えーっと・・・連日、CNC切削加工ばかりでスミマセン。
ただ、自分の備忘録として記事に残しておきたいのと・・
もの凄く基礎的な部分&全体的な概念って、私が調べても
(自分が理解出来て無いので)随分、苦労したので。
(´~`ヾ)
前に書いたと思うんだけど、ネットでも専門書でも、
ズバリ!正解が書かれていたとしても、自分の解釈度が
足りずに、意味が理解出来なかったり、見方そのものの
視点が間違ってしまってると・・入って来ませんからね?
(* ´艸`)チクリ
私が買ったのは日本のオリジナルマインド社のCL420って
「小型CNCの作業面がデカいヤツ」って感じ。
この選択は、今でもベストだと思ってます。(≧∇≦)b
・
元々が自作ロボットマニアさんが会社作って製品化したような
感じなので、サイトもプロモーションもスタイリッシュ風なんだけど、
ガッツリ、マニアックで細部まで精通してるメーカーだと思うから。
「信念」的なトコロにシンパシーを感じる必要は無いけど(笑)
精通してる企業は「大事な選択をケチらない」←ココ!ダイジ!
(≧∇≦)b
簡単に言うと、創業者が苦労した製品化で部分とか・・・
例えばベアリングとか支持受けとか、大事な部分の設計や選定が
コスト削減&利益優先では無いから。
もっと安価な中華製CNCや3Dプリンターも粗悪とは言い切れないけど
残念ながら、合理的&効率思考では・・・・
コストの為、利益の為に大事な部分をケチっちゃう。
これは巨大メーカーであろうが、日本の企業であろうが同じ事。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
もっと大きな概念で言うと、CNCであろうが趣味のパーツであろうが
所詮は自己満足。業務用でも同じ事。線引きしてるのは自分だけ。
っで、機械や工具と言うのは「要点」と言うか大事な部分が
必ずあって、ソコは往々にして複雑で高価。だけど、開発者はソコに
苦労した経緯があるから、決してソコの妥協はしない。
┐(´д`)┌ソーイウコト
これが妥協してしまえるのは企業として肥大化した為に、
苦労も責任感も味わってない割り振られた人員が、その重さを
理解出来ずに合理的に判断を下してしまえるから。
要はケチっちゃいけないのに盲目になってしまう。
今、日本の大半の大企業がココに嵌って、衰退してますよね。
・
しかし、コレは消費者側にも責任があって・・・例えば
自動車や洗濯機、基本の事は「当たり前」として、本当は
性能の半分も使いこなせてないのに、説明書読まねーしw
自分のご都合、自分の間違った認識で、平気で酷評してしまえる。
┐(´д`)┌ヤレヤレ全く構造も理解出来ない主婦ですらw
・
つまり、良いか?悪いかも判らないでテキトーに買って使う人間が
増えるから、上記のような謳い文句や見栄えばかりで本質が
抜け落ちた企業や商品が蔓延してしまう。とも言える。
β(□-□ ) フムフム
まぁ・・・脱線しましたけど、私は大抵、モノを買う時は
価格や性能と一緒にメーカーの姿勢&イムズも見ます。
好き嫌いの贔屓目の好みの問題では無く、結果的に、そーいう
イムズが残ってて、要をケチってない商品を選ばなきゃ、
修理も出来ないし、購入動機の根底から狂っちゃいますからね。
( ´,_ゝ`)プッ
それが最終的に好みのメーカーになるんだけど、悲しいかな
日本のメーカーだろうが年々、薄れて行ってるし、良いマインドの
メーカーが一気に陥ったりも多いです。
決して「○○製だから安心」の決め付けでは無く、数年後には
方向転換して変わっちゃうかも知れない。それも流動的だから
常にメーカーの「今」を観ないと駄目ですよね♪
(≧∇≦)b
んで、3DCAD&3DCAMは、最王手のAUTOBESK社の
フュージョン360って言うマルチクラウドのプログラム。
それのスタートアップ支援ライセンスを取得して使ってます。
β(□-□ ) フムフム
コレも・・・ほぼ一択かな?CADで使う拡張子DXFやDWGは、元々
オートデスク社が開発し、それを他社が採用してるレベルだもん。
ただ、いきなり初心者が使うには多機能過ぎて設定範囲が広すぎて
使いにくい&解釈に時間が掛るようにも思う。
判って行けば・・・スゴイ事、有難い機能満載なんだけど、
そもそもの概要や使用目的が定まっていないと解釈が難しい。
・
うーん・・これはワードやエクセル、他のアプリでも同じだけど
「使い方」を授業的に学ぼうとすると余計に混乱する。
つーか・・・授業的に学ぶ方法論(学ぶ側の姿勢・マインド)が
間違ってるから、マジメな人ほど苦労するし全体把握が遅れる。
・
