えーっと・・・
やっと大雨も止んで今日は晴れ♪
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
バンバン!乾燥を進めてまーす♪
んで・・・・(≧∇≦)bツギィ!
オーダー品の棚木箱の什器も乾燥中。
んで・・・この什器に傾斜保持させるご要望で・・
ご所望は、500mm奥行の場合は傾斜10度。
奥行が400mmしかない時は傾斜36度。
10度と36度では可変は無理なので別々製作して
2種類付属するとして・・・
10度展示用の傾斜保持台が完成♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ
コチラは・・・・
4基製作。全部畳めちゃいます♪ ( *´艸`)
あと、同色に塗装&ストッパー装備しますね。
(≧∇≦)b
んで・・・・もう一つ傾斜36度と大きい方は
「出来れば45度くらいまで可変できると(´~`ヾ)」
と言うご要望を頂いたのですがぁ ( ̄~ ̄;)
カナーリ物理的に不可能で難しいなぁ・・・
・
何が問題なのか?つーと・・・・
恐らく、依頼者さまの中では・・・
45度の場合は、更に角度を立てられる&
奥行が少なくても対応出来る。って発想だと思います。
・
だけど、例えば、その理論で可変だと仮定すると・・・
背面で傾斜(高さ)を決める接点が、最大傾斜角の
必要最小限奥行に設定する必要がある。
( ̄Д ̄;)アッ!ソッカァ・・・
つまり、45度に奥行を縮められると同時に
36度の時にも45度分の奥行に支持点が限られる。
不安定な位置で支えるしかなくなるのよ。
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・
利点より欠点の方が増える訳です。
もっと言ってしまうと、主眼が奥行長さになってますが
展示角度と言うのは目線の為に存在するので・・・
上段に棚があると、視野角がこれだけ遮られる。
つまり、角度は奥行で調整するのでは無くて、
見やすい角度メインで決める必要がある。
(つまり、そうなると大体の良い角度は固定になり
奥行で可変する意味合いは無くなってしまう)
更に・・・・
手前に引き出せば什器の先端角が棚より出るので
引っ掛けられやすいし、こー言う陳列をすると
無意識にお客さんは棚から距離を開けます。
(手に取って貰い難い)
また、別の発想も考えられますが、基本的に
斜めにすると手前に滑るモノなので、手前の角を
滑らないように支えるストッパーと、後ろから
傾斜を支える高さの軸ラインの背面の90度直角を
結合するのが前提。
・
具体的には、ズリ落ちそうになる手前の応力を
直角方向の重心で打ち消す。って意味ね?β(□-□ ) フムフム
・
つまり、図の上のように可変させても、自ずと
手前角と直角を結ぶ下側アームの長さ(奥行)が
決まってしまう。これを短くすると木箱を支える
視点が手前過ぎて不安定になる。
┐(´д`)┌
下図の構造が最も簡素で理想だけど、これでは
角度の調整は追加できたとしても、奥行を縮める
調整は出来ない。
( ̄~ ̄;)
これを両方叶えるとなると・・・手前角保持が
長さ調整機構で背面傾斜も高さ調整機構が必要。
複雑だし・・・多分、単品で1万円以上掛かる。
┐(´д`)┌
つーか、ソコまでして、10度と36度しか使わず
45度は結局、陳列が倒れたり、見辛かったりして
使わなかったら・・・・全くの無駄になってしまう。
・
色々対応出来るように・・・っと言うオールマイティー
は、利点が増える分、必ず「壊れるリスク箇所が増える」
「パーツ点数(コスト)が増える」欠点も増える。
オールマイティーと言うのを良い事のように思う風潮も
多いですが、実は詭弁で、裏を返せば・・・
「用途や展示角度が決まっていない。」
( ̄Д ̄;)アッ・・・
って事と同じ事で、左右どちらでも開く冷蔵庫は・・・
結局、開ける向きは大体同じになるし、カラーBOXの
高さ調整があっても、結局、組んだら調整しないモノ。
( ´,_ゝ`)プッ
オールマイティーが単なる「どうにでも対応出来るかも?」
の安心を得る程度なら専用にオーダーする意味合いが
薄れてしまう。
・
陳列と言うのはお客様の(視点)為にあって、可変だの
畳めるだのは、本来は2の次の話。
それら機能性や利便性を邪険にしたいのでは無くて、
無視して良いでは無く・・・
大事なのは「お客さんからどう見えるか?」
ココから少しでもズレる&優先順位が変わると・・・・
捏ねくりに陥る。
・
どうにか良い方法を考えてますが ( ̄~ ̄;)
コンパスのように可変にしたら解決する程、簡単では
無いの。
角度を可変すれば奥行が少なくても良い。は・・逆に
角度を立てると、とても難しくなるって事にゃの。(´~`ヾ)
45度でも36度でも、どっちでも(決めれば)製作は
可能ですし、奥行が深くても良いなら簡単な話。
ただ・・・角度を付ける理由が「奥行を狭めたい」と
重なると極端に物理的に難しくなるって話です。
(≧∇≦)bナルホド!