日別アーカイブ: 2019年2月15日

まさかの( ̄Д ̄;)エッ?

えーっと・・・進めておりましたオーダー品の

アクリル透明板の折り畳みディスプレイ什器。

φ(°ρ°*)チマチマ

トコロがぁ・・・作って行くと僅かな設計ミスが発覚。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

つ~訳でぇ・・・

新たに設計修正して・・・作り直し(* ´艸`)アハハ

殆ど見た目は同じなんですけどね?(´~`ヾ)

こー言う微妙な差と言うか机上と実際との違いが

私の考慮不足で、たまぁーに出ちゃう。

(´~`ヾ)タハハ

コレは、既に透明アクリル板を壁面に居込んで

保護シートを貼ってる状態。

手前にある5mm厚板が中間棚になります。

やっと基本構成が整って、折り畳み機構も仕込んで

後は取り外し可能の中間棚を施します。(*´д`*)フゥ

まだ色合わせ塗装が終わって無いですが(´~`ヾ)

最終的には、ココまで簡単&コンパクトにペッタンコに

畳めます♪ヽ( ´ ▽ ` )ノもーちょっと待っててくださいね。

(* ´艸`)スミマチェン

いやぁ・・・久々にやらかしたなぁ・・・(ノД`)・゜・。

丸っきり、もう一台分の部材が余っちゃったので

(´~`ヾ)タハハ

コレはコレとして新たに設計し直して、次回の新作什器

として再利用しようっと。φ(°ρ°*)ンーット・・

んでからぁ・・・(≧∇≦)bツギィ!

モノタロウに1個単位で発注してたベアリングが到着♪

( ̄Д ̄;)ハエェェ!

んま、資材屋に頼めば、何処でも買えるんですけど

個人レベルで一個単位で&カナリ特殊なモノまで

(品番さえ知ってれば)買えるって素晴らしい時代ですね♪

大体、このクラスのベアリングは、汎用サイズに

限られるんだけど、ホームセンターで一個¥500前後。

モノタロウで買えば大体¥150~250前後。

(↑資材屋でも同程度。コッチがメーカー単体定価ですね。)

一個ずつ買えるので全部バラバラに3種買ってみました。

前側の大きいベアリング「6002」の方は

一番左が純正を外したもの。次がNSK製。

次がNTN製の接触型両面ゴムシールタイプ。

一番右がNTN製の両面鋼板シールのZZタイプ。

こー言う風にバラバラに比較したり、違いを見たりも

出来ますね。(* ´艸`)

後端の小さいベアリングはNSK製とNTN製の

2種類を試そう。β(□-□ ) フムフム

無論、シールの違いだけで、各社全てサイズピッタリ。

知らないと何だか難しい事をやってそうですが、

ベアリングと言うのは規格で厳格化されてて、

もっと言うと、C3などのラジアル&アキシアル・

クリアランス(内部すきま)や充填グリースなど

使用環境や用途に細かく規格化&ラインナップされています。

β(□-□ ) フムフム

しかし、逆に言うと・・・・・

「自動車用」「自転車用」「釣りリール用」と言うような

専用的な区分けでは無く、品番が同じであれば、電動工具も

自転車も全く同じベアリングです。

それ専用じゃないと心配・・・ってのはド素人感覚で(* ´艸`)

そー言う風には元々ラインナップされていない。

ベアリングに限らず工業製品全般がね。

┐(´д`)┌

自動車や自転車や工具など、色んなメーカーそれぞれが、

何処にどの規格ベアリングを採用するか?で設計してるので、

余程に特殊なベアリング以外は、どんなジャンルであろうが

品番が同じなら同じ共通ベアリングです。

因みにこのベアリングは、某ロードバイクの前輪ベアリングと

全く同じだし、某ボール盤の昇降軸のベアリングとも全く同じです。

んで・・・ベアリングと言うのは、簡単に言うと

原始時代の重い石を動かす「丸太ころ」と原理は同じで

(ニードル・ベアリング)それを棒状では無く、小さい鋼球に

して円周に配したのが・・・

今回の最も使われてる深溝ボールベアリングって訳。

逆に言うと・・・どんなに高速回転したり、工場&風車みたいに

ヘビー重量級だろうと、全てベアリングの中の小さい鋼球それぞれ

が回転しながら僅かな点のような接地点で支えてるって事。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

だから転がり抵抗が少なくスムーズでカナリの重量&速度にも耐える。

β(□-□ ) フムフム

そして、その小さい鋼球が隣の鋼球と接触せず、全ての鋼球が

マイクロメートル(ミクロン)レベルで全て同じサイズじゃあ

無いと・・・ベアリング品質は保てない。

もっと言うと、内部の鋼球は硬い金属ながら、僅かにタイヤのように

潰れながら接触してるし、ベアリングを圧入する&軸が蓄熱する事で

金属とてマイクロメートル(ミクロン)で微妙に膨張してクリアランスも

変わる。だからC3とかC5とかベアリング内部クリアランスまで

更に細かく厳格化されてる訳です。

β(□-□ ) フムフム

今回、取り上げたベアリングは簡素な汎用ベアリングで、ソコまで

精度や細かい区分けは必要なく規格品番さえ合わせればOKですが、

ベアリングは簡単でありつつ・・・・凄く奥が深い。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

これはギア(歯車)でも潤滑油(オイル)でもシャフト(軸)でも

モーターでも・・・なんでも同じだけ広く、そして奥が深い。

規格化され交換OKな工業製品ながら・・・・

それぞれに、とても奥が深く、日本はそのノウハウ&製作精度の

高さがあったから世界トップレベルの品質だったの。

今や殆どの工業業種の大半は東南アジアに工場を移し、個々の

製造工員の技能レベルなんて全然ダメダメになっちゃったけど

( ´,_ゝ`)プッ

ただね?例えば、ナノレベルの精度。

高性能CNCで真っ直ぐ自動で機械で加工すれば出来る・・・・

っと思うでしょ?しかし、実は回転する切削工具ではどんなに

高性能であっても、慣性モーメントや加工時の蓄熱で、正確な

1ミクロン(マイクロメートル)までの平滑面は加工できない。

( ̄Д ̄;)エッ?

また、その機械の、そもそもの基準値&定規と言うのも必ず必要。

その基準が僅かに数ミクロンでも狂ってれば全自動の牙城は崩れる。

┐(´д`)┌

そう言う時には、人間が手で鋼をφ(°ρ°*)チマチマ

ミクロン単位で均一に削る「キサゲ」って言う手作業技術が

必要不可欠にゃの。( ̄Д ̄;)エッ?

素人目に見れば、全て全自動の最新加工を装備すれば、人間の

知恵や技術なんて一切必要無く、完璧な高精度なモノが出来る

ように思うかも知れないけど、実際は違う。

その大元になる数ミクロンまで正確な基準は・・・・

φ(°ρ°*)チマチマ卓越した人間の手作業技術が不可欠にゃの。

(* ´艸`)オモロイ

人間は曖昧でありながら、ある意味、ものすごく繊細。

簡単に忘れたり&見間違い&勘違いするほど曖昧で不正確なのに・・・・

手で触って0.1mmの段差は一般人でも気が付くw

この根幹を一番知ってて、大事に継承しなきゃいけない日本人が

こんな事すら知らなくなって他人任せになって不器用になる。

ギアのモジュール計算はプログラムで誰でも出来るけど、その

設計計算や実際の加工となると・・・・全自動では無理な事にも

気付かない。

人工知能やAIとか、ほざいても・・・・

その大元の「何が正しくて、何が不正解なのか?」を定義する

プログラムを人間が構成する限り、完全に自立独立した人工知能など

出来やしない。┐(´д`)┌ソーイウコト

世の中の他人任せなウワベと、本質的な部分(現場&実際)には

大きな乖離があり、それは加速度的に増えて、綻びが止まらない。

今回のように自分で設計して自分で創るものですら・・・ね?

(* ´艸`)クスクス