えーっと・・・先日は内部構造の考察をし故障個所を特定して、
交換する部品番号を調べて、発注したまででしたが・・・

早速、部品が到着。
324-211「ベアリングカバー」と
対になる324-212「ベアリングホルダー」。
前モデルのSV13YA及び廉価モデルFSV13YBも同品です。
筆頭すべきはヒコーキ&モノタロウの専用パッケージに
なってる事。つー事は製造メーカーのヒコーキに直接
頼むよりモノタロウの方が部品単体で持ってるのかもね?
β(□-□ ) フムフム
っで、前回説明したようにランダムサンダーは、モーターで
下部ヤスリ部を回転させつつ・・・公転もさせてる。

つまり、このセンターからズレて偏心してる事で、
このガイドの内周で楕円軌道してるって事です。
なので、その楕円軌道をガイドして受け持つパーツの
内周がアルミ製だからドンドン削れちゃう。
偏心だから稼働中は常にグワングワンと余計に
ガイドに押し付けるようにぶち当たる構造ですからね。

画像を見れば右側の古いガイドパーツの外周が、もう
0、01mmにも満たない程、ペラペラに削れてる。
左側の新品パーツと比較すれば歴然。
コレが原因で外周から外れ、同時に上下から挟み込んでる
2つのパーツが噛みこんで壊れるって事ですね。
指で簡単に折れるほどまでアルミガイドが削れて、
偏心に耐えかねて、ついに作動音が異常に大きくなり、
振動も増えて・・・
挙句、2パーツが外れて噛みこんで動かなくなるって感じ。
β(□-□ ) フムフム
同2つのガイドパーツが軟弱なアルミ製で無ければ・・
ですけど、敢えて弱くアルミ製で設計してるのでしょうね。
(*´σー`)エヘヘ
お蔭で安価なこの2パーツ(¥909+¥669)を
交換するだけで簡単に直っちゃいます♪
ヾ(*´∀`*)ノララーン♪

軸側の交換パーツ「ベアリングガイド」には
ベアリングを嵌める必要があるのですが、
プレス使うのも面倒なので、そんな時は
フリーズルブ(瞬間冷却剤」を使うと簡単。
(* ´艸`)
この手のベアリングと言うのは、少しキツ目に
設計されてて本来はアーバー工具使って外して
真っすぐにプレスで正確に嵌める必要がある。
しかし、
嵌める側(今回はベアリング)をキンキンに冷却して
0.5mmほど収縮させるか?
ホルダー側をチンチンに加熱して微妙に膨張させるか?
で専用工具が無くても、叩かなくてもスポンと嵌ります。
因みに、ガイド側パーツがアルミ製で狂いやすいので
今回は加熱しない方が得策ですね。
・
現代では、このように片方のパーツを氷点下まで
瞬間冷却する便利なモノやポータブル誘導電流加熱器
なんてものあるので簡単になりましたね♪

このように、削れてしまうアルミ製パーツを
定期的に交換すれば、このSV13FBはカナリ
安価で高寿命の優秀なサンダーですね。
因みに紙やすりの裏面が剝がれやすくなる症状には
マジックテープ式交換用の汎用台座パーツも
モノタロウで売ってますよん。
・
以前にも少し書きましたが・・・
AIってのは、こういうネットに数多ある有益情報を無断で
搔き集めて情報データベースとしてるが、とどのつまり
こういう風に実際に試して情報を生み出す事は出来ない。
メーカーもワザワザ事細かに説明なんて掲載しない。
利益優先ならサポートセンターで有償修理か?新品を買い替えて
くれた方がありがたいモノ。
┐(´∀`)┌ソリャソーダ
つまり、現実の本当に欲しい情報と言うのは、先駆者&有識者の善意で
載せたモノを他力本願でドンドン食ってるだけにしかならない。
その内に内容を読んでも理解出来ず、ドライバーも使えない人間が
増える近い未来には、もう有益でも無い、必要では無いんだろうけど・・・
(*´σー`)エヘヘ
つー事で「誰とく?」っぽいネタですが、同ランダムサンダー
SV13YBが壊れて困って検索してる人には大変有用なネタでした。
ヾ(*´∀`*)ノ