日別アーカイブ: 2018年9月12日

ダスティ・ピンクの色味合わせ

スッカリ秋めいてヽ( ´ ▽ ` )ノ

気候的に涼しくなって来ましたがぁ・・

夏場に大活躍した愛用の業務用扇風機を

倒してしまってグラ・・( ̄Д ̄;)アッ!

首が折れた(ノД`)・゜・。

折れたと言うか・・・首振り機能がグラングラン。

┐(´д`)┌アーア

っで、修理&解説を兼ねて・・・分解(≧∇≦)bゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

扇風機の首振りと言うのは、中身がこーなってて

羽根を回す動力から縦軸にギア駆動させてて・・・

このギア(左の細いギア)から右の大きいギアに

動力を伝えてる。

んで、その大きいギアにクランクが付いてて、

その往復運動変換が、首振りとして機能するの。

んで・・・この(首から上の重量を受け持つ)

大きいギアが割れた。って訳。

本来は、こーなってて、首を無理矢理に振ると

カチカチッっとノッチするのは、このギアです。

後ろのノブを押すと、左の細いギアが動いて

大きいギアと連結→首振りするって訳。

(≧∇≦)bナルヘソ!

逆に言うと、このギアで首から上の全ての重量を

受け持ってるから、倒したり強引に首をひん曲げると

このプラスチック製ギアが割れる。

んで、支えが無くなるからグラングランになっちゃうの。

んで、エポキシ2液接着剤でギアの割れを修理。

(強靭にギアを修復できるなら)コレで直せます。

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

こんなトコロの構造が判っても、しゃーないと

言えばそうだけど、中にちっちゃな小人が

入ってるのでは無く(* ´艸`)人間の英知が詰まってる。

たった、こんなパーツひとつにすら設計者が居て

色んな試行錯誤の上で成り立ってるのら♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ♪

んで・・・・(≧∇≦)bツギィ!

現在、複数個オーダーを進めてる「植え込み額縁」

某花屋さんから一括してオーダーを承ってるのですが

それぞれ、オーダー依頼時にカスタマイズと言うか

細かい注文&ご希望が添えられてる訳です。

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース

んで・・・「四方にバラのレリーフで、カラーを

シャビーのダスティーピンク」って言うご依頼。

 

色見本(カラーシート)を持ち込んで頂いたのでぇ

φ(°ρ°*)自家調合してます。

少しくすんだ淡いピンク色なのですが、実際には

色調的に白と赤と・・・・灰色(黒)と黄色が

微量入った色ですね?(≧∇≦)b

↑この色分析が出来ないと調色と言うのは出来ません。

因みにシートに一滴だけ落としてるのが調合した色。

厳密に言うとラミネートされた艶ありの見本ピンクと

艶ありの液体ペンキの状態で幾ら厳密に色調色しても

乾けば艶消しになるので、当然、艶ありと艶消しの

明度差は必ず出ますし・・・・

全体に塗った時、またアンティーク風に色を

塗り重ねた色とは微妙に必ず差が出ます。

なので、厳密に色合わせ(出来ますが)よりも

全体に施した色相的に(ニュアンスや色イメージ)

出来るだけ、見本色に合うようにアレンジしてます。

(≧∇≦)bナルホド!

なので、全体的には色味は合ってるけど・・・

照らし合わずと必ずしも「敢えて」一致しません。

┐(´д`)┌

つーか、見本の色そのまま単色で塗れば、単に

野暮ったいし、全体的に黄色が立ってオレンジ気味に

見える。ディティールの陰影やアンティーク塗装の

明暗もあるので、全体的に暗く見える。

その辺りを最終的に塗り重ねで「色相を合わせてる」

って訳です。(≧∇≦)b

色を忠実に調色する技術は、それなりに難しいのですが

(´~`ヾ)

更に、それを施した時の(依頼者さんは想像出来てない

まだ見ぬ現物の色)全体的な色相バランスを配慮しないと

完璧に色合わせしたとて「なんか・・・思ってたのと違う」

っとなっちゃう訳です。←コレが技術的に鈑金屋並みにムズい。

特に指定色となると、余計にその辺りはある意味、

思い入れ&イメージがあるので・・・厳格に!

そしてある意味、イメージ先行で曖昧だったりするので

・・・

その相反するバランスをとってアレンジ調整(さじ加減)を

施してます。

(単に全く同じ色を塗ればOKと言うのはPC内だけです)

これとて「画像として出力」してる画像を見せてるので

現物とは微妙に色が違って見えます。( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

「人の色イメージ」や・・・←コレ大きい

「人の肉眼(色弱&思い込み含む)」「光の当たり具合」

「撮影カメラのスペック&補正」「モニターのスペック」

と、そもそも媒体が違うモノで完璧に色を合わせるのは

不可能に近い。 ( ̄~ ̄;)

ただ、ココでハッキリ!調色工程を見せてるように、

ほぼ完璧に色合わせしても、それで終わりでは無い。

って訳です。調色ってのは、ホントに奥が深いですヨン♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