んま、コレは学び方や探求心、知識の会得や好奇心にも
共通する部分だから、これ以上は割愛しますが・・・・
(* ´艸`)モゴモゴ
・
要は、3DでCGや図面を描く事で生業にしてる需要があったり
CAMも専門的で生業需要があるから、大きな俯瞰で解釈しないと
結局・・・
「使い方は覚えたけどプレゼン資料や年賀状は手書きで
書いた方が早い」になりかねないw
本質的に学ばなきゃいけないのは方法や概要であって、
機能やコマンドじゃないですからね。
(´~`ヾ)タハハ
っで、カタチがあって、それをエンドミルで彫る(又は
3Dプリンターで積層させる)ツールパス(経路&設定&指示)
をCAMって言うんだけど、CAM単体では動かない。
先ずはCADでカタチを設計して作らなきゃ次に進めない感じ。
CADはまな板と包丁であって、加工する魚や肉がCADって感じ。
・
んま、その魚や肉をPC上で描くのみでもCGアニメやポリゴン
CGイラストやPC設計士と言う特化分野があるから、ココに
終始してしまうと3DCADから抜け出せなくなりがち。
質感テクスチャー貼っても意味ねーし、効率的にデザイン複写
する技術も必要ない。単純に立体を描ければCAMに進めた方が
良い。CNC切削にとってはCADは手段でしかなく目標では無い。
・
っで、次にCAM。これは、完全に専門分野で、頭の中で立体的に
X軸Y軸Z軸が、どう走査するのか?が理解出来てないと難しい。
( ̄~ ̄;)ウムム
んま、彫る最短&最適ルートは自動演算で出来るんだけど、
どんな形状&サイズのエンドミルで、どの回転速度で、
どの方向からどの程度彫り(削り)進めるか?
3Dプリンターだったら積層させるか?
これをイチイチ全項目、理解して指定&指示しないと駄目。
逆に言うとCAMで出来るのは、その範疇まで。
シュミュレーションで実際に彫れるのを確認したら・・・
設定した全てをGコードってプログラムに吐き出す。
・
その吐き出したGコードを、購入したCNC切削機のドライバー的な
USBCNCって基盤&プログラムに読ませる。
Gコードは、各社CNCメーカーによって違うから「ポスト処理」と
言ってオリジナルマインドに付属してる「USBCNC」用に
Gコードを書いてね?っと言う指示が要る。
っと、この地点からアソコまでこの回転数&この速度で進めと
言うGコードが実際のCNC機械に指示して動き出す。
・
んで、実際にCNCを動かしてみると、無理させて強引に彫ってたり
差ほど彫らなくても良い部分をしつこく彫ったり、イチイチ無駄に
動いたり・・・っと言う不具合が見つかる。
じゃあ、CAMの設定&ツールパスを見直そうか?見直したGコードを
再度演算出力&保存して、それをCNCに読まして改良して行く。
エンドミル刃を変えたら、削る直径と中心は半径差分ズレますから
ひとつで全部は無理。イチイチ刃を変えたらCAM設定も変えなきゃ
行けないし、エンドミルをセットしたら、また原点(削る先端)を
設定指定しなきゃあいけない。
・
このエンドミルを交換すると全部設定が変わるし、そもそものゼロ点が
狂う。だから、高価な業務用CNCの刃は自動で(毎回同じゼロ点になる)
エンドミルが交換できるようになってる。って訳。
手動交換は「刃を交換する」煩わしさより、その刃に合わせたCAMの
書き換えと「その刃のゼロ点を再設定」する煩わしさが付きまとう。
・
っとまぁ、大まかだけど、コレ。ホントに聞けば判ると思うけど
これをちゃんと説明してくれてるサイトが少ない。っと言うか無い。
・
つまり、ザックリで良いからCADで立体を作って・・・
CAMでツールパスを設定して・・・・
ポストをUSBCNCに指定してGコードを保存して・・・
USBCNCのプログラムにGコードを読ませて動かす。
こーなってるんだな?って概念が判ってないと
ナカナカ理解するのが難しい。
・
CADで設計図面もCGもポリゴンも描けて・・・っと
なると数時間は学ばないと駄目だし、それが目的の
場合じゃないCNCを動かすだけなら基本的操作だけ
覚えてれば何とか事足ります。
・
CAMのトコロで「ポスト」で悩むと思うんだけど、
オリジナルマインドの・・・とか何々社のCNC機器の
事では無くて、CNCを動かすドライバ(USBCNC)の事。
ツールパスで設定するエンドミルは、その都度、
その都度設定して指示しなくちゃダメ。
「何処を」「何で」「どの回転数で」と言うのは
生真面目なPC君はイチイチ指示してあげないと駄目。
自動保存で項目が埋まるけど、シッカリ見て確認しないと
ダメ。
何を削る時に、どの程度の深さでどのくらいの回転数で?
っと言うのはエンドミルメーカーやCNCメーカーに
許容値データーが記載されてます。
固いモノは浅く&遅くが基本ですが、慣れて来るまでは
イチイチ許容値データーを見て設定しなきゃ折ります。
・
関係無い人にはマニアックで「なんのこっちゃ?」と
思っちゃうと思うけど(´~`ヾ)
コレね?ホント、何処かに書いてて欲しかった。
(ノД`)・゜・。
上記は知ってて当たり前。って感じだから、何処から
学べば良いのか?学校の教科書みたいな段階式じゃ
無いので、知らない新出単語や概念が多すぎる上に、
CADの利用目的が多岐に渡る経緯上、どれもがCADに
偏り過ぎで、CAMも職人的な「慣れろ」感が強くて
判り難い。
要はCADでどれだけ描けても、所詮はPCの画面の中の
仮想の話だし、CAMはCADデーターが無ければ何も出来ない。
CNCもGコードを直接、自分で打ち込めば動くには動くけど
BASICプログラムとほぼ同等だから、ポスト処理で自動で
吐き出す。
それら一連が理解出来ないと動かせないって構図。
・
私の構成の場合は、CADとCAMが同じファンクション360
実際のCNC切削機(CNC)と付属のドライバ(USBCNC)が
同じ開発元ってだけで、CADとCAMが別々のプログラム、
CNCとドライバ(ポスト)が別々と言うのもザラにある。
っと言うか、以前はバラバラで自分に合った選択構成が
普通だったから、こー言う風にそもそも互換&一貫性が低い。
それぞれが専門職なので、一貫して学びにくいみたい。
・
こー言うのは別にCNCとかに限らず・・・例えばクラウド
使うアプリやキャリア携帯のバックアップや、例えば
遠隔会議のZOOMとか、何でも新しい事を学ぶ時に
概念と言う俯瞰視点が大事ですよね。
・
例えばZOOM会議なら、ホストが部屋を作って、部屋の
番号と入室用パスワードが必要だな?
ソコに入るなら、他のアカウント、ログインと同じく
先ずは「サインアップ」(自分を認識させる)と
そのアプリを起動させて「サインイン(ログイン」
する。
アプリでログインだのサインインだのパスワードだの
訳が判らないまま・・・って方も居るかも知れないけど
「クラウド」と言うインターネット上で管理するシステムが
一般普及してきた分、基本的に理解してないと判り難い筈。
・
「サインアップ」と言うのは、自分を自分だと登録するって意味。
大抵は名前(多くはメールアドレス)と「パスワード」の
2つで、ココで任意に設定するパスワードは自分で暗記できる
方が良い。当購入サイトの「会員登録」と同じ事ですね。
(≧∇≦)b
「サインイン」と言うのは、上記、名前(メールアドレス)と
パスワードの照合で、ソコでの貴方を貴方と認識させる為。
簡単に言うと、「山」と言えば「川」で合言葉みたいな事。
っで、ZOOMに入室するのはサインインする必要があるし、
それとは別に、その会議室の番号と合言葉(パスワード)が
必要。って事。
理解してる人には「当たり前じゃん?」と笑われるけど、
理解して無いと「えっ?パスワード?なんだっけ?」
「あれ?おっかしいなぁ?」とかなっちゃうのw
・
っで、CNCを使う上での「どれがどの役割で、どうなってて
何処まで出来ないと使えないのか?」が判り難かったので。
上記概念が判ってるだけで各Webに書かれてる内容は咀嚼し
やすくなります。
んま、コレもCNCを使えてる人から見れば「何、当たり前の
事を書いてんだろ?」って思われちゃうだろうけどね?
(´~`ヾ)タハハ