月別アーカイブ: 2021年11月

マニアックな話

メカが苦手な方には全く興味が無いと

思いますがぁ・・・

ものつくりにはセンスや技術だけでなく、

機能や機構的な部分の理解も必要になって来る。

( ̄~ ̄;)ウムム

特に木工や金工と言う比較的、固いモノを

加工する場合だと物理法則が判って無いと

何でそうなるのか?例えば上手く行かない時に

原因と対策が判らなくなっちゃう。

ココが苦手と言う方も別に良いとは思うけど・・・

こと私は避けようが無い。っと言うか、むしろ好き♪

もしかすると、理系的な事、難しい事を避けたい人も

居るかも知れないけど・・・違うよ?

( ̄Д ̄;)エッ?

私が物理や化学が好きなのは、森羅万象の理だから。

物理や化学が全てを解き明かす・・・では無くて

地球が出来てから何万年も何億年も、ずーっと同じで

人間が出来てる事と言えば「既にある森羅万象の事象を

解明してるだけ」に過ぎないの。

β(□-□ ) フムフム

つまり、新しい事、最先端のモノっぽいけど・・・

原始時代もローマ時代、江戸時代なんでも良いけど

ずーっと不変。今まで判んなかった事が長い年月を

掛け、人間の英知で徐々に判って来た。

その応用だったり発明で進歩してるんだけど・・・

大元は不変。まだまだ判らない事の方が多いってだけ。

( ̄Д ̄;)ハァ・・・

つまり、法律や国や経済や思考など人間の感情や素性で

コロコロ変化しながら進化する文明とは別のジャンル。

ココが解釈出来て無いと、嫌い&苦手になるかもね?

ただ単に「何でこうなるの?」を「神様の・・・」と

解釈するか?「こー言うモノ」で最初から理解しないか?

だけの事で、不変は不変で人間は争う事は出来ない。

β(□-□ ) フムフム

雨が地面から降る事はねーし、願いで動いたり変化しない。

常に一定の法則=物理法則で理解さえすれば良いだけの話。

難しい計算式の話では無くて・・・

学校教育が悪いのか?学ぶ側の姿勢が悪かったのか?

微妙だけど、文系と理系と言う分け方は嫌いなんだけど

人間社会で生きて行くには文系が必須。だから大半が

親しみやすくて選ぶんだけど、ホントは両輪の世の片側

だけしか学ばないような感じになる。

でも、実際の事象の殆どが物理的な理系で、コレは既に

文系と比べると解明済みが多くて一度覚えると不変。

上記の文系思考方だと「機械の調子が・・・」と言う

感覚になるけど、文系だと「何かに原因がある」と言うのは

明白。

モノを失くしたりってあると思うんだけど、物理的には

地球上から物体が消えるなんて事は無く、失念してるだけ。

探せば確実に見つかる。失念してしまえる本人が探して

見つかるか?どうかは別だけど、もし消えたらノーベル賞ものw

( ´,_ゝ`)プッ

感情的には「捜索に費やすより清く諦める」為に、しゃーない

と言う解釈で済ますのが人間として順当だけど、本当に物体が

消えたり神隠しと言う事は無い。夢が無いのでは無くてね?

妥協点であり、潤滑部分でもあるから否定はしないけど、

自分の失念ミス&見つけられない事を「消えたかのように」

解釈してるだけに過ぎない。

まぁ・・・それのせいで無用な悩みが絶えないのが人間だけど

それは、また今度にでも。

(* ´艸`)

っで、例えば、CNC切削の話だと、削って回転するドリル刃

(エンドミルって言います)は回転してます。

電動工具のモーターの大半は右回り。つまり右に彫り進んで

行く感じね?

丸ノコはタテ向き回転なので、上から下向きに刃が回り、

上から部材を押し付けるように切ります。(ダウンカット)

テーブルソーは刃が下から生えてて後ろから前に刃が回り

前から部材を押して切る。コレもダウンカット。

逆向きだと危ないですからね?構造上、そーなってます。

β(□-□ ) フムフム

ドリルやネジもそうですね?上から押し付ける(彫り進む)ように

上から下に、右回転してる訳です。

β(□-□ ) フムフム

では、CNCの場合、上から下向きはドリルと同じなんだけど・・・

例えば回転してる刃が横向きに動いた時、右向きに動かすか?

