作れると思うと、嬉しくて♪(ワクワク)

SPF材の特徴

*最近、SPFのワード検索で、ココのページがHITするようですが

「roughish.net」(私の商用ブログです)の画像やこのページに

無断で勝手にリンクを貼る無礼者が増えてます。

┐(´д`)┌

ココの記事は皆さんに読んで貰う分には良いですが、ココは

私の「商用ブログ」なので、全て画像&リンクはお断りしています。

(≧∇≦)b

引用コピペや勝手にココにリンクを貼るような業者&販売サイトは

画像や文章すら自分で用意をせず引用すると言う輩ですから、

皆さん、あんまり信用しない方が良いですよ♪(≧∇≦)bチクリ!

さぁさぁ!SPF材を買ってきましたヨ♪

他の木材と違って、ホーム・センターで誰でも安価で買えるので便利♪

 

ただ・・・・・誰に聞かなくても何の知識がなくても買えちゃうから・・・・・

タダでさえ、あまり良い木材とは言えないので、ちょっと注意する点があります。

 

「SPF材」とは、Spruce(スプルース=トウヒ)、Pine(パイン=松)、

Fir(ファー=モミの木)の頭文字をとった総称で、北米のロッキー山脈とか

カナダとか・・・・あー言う、北米のでっかい針葉樹の事です。

成長が早いので、柔らかくて木目が浅くて、とても加工性が良いです。

逆に言うと・・・・・キメが荒く、木材としての密度が低くて柔らかく、

水分を吸いやすくて、腐朽菌やシロアリ等にも、とても弱いって事なんですが・・・(~~;)>

 

(良い木材、丈夫な木材と言うのは、成長が遅いので→密度が高いので→重いので→

硬いので→耐水性や耐腐食性が高い→加工性が悪い→値段も高い。

・・・例外もありますが、大体こんな感じなので、SPF材は、その真逆ですね。)

 

建築木材の規格「2×4(ツー・バイ・フォー)」とかに良く使われていますね。

建築で使われてるから丈夫なの?って意味では無く、「外壁で守られてて、外気には

触れない」って前提なだけです。

外壁や屋根、ルーフィングや、防水&防湿シートが万全ならば・・・っと言う大前提なの。

ヒビ割れや雨漏り、シロアリや床下の通気が悪けりゃ・・・・そりゃあ相当に・・・・

杉やヒノキとは、比較にならない程に弱いですよ?

何度も言いますが、SPF材が悪いと言うより「湿気の多い日本の風土に合わない」

って事です。

カナダのような、湿気の少ない、爽やかな涼しい気候では、全く問題ない。

それと比較したら熱帯ジャングルのようなムシムシ湿度の高い地震大国の

日本に乱用するから、欠陥住宅とかが多いだけです。

 

外人さんは(悪い言い方をすると)日本建築のような高等な技術は無いので(* ´艸`)

2×4を2本合わせて4×4みたいな・・・単純な計算しかしないの(笑)

2×4が最新工法って訳でもありません。ごくフツーの単純な木材規格ですよ。

んま、使う建築側から見れば、品質は安定してるし、使いやすい規格なんですけどね・・・。

 

「北洋エゾマツ」や、「ホワイト・ウッド」なんて呼び方もします。安価な住宅の大半は、

コレだったりしますネ。

2×4や1×4と言う、建築材規格の話は、以前の記事を参考にしてくださいネ。

 

簡単に言うと「エゾ松」「ホワイト・ウッド」「スプルース」「2×4材」「SPF材」は

殆ど、同じ意味だと思って良いです。

この松属の3種類は、松と言っても・・・・日本のクネクネ曲がった枝が沢山ある盆栽の松

みたいなイメージでは無くて、どれもモミの木などのクリスマス・ツリーのような真っ直ぐな

巨木です。

S・P・Fの三種とも同じ松属で、特に似ています。樹木や木目をパッ!見ても、

とても似ているし、分布も大体は似てるので、ごちゃ混ぜになってるって感じですね。

 

ホーム・センターで買える「SPF材」。つまり「2×4材」は四面プレーナー済み。

更にボーズ加工済みで、角も丸いし手触りが良いし、KD材(強制乾燥済み)なので、

木材としての品質(サイズや木質&水分含有量)は大変、安定しています。

 

その中でも、更に選ぶ時の注意点として、つまりは「白い松」な訳で・・・・・・

「節が多い」「反りやすい」「割れやすい」「水に弱い」「松ヤニ&アクが出る」のね。

 

購入する時は

「節が少なく」「反りが少なく」「ヒビ割れていない」「野外に放置していない」

「松ヤニやアクが出ていない」モノを選びましょう。

 

「節」は見て判りますよね?少ないほうが良いです。見た目の話だけじゃ無くて、

節が多いと、「木目が変わって捻りやすい」からですヨ。

「反り」も、板の薄い面の反りでは無く、タテ方向の反り!ペラペラの「2」側では無くて

まさかのぶ厚い「4」側ですぞ?タテが反ってて真っ直ぐじゃないと・・・・・どんなに

桟を足して修正しても、直んないですヨ。(薄い「2」側だったら、多少はOKです)

特に1820mm以上の長モノになると、目視で真っ直ぐ通っているか?だけでも

確認をしましょう。側面に節があると、結構、反ってるモノですヨ。

「松ヤニ」は見て判るでしょう。酷いのは・・・・ハチミツみたいにニチャ!ニチャ出てます。

後で、どーにか出来るものでは無いし、本当に厄介なので絶対にNGです。

 

「アク」は黒っぽいシミ。塗装すると更に目立つし、表面に出てるようなのは、ペーパー掛け

くらいでは取り除けないほど!意外に深い層までアクが入ってて、さらに、後からドンドンと

黒染みが滲み出てきます。ですが、ペンキで塗ってしまうなら問題ないのでOKです。

 

「ヒビ割れ」は木目が白くて・・・・見難いですが、あるとドンドン裂けてきます。

見えていない部分まで木目に沿って割れてくるので、絶対にNGです。

「野外放置」「水濡れ」は論外。あと、大量生産で製材過程が雑なので、打撃痕とか

引っ掛けた跡、欠けがあったりします。表面のプレーナーが逆目で妙に波打ってたり、

(プレーナーの回転刃で)エグレてるのも、稀にあります。

SPF材の殆どが、外周付近の「白身」や樹皮に近い「辺材」です。樹皮側過ぎて、

「丸み」がカブっちゃってる場合も有ります。裏表をしっかり確認しましょう。

 

「痩せ」「ヒケ」・・・・手で表面を触って、妙に木目状に凸凹してるものは、「お店番」が

長くて乾き過ぎ。水分含有量が少なすぎで、加工過程でドンドン毛羽立ってきますヨ。

 

あんまり、ホーム・センターでSPF材を一本ずつ選り好みなんて・・・・

恥ずかしくてナカナカ出来難いでしょうけど、同じ値段なら・・・

んね?・・・出来るだけ状態のいい物を選びましょうね。(#^0^#)

大量に積んであっても、50本中・・・10本くらいしかマトモじゃないロットもありますから。

 

んま、「広告の品!!」以外は、何処のホームセンターにも置いてるだろうし・・・

値段も大差ない規格モノですから、どーしてもソコに良いのが無かったら・・・・

諦めて、違う店で選びましょう(笑)

 

経験から言うと、大量に木材が良く売れてるホーム・センターは、(コーナ○PROとか、

パワー○メリなど)商品回転率が良いし、それだけ(同じように見えても)大工さんが

御用達!!だからなのか?SPF材に限らず、木材全般の品質も良かったりしますよ。

高野山クラフト・キャンプに行ってました♪

昨日、今日と「高野山クラフト・キャンプ」に出店してました♪(^o^)/

今回も、実姉「apois Factory」さんとのコラボ出店。

25mm厚の無垢の紀州杉板で作った、ミニまな板や例のラベル小箱などを

出品させて頂きました。ご来店&お買い上げ頂いた方々、ありがとうございました。

お蔭様で「ナカナカ(他のイベントと比較すると)売れにくい」と噂とは裏腹に(?)

「お買い求めしやすい木工小物」と割り切ってセレクトしたのが、功を奏したようで

思った以上に買って頂けました♪感謝♪感謝ですぅ。(#^o^#)

まだまだ、至らない点、反省材料が沢山・・・・出てきましたが、少しずつ

もっと!もっと皆さんに喜んで頂ける木工を作っていきますので、

どうか温かく見守ってやって下さいネ。

 

そそ!以前の「丸林さんの・・・」の本を参考に、オマージュ製作した「折り畳み机」を

販売台に持参したのですが、出店したお隣さん達に「コレって作れました?」って

褒めて貰えたの(^o^)/わーい♪

以前にも書いたように、あの「折り畳み机」は、本の寸法が間違って記載されてて、

そのまんまでは、折り畳めないトリック(なのか?)なんです。

実は私も「あれれ?」って、苦労して、自分で三角形の構成計算をし直したら、

全然違ってたので、独自で「パコン!」っと折り畳めるように寸法変更したって訳。

それを「おお!!」って判ってくれた方が2名も居たことが・・・妙に嬉しかった。

 

それと、やっぱり「出店者側」の製品と言うか・・・・他の出店者さんも、ご自身の

出店&陳列に苦労してらっしゃるみたい。

 

ガーっ!っとテント貼って、お馴染みのキャンピング・デスクを出して、布を敷いて

陳列・・・では、そのお店独自の雰囲気とか、テーマとか、心意気みたいのが

出し難いだろうなぁ・・・っと自分自身を含めて痛感(~~;)>

 

どうにか、低予算でオリジナリティーが出せる「陳列用」の木工。しかも、商品が

映えて、それでいて片付けや積み込みが楽とか・・・・そんな木工のご提案も

出来たら良いのになぁ・・・?って思いました。

今度、蘭ingの中に、「クラフト・らふ」と言うか、ガーデニング用の販売ブースを

作ろう!っと企んでいるので(笑)出店者さん達に「おお!!コレ良い!!」って

言ってもらえるような展示用の木工を色々と作ってみますね♪

 

良い点も、反省すべき点も、色々な発見があって、大変、有意義な2日でした。

是非!来年も(今度は自分で!)出店させて頂きたいなぁ♪