えーっと・・・・余裕がある間に(* ´艸`)色々と
試したい事があるのでぇ・・・
(* ´艸`)ルンルン♪
本日は「真鍮エッチング」ってのを、やってみまーす♪
(≧∇≦)bイェイ!
先ずは、真鍮板にマスキングとして黒色に
スプレー塗装しまーす♪φ(°ρ°*)プュー
んで・・・
ソコに高解像度レーザー焼き印を施します。
β(□-□ ) フムフム
そそっ!高性能の100万円くらいするCo2レーザーなら
透明アクリル板や金属にもレーザーで焼けるんだけど、
私の持ってる35Wごときでは、透明(透過してしまう)も
金属板(反射してしまう)もレーザー焼き印は施せません。
跡すら残らない。そーいうもんですがぁ・・・
こー言う風にスプレーマスキングした後なら、レーザーで
塗膜を剥がす事が出来ると言う逆転の発想で応用。
(* ´艸`)カシコイ!
普通ね?こー言うマスキングは、業者に依頼して「レタリング原版」
を作って貰ってマスキングしたり、レーザー印刷のトナーを熱転写
させる方法もあるんだけど、要は、ココのマスキング原版を
缶スプレーとレーザー焼き印で自分で好きなように創れるって事です。
β(□-□ ) ナルホド
っで、銅版画や電子基板をエッチングする為の薬品、
「塩化第二鉄水溶液」を使います。
これは強酸性なんだけど、サンポール(希釈塩酸)程度
で、そんなに劇薬じゃあない。この程度なら個人で買えます。
(≧∇≦)b
ただ、エッチングで、この水溶液に銅成分が溶け込む、この
液体に溶けた重金属とかが実に環境に悪いので、コチラの
商品は、ちゃんと廃液処理するキットも含まれてます♪
・
ちょっと詳しい事を書くと、ココに微量のクエン酸を入れると
溶けた銅が沈着しないので、銅版画でポピュラーな「エジンバラ液」
ってのにも出来ます。今回は、そのまま。
ただ、高価なんだけど2~3回で使えなくなるし、空気中の水分で
急速に劣化するので、廃液処理含め、保管はシッカリ確実に!
(≧∇≦)bハーイ!
因みに、今回は銅板や銅が含まれてる真鍮のエッチングの為に
この溶液を使ってます。鉄やステンレスやアルミニウムは不可。
コレとは別の方法でエッチングしますが、また次回にでも。
(* ´艸`)
んで、塩化第二鉄水溶液)エッチング液)に浸す。
あー、撮影用に表向きで撮影してますが、溶解銅が
沈着して反応が止まってしまうので・・・
ゲタを咬ませて、こー言う風に裏向きに沈めます。
他にもエッチング方法やブラストなんかも色々あるのですが
一番オーソドックスな手法で今回は体験して学んでます。
β(□-□ ) フムフム
この際も溶解反応速度を上げたければ40度くらいにまで
加温するのですが、加温させると液の劣化も早いので
温めず初夏の25度くらいの常温で30分浸してます。
コレが30分エッチング進行させた状態。
うんうん♪細かい描写も上手く腐食出来てますね♪
もっと促進させたり長時間漬けると、刳り抜いたり
深く彫れるのですが、浸食し過ぎて細部が潰れます。
加温促進させなかったのは、この為。
十分に時間はあるし焦ってミスると全滅ですからね。
んで、マスキング部分(黒スプレー)をシンナーで
除去したら・・・シッカリ彫れてますね♪(≧∇≦)b
再度、色を塗って磨けば・・・こー言う風に
彫れた部分に色が乗る♪(* ´艸`)カックイイ
コッチは周囲の枠と細かい文字が(*´д`*)アリャリャ
薄くなっちゃってますねぇ?浅い&深いは
エッチング反応の時間に寄るから、こー言う風に
別パーツにして時間を長くすれば良いでしょうね。
んま、個別にすれば、それはそれで切り口全てに
マスキングが必要になるので一長一短なんですけど・・・
(´~`ヾ)
こー言う風に、色々と経験やノウハウは観察&知識で
一回でも学べる事は多いし、改良点も見つかる。
廃液処理は判るけど、エッチング後に液を洗い流す水の
処理は?とか、実際にやってみないと判らない事もある。
如何にテストや実験で濃度高く多くの事を学べるか?
β(□-□ ) フムフム
エッチングを確実に成功させたいのでは無く(成功したけどw)
それによって学ぶ事の方が100倍大事で、もう確実に成功させる
糸口は見えたから、次の事を考えてます。
(* ´艸`)
コレで非力な35Wレーザーでも金属に施せる事は判ったし、
言っちゃえばトナー印刷も出来るんですから、エッチングだけなら
トナーでマスキングする手法もあります。β(□-□ ) フムフム
電解エッチングや、小粒ビーズのウォーターブラストとか
色々な方法があるので、色々と試してノウハウを貯めてるトコロ♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