左向きで動かすか?芯側から徐々に穴を広げるか?

外周から削って徐々に小さくして削るか?で違う。

アップカット&ダウンカットと言う概念(どちらも利点欠点がある)

があり、それで刃に負担が掛かったり切り口がキレイじゃ無く

バリが出ちゃう事もある。

私がプログラムミスでポキポキ折っちゃったのは、このミス。

β(□-□ ) フムフム

素人目には機械なんだからチュイーンっと削ってる訳だから

右からでも左からでも上からでも下からでも・・・一緒?に

感じるかも知れないけど、切削時間も刃の寿命も切れ味&負担も

全然違ってくる。木は繊維があって当然だけど、金属や単一樹脂でも

シッカリ違いが出るのです。

つまり、エンドミルには回転方向があって、それに沿って

彫り進めるか?逆向きに彫り進めるか?で大きな違いが出る。

コレを概念的に感覚で判って無いと、上手い事行く時と

失敗ばっかりする違いが判らなくなっちゃう。

( ̄Д ̄;)ヘェ・・

また、回転するエンドミルに対して1Dとか0.5Dとか

「刃が削ってる面積」で表す部材の真ん中(左右ともに

ある状態)で彫り進むか?端のように刃の片側だけ彫るか?

でも違うし、直径に対して何パーセント刻みで彫り進めるか?

回転数は?送って行く速度は?彫り進めるピッチは?

これらは感覚的な要素は全く関係なく、ただ物理法則を

理解して従っていくのが正解。

判り難いかも知れないけど、経験則や勘と言うのは

この数値を漠然と捉えてる状態って事ね?

β(□-□ ) フムフム

例えば・・・・包丁の場合「魚は引いて切る」

「獣肉は押して切る」んだけど(素人目には

ギコギコに見えるけど全然違います)

板前時代、上記を踏まえた上でワザと刺身を

押し切りしたり肉を引いて捌いたりしてみた。

(* ´艸`)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

全ては「昔からの正攻法」が理に適ってるんだけど、

キレイに柳包丁の円弧に沿うように逆さに押して

切っても同じだったりします。

牛肉も削ぎ落す仕草を逆向きに引いて切っても同じ。

片刃&両刃によっても違うしチカラの掛かり方

抜け方(滑らし方)でやりやすいはあるけど

ちゃんと物理法則、包丁が細胞壁を断つ原理を理解して

「上手く刃を滑らせて切れば同じ」だと知ってた。

↑普通はコレを試さないから違いが判りようが無く、

その道のプロだとしても固定概念に縛られる・・・って訳。

これは日本のカンナが手前に引くのに対して

欧米は押して削ったり、彫刻を引きメインか?

押しメインか?でも同じ。

つまり、人間が使う道具は不安定要素の人間メインで

人間工学、筋肉の動きに合わせてるようになってるだけ

と言うのが判ると思います。

β(□-□ ) フムフム

んで・・・CNCの場合はエンドミルの回転方向に依存する

部分が多い。コレは避けようが無いので従う。って訳。

これらは右からが好きとか穴から進めるか?は

好みの問題では無く刃の回転方向に従うしかない。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

私って固定概念がぶっ飛んでるように思われるかも

知れないけど、面白がって探求心で色々試すから、

上手く行く根本を見極めるのが早い。そー言う事です。

( ´,_ゝ`)プッ

やっちゃダメな事、取り返しが付かない事はしませんが

「そうは言うけど何でダメ?」って事は大抵、試してますw

んで、「あー、なるほど」と言う事も多いですが・・・

「えっ?本当は特に理由は無いんじゃん?」ってのも

結構あったりします。

本当の意味で理に適ってる・・・のと、そう言う風に

初心者にも判りやすく決め事としてるのね?とか・・・

世の大半は「ソコまで探求せずに、そうと言う事にしてる」

遥かに低い次元(どっちでも大差ない次元)で、あーでは

無い、こーでは無いだのを言ってると言うのが良く判る。

いわゆる鵜呑みの「屁理屈」ってヤツです。

( ´,_ゝ`)プッ

なので、上記の思い込みの固定概念なら無視してるw

だから・・・革新的&ぶっ飛んでるように見えるだけです。

だけど、物理法則をぶっ飛ばすような事は絶対に出来ないの。

どれだけ技術が進もうが、どれだけ願おうが無理。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

っで、これまた人間の感情的には自分が正しいと思ってる

事に対して執着してしまうので、根底からソレを覆されると

自分が否定されたように反発してナカナカ理解しようとしない。

感情的に仕方のない事で、これはバカにしてるのでは無くて、

私自身もそう陥る可能性もある。

( ̄~ ̄;)ウムム

だから、柔軟に常に刷新して行かないと駄目で、その理解を

早くする為にも、イチイチ反発してしまい気味&理解に苦しむ

他人や情報よりも、率先して自分で試す方が嫌でも理解度が早い。

多くの人は、ココで面倒になって歩みを止めるから成長も止まる。

その典型が老害で・・今、爺婆をバカにしてる人は常に刷新しないと

やがて自分が第二の老害に陥ってる事に気付かない。

β(□-□ ) フムフム

ココが難しいトコロで人間感情の難しいトコロ。やがて時代が

変わり、常識や定説が覆される事はままある。

しかし、物理法則が覆る事は決してない。ココをごちゃ混ぜに

すると「難しい事はわかんなーい」になっちゃう。って訳。

マス目?格子?

以前からマス目仕切りを作ってますがぁφ(°ρ°*)チマチマ

如何せん、実際の作業精度の難しさって判って貰いにくい。

(*´д`*)アワワ

そりゃあ手間も掛かってるのは判るのですがぁ・・・っで

(数多に世にあるので)結局、ナカナカ判って貰えない。

(ノД`)・゜・。

差し込み式の仕切りや格子と言うのは、ご想像の通り

凸凹の組み合わせなんだけど、切り込む間隔や幅だけ

では無くて、厚みも角度もピッタリに出て無いと出来ないの。

木材の膨張収縮もありますし・・・それが想像よりもカナリ

難しく、0・2mm以下の誤差でも集積すると歪に見えて

ナカナカ上手く作るのが難しかったりします。

(´~`ヾ)ニャハハ

っで・・・ミニチュアサイズになると、どうしても・・・

その僅かな誤差が致命傷になってしまう。

( ̄~ ̄;)ウムム

ピッタリ切り揃えた筈なのに・・・ピッタリにならない。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

計測しても誤差レベルでも見た時に歪に見えてしまうの。

引き出しだったら固くて入らないし、互いに組み合わせて

創るので、何処か一か所でも誤差があるとリカバリー出来ない。

神経を使うし、素人が見ても判らなくても・・私が気になるw

(`・∀・´)エッヘン!!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

っで・・・・

CNCを併用して小さいマス目を作ってみた♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノスゲェ!ピッタリ!

あっ!そうそう、マス目仕切りは、こー言う風な

パーツの組み合わせで創るんだけど・・・・

コレは柔いバルサ材じゃあ無くて固い松材で

ピッタリで製作してます。

まぁ、以前から創ってたので、もしかしたら

「へぇ・・・前から創ってませんでした?」

って思われちゃうかも?(´~`ヾ)タハハ

でも、今回は精度が段違いに上がってて、

全てのマス目がピッタリ20mm角サイズで

狂いゼロ!!接着しなくても合い嵌めだけで

シッカリ剛性が出てます。

(≧∇≦)bソーナノラ♪

んま、実際、指も100円玉も入らないミニサイズで

ミニチュア以外、実用性ゼロなんですが( ´,_ゝ`)プッ

コレを応用すれば、もっと小さなマス目も創れるし

例えば、組み木や格子の模様組みも出来るかも?

(* ´艸`)ワクワク♪

探求は尽きない訳ですが(* ´艸`)モゴモゴ

私は割と、こーやって作ってる風なのを掲載してますが、

例えCNCを持ってても、相当に苦労すると判ってるから。

実際、私も既に幾つも直面して克服してるからw

CNC持ってても、そう簡単には出来ません。

┐(´д`)┌アマーイ

逆に言うと、機器を揃えて、細かい調整をすれば

幾らでも簡単に量産できちゃう。だから市販品の

マス目は「おいおい、こんな値段で出来んだろ?」

って言う低価格を実現出来てるとも言えます。

「たった一つのミスも許されない」息を止めなきゃ

ダメな程・・・シビアな苦労は機械化で出来てしまう。

(*´д`*)アワワ

ある意味、恐ろしい事だし、ある意味、面白い。

(* ´艸`)ケケケッ

モチロン、工場みたいな事は狙ってませんが、

大量生産には出来ない小回りが「市販品同等の

クォリティーで実現出来る」のは、モノ凄い差。

長い修行を経て修得する技術が、全然、別の・・

PCに向かってアレコレ調整する技術の方が上回る。

モチロン、誰でも簡単に・・では無いし、この先

幾ら技術が進もうが、物体に対しての加工は必ず

物理法則と修正が必要なので、その辺りを学んでる

最中なの。やってみないと判りませんからね♪

β(□-□ ) フムフム

もっと早く結果と言うか現物で良いモノが出来れば

判って貰いやすいのですが(´~`ヾ)

可愛いモノや便利なモノでも、先ず精度が要で

特に現代の日本は精度があって当たり前。ですから

ソコにようやくミニチュアサイズでも近しい高精度で

創れるかも?って話。

(≧∇≦)bニャハハ

ミニチュア・キット化?

えーっと・・・水面下で「みにちま」←ミニチュアの意

を製作中なのですがぁ・・・

ふと・・・製材してて思った。

こー言う2mm角棒とか・・・2mmの薄板とか

4.5mmの角棒とか・・・

ネット見ててもミニチュア作家さんって、素材を

切るんだけど、あんまり(タテ切り)挽かないのね?

私は必要だから、自分の欲しい厚みの部材を

シャンシャン切ってるけど(* ´艸`)

ソコソコ良いテーブルソーが無いと正確に挽けないし

そんなにバカ程の数量は要らない。

β(□-□ ) フムフム

単品で、そー言う部材も売ってるんだけど高価だし

欲しいサイズが無いとか、長さが少し足りないとかも

あると思うの。

こー言うコマとかもね?恐らくなんだけど・・・

ミニチュア作家さんの製作に部材に割ける時間って

限られてるし、ソコがネックになってるようにも

思う。組み立てたり塗装に集中したい筈。

実際、作ってる私が思ってるw

(´~`ヾ)ソーイウコト

「最初から欲しいサイズの部材が売ってれば・・・」って

私も思う。

( ´,_ゝ`)プッ

確かにプラ製や代用できるモノ、熱可塑や紫外線硬化で

扱いやすい素材も沢山あるんだけど、バルサ材やベニヤ板

だと、どうしてもキレイな木目が出難いし、加工しやすい分、

強度的に弱くて脆い。

β(□-□ ) フムフム

私が使ってる杉やパイン材なら数mmならカッターでも

十分切れるし瞬間接着剤でも糊でも、くっ付く。

重さ&強度的にも丁度良い感じで、加工性も程良い。

こー言う、欲しい&思うような素材があれば

ミニチュア作家さんも製作が進むのかなぁ?っと。

ゴリゴリ木を切るんじゃ無くて、作業デスク上で

サクサク進めたいと思うんだよなぁ?

(*´д`*)ポワーン♪

製材って言ったらオッサンが大量生産したがるんだけど

もっと繊細でキメ細かい配慮があって、少量で・・・

の方が良いんじゃない?っと。

β(□-□ ) フムフム

作家さんじゃ無くても、初心者さんにも・・

コレ、組み立てると「ミニチュア木製パレット」

に組めちゃったりします。

(* ´艸`)ホホォ

好きな色に塗ったり、エイジング&ダメージを

加えれば自分好みにアレンジし放題。

こー言う感じ。可愛いでしょ?(* ´艸`)ムフフ♪

まだ、素地としてプレーンな完成品で売るか?

キット化して販売するか?考えて無いけど・・・

以前に創ったミニチュアワイン木箱とか(* ´艸`)

含めて、欲しい!って人が居ればキット化も

考えてみようかなぁ?

ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ♪